2016年11月30日 (水)

特別展「茶の湯」(予告)

 東博(東京国立博物館)で、来春、こんな展覧会があるそうです。

 特別展「茶の湯」(17年4月11日~6月4日)。
 東京国立博物館(上野)で茶道美術の大規模展が開催されるのは37年ぶり。馬蝗絆、ムキ栗、卯花墻などの名碗が一堂に。
 詳細は→http://chanoyu2017.jp

 10月には知ってたのに、ついぎりぎりになってしまった。
 いちばん得と思われる、ペア券(2枚で2,000円。バラで使用可)の販売は12/4までとのことです。

 と、この話をお茶の稽古でしたところ、
 たちどころに「買っといて!」となりました。「ペア券っていっても一緒に行かなくていいんでしょ?」
 「だって、お茶の展覧会って混むんだもん」
 「何人かで来て、そんでひとつの展示物の前で長い長い」
 「ひとりが説明始めちゃったりして、まー時間かかる」
 …みなさん、散々な言いようです。まあ事実だけどね。

 「空いてるところから見る」「最後の方から見る」等々、ひとりで鑑賞するのに慣れてる人が言うこともだいたい同じ。

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2016年9月17日 (土)

昼の月見

 十五夜。

 昔は、出窓に団子とすすきを飾って月見をしてたけど、隣の建物で見えなくなってから、すっかりやらなくなりました。今や、「あれーそういえば昨日だったっけ?」と思い出すくらい。

 さて、そんな折。

 今年の淡交増刊号「2016年淡交増刊号 干菓子百選 選ぶたのしみ、 贈るたのしみ」が、なかなかの充実っぷり。
 知ってるのも、なつかしいのもいっぱい載ってて、これこれ、「鳩サブレ」の豊島屋の「小鳩豆楽」、かわいいよねえ、と母と盛り上がり、日本橋三越に寄ってきました。

 1,080円

 そこで見つけた「名月」のお菓子。そうだ、十五夜だった!

 中央のうさぎだけ黄身餡

 中央にうさぎ。満ち欠けする月は、栗でできてます。

 これはいいねえ、と昼間から大いに月見で盛り上がりました。

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2016年8月28日 (日)

三郷花火大会・2016

 三郷で花火を観るようになって初めて、花火大会が延期になりました。

 じゃあ、宴会は?

 「線香花火大会に変更~~」と、お客さま。

 線香花火は用意してないので、やっぱりただの宴会、というか、毎度おなじみ大宴会。
 その後数日、「あれおいしかったー」「作り方教えてー」の連絡が飛び交いました。

 そして、花火。
 ひとりじゃつまんないから行かないかなあと思ったけど、最初の花火が上がった瞬間、やっぱり飛び出していくのです。 

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 動画はこちらから↓。音とともにいきなり始まります。
 
 三郷花火大会 19:38五輪花火 2016/8/26

 三郷花火大会フィナーレ 2016/8/26

 やっぱり、これだけ近くで観られるところはないからねえ。
 余所の花火大会に行かなくなるわけです。

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2016年7月11日 (月)

つばめ

 今まで気にしたことなんてなかったけど、

 母の病院とか父の施設とかいつも行く和菓子屋さんとか、つまり毎日出入りしているところにこぞって、つばめが巣を作ってる。

 「静かだけど、人の出入りが多いところに作るんですってねー。だから商売繁盛っていうらしいですねー」と和菓子屋さんのご主人に言うと、「そーなんですかー」と、いささかげんなりした様子。「出て行ったと思ったら、また入ったんです」。
 2回も作られちゃ、ねえ。そんなことってあるの? と思ったけど、中古の巣でまた子育てするってのがあるようです。

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 母の病院では、毎年つばめが巣を作るそうで、準備も万端。(ちゃんとフンよけに段ボールが敷いてある)。

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 ちょうど一階受付のそば、外が見えるところ。見舞客がご飯食べたり、入院患者が外をみながらくつろいだりするスペース。

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 「オペラグラス、持ってきてー」と母が言い、つばめを眺めながらお茶会。

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 いつしか「つばめのところ」と呼ぶようになり、

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 「おっ、ひなが孵ったねー」と眺めていたら、

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 突然、巣立ってしまったようです。

 つーまんないのー。

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2016年6月23日 (木)

家族茶道体験

 「家族茶道体験」の前々日。

 「花が、・・・ありません!」と泣きついて、お茶の先生のところからいただいてきました。

 2016/6/17 20:26

 やれ一安心。元気だし、蕾も固いし。
 しかーし。
 この日も暑かったけど、翌日はもっと暑かった!

 2016/6/18 17:04

 翌日の夕方。
 あちこち道具だらけで、唯一死守した「わびさびの空間」(「この棚の上には、余計なもの置いちゃ、だめ!」 とうるさく言うので、うちの大学院生が命名)に所狭しと載せたけど、いかんせん、暑い。
 夏椿(左からふたつめ)が3輪とも、開きそう。

 2016/6/19 9:59

 そして出発直前。
 夏椿、全滅。(この直後に落ちました)。
 他も全体的に弱々しく・・・。

 でも、いざ準備が始まると、花を気にする暇がなく。
 というか、和室は受付時間(開始30分前)になるまで開かないって、そんなのある!?

 材料100人分

 こちらは和菓子づくり指導のバジルさんがご用意くださった材料(!)。
 「暑いから、練切生地の柔らかさ管理が大事だー」とおっしゃってました。
 いつもほんとに、ありがとうございます。

 さて、本日の企画は以下のとおり。

***

 家族茶道体験―スカウトは礼儀正しい

青少年が毎日の生活のなかで自分の行動を律するものとしてボーイスカウトでは「おきて」を唱和します。野外生活や社会奉仕活動もこのおきてをもとに行いますが、3番目は「スカウトは礼儀正しい」です。本事業では「礼儀正しい」を実践するため、茶道講師による茶道の基本動作・振る舞いを学ぶことで、地域の子どもたちに対し「礼儀作法の基本」を体験していただきます。併せて、お菓子作りを行い、茶道の楽しさも体験します。

 日時:2016年6月19日(日) 13:00~16:00
 場所:三郷市文化会館 中会議室・和室

【目的】
 礼の仕方、お茶のいただき方など、基本的な作法を学ぶ
 実際にお茶を点て、和菓子を作ることで茶道の楽しさにふれる

【スケジュール】

11:00 スタッフ集合
 ・和菓子準備
 ・会場設営(DVD確認、茶碗、お盆、お湯用意)

12:30 受付開始

13:00 開会
 ・開会あいさつ
 ・講師紹介
 ・日程説明
 ・DVD上映

13:30 和菓子づくり (全体で)

14:10 茶道体験(1)
 ・A、B班 和室へ移動
 ・C、D班 引き続き、お土産用に和菓子づくり

15:05 茶道体験(2)
 ・班を入れ替えて同様に行う

15:50 まとめ あいさつ

16:00 終了

**

 ここにある「DVD」というのは、これ(「お茶で豊かな心を 裏千家 マナー教室」)。
 「なんかさあ、全体で観られるの、ない?」と家人が言ったところ、「これ、学校茶道の人が使ってた」とバジルさんが紹介してくれました。「お辞儀の仕方」「お菓子とお茶のいただき方」が入っていて、ばっちり。
 でもわたしが密かに気に入っていたのは、部屋に入る際、きちんと靴を揃えている様子。これよこれ、こういうのが欲しいのよ。

 DVDに合わせた説明の際、「部屋に入るときは、きちんと靴を揃えるのよっ」と言ったときがおっかなかった、と指摘されてしまいました。

 DVDの後は、いよいよ和菓子づくり。

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 こんなの作れちゃうなんて、ねえ。
 (拡大写真は、バジルさんのページで!)
 みんな説明を待ち切れず、せっせと作り始めてます。
 それ、ほんものの練切だからねー。そんなあっさり、体験できるもんじゃないんだからねー。
 でもまあ、子どもたちにはそんなの通じないので、ひたすら作ってます。

 ひととおり和菓子ができた後は、いよいよ二班に分かれて「礼儀正しい」部門。
 バジルさんとともに、心強い助っ人に入ってくださった、煎茶の教授にして裏千家もなさってる純嘉さんが、和室に入る際、びしばしと「靴を揃える」を指導。

 「はい、みんな一列でついてきてー。まず、(お菓子を載せた)お盆を預かるわね。そしたら、後ろ向いて。きちんと靴を揃えて。それからこっち向いてね。よくできました!」

 これを、子どものみならず、付き添いの保護者や指導者にもがっちりやります。知り合いのおじさんたちが、厳しく指導されてる様子が・・・おもしろすぎる。

 全員で「真・行・草」の礼の練習が済んだあたりで、「お土産用のお菓子づくりができちゃった」中会議室からのSOS。「たぶん、時間余るよね」と言っていたところです。

 そこで颯爽と純嘉先生が、「水出し煎茶」の説明に赴いてくれました。
 前日の打ち合わせで「じゃ、それでつなぐわ」と言ってくださるあたり、いつもながら心強い味方です。

 さて、ちょっとさびしくなった和室では、空の茶碗で、お茶のいただき方の練習。
 その後、全員で和菓子をいただき(そりゃおいしいに決まってる)、順繰りにお茶を点てます。事前に特訓しておいたローバースカウトと、ベンチャースカウトが指導補助。おおっ、ふたりとも、けっこうちゃんと出来てるよ!
 このあたりは行き当たりばったりで、当初は「向かい合った片方が点て、片方が飲む」予定でしたが、結局、「自分で点てたのを自分で飲む」になりました。

 二班を入れ替えて、順調に進んでいたところ、今度は家人からSOS。
 「時間が、大幅に余る。最後にみんなまとめて和室に集まってお茶飲むってできる?」

 できますとも。

 まとめに全員和室に座り(ほんとの茶会みたいに、きっちきちに入れちゃってみる? なんて言ってみましたが、もちろん、そんなむごいことはしません)、「おなかいっぱい!」のひと以外、神妙にお茶を飲んで終了。

 白珪尚可磨

 問題の花は、

 蛍袋・水引・突抜忍冬・筋擬宝珠・下野

 バジルさんからいただいたのもあり、どうやらなんとか、もちました。
 (蛍袋って、強いのねえ)

 そして終了後、片付けに駆けずり回ってたところ、「前向きに脱いだままにしちゃった」草履を、子どもたちが直してくれてのが・・・嬉しいやら、はずかしいやら。

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2016年6月11日 (土)

一期一会

 回復期リハビリテーション病院で、母はせっせと歩行訓練中。(多いと1日4コマくらいある、スパルタ。でも療法士のみなさんがやさしくて一生懸命なので、母もがんばってます)。

 ほんとは、広々とした食堂兼デイルームでやりたいんだけど、食事制限の人もいるので、ちょっとねえ、と思っていたところ、家族や見舞客がお弁当を食べているスペース、発見。

 敷物は、永楽屋の手拭

 道具一式を入れた保冷バッグを置いたあたりで、右からのものすごい視線を感じたけど、手ぬぐいを広げ、茶碗を出したところで、ついに、「お茶? 表ですか? 裏ですか?」。

 「裏です」
 「そーーなのぉ。わたしね、表千家都流なの。もうやってないけどね、海外のお客様をずいぶんお招きしたのよー」

 声の主は、大きなボタンが印象的なモノクロの服を颯爽と着て、白髪におしゃれな黒い帽子をかぶった御婦人。
 「どれくらいなさってるの? 15年? そうよねえ、最低、10年は必要よねえ。お茶は、総合芸術ですもの」

 会話は続く。まあまあ、どうぞ、こちらにおかけになって、と隣の椅子を勧める。

 「撫子」「蛍火」各324円

 さて、この写真のとおり、お菓子は2個しか用意してません。
 (教訓・お菓子は常に、余分を持つべし)

 「どうぞどうぞ、召し上がって」と母が勧める。
 「いえいえ、まさかそんな」と御婦人は一応断る。
 「どうぞどうぞ」とわたしは懐紙に載せたお菓子を勧める。

 そんなそんな、と言いながら、ごそごそとかばんをまさぐり、「ハッピーターン」をくれました。

 「旅箪笥ってのがあってね、こうやって一式仕込んであるのよ」
 「拝見したこと、あります。これはもう、ありあわせのもので。茶巾もぐちゃぐちゃで申し訳ないんですけど」
 (教訓・茶巾もちゃんと準備すべし)
 「このお菓子も、おいしいですねえ」と、しみじみながめておられる。
 「それは浦和の、白鷺宝というのを作ってる、「花見」というお菓子屋さんのです」
 「ああ、知ってるわー! あそこはこういうのも作るのね」
 「ちょっと小ぶりなんですけど」

 そうこうするうちにお茶が点ち、
 「あの、すみません。・・・ちょっとお湯が熱くて。もうちょっと冷ましてポットに入れてくればよかったです」

 「お先に」「お点前ちょうだいいたします」とおっしゃり、茶碗を手に取り、
 「・・・もう少し後で、いただきますね」
 (教訓・沸騰したてのお湯をポットに入れるべからず。いくらなんでも熱すぎる)

 ややあって、一口召し上がり、「おいしい・・・。でもまさか、ここでお茶をいただけるなんて」と涙ぐんでいらっしゃる。

 「実は、主人が今日こちらに転院してきまして」とひとしきり状況説明があり、「私も昔、お茶やってたんですよ。あら俳句もなさるの?」と母も話し、いよいよ盛り上がってきたところに、「おかあさん! 早く早く、おとうさんがちょっとたいへんで」と女性が駆け込んできた。

 「今、こちらで、お茶いただいてたのよー」
 「あ、どうもすみません!」と頭を下げて、でも(「それどころじゃないっつーの!!」)という気配が漂ってくる。その感じ、よーく、わかります。

 「しばらく入院してますので、またお目にかかるときがあったら」と母とあいさつして、「おいしかった・・・。ほんとに、ありがとう」としっかりわたしの手を握っていかれました。

 「部屋番号、言っておけばよかったんじゃない?」
 「うん、言おうかと思ったけど、ばたばたしちゃったから」

 そのうち、またお目にかかることがあるかもしれません。

 「あ、そだ。宣伝しておけばよかった」
 「なにを?」

 これです。「家族茶道体験」。なんと来週日曜、6月19日に開催。

 「もういっぱいじゃないの?」
 「まだなんとかなる。というか、30人も40人もおんなじ気がしてきた」

 茶碗まみれ

 家に戻ると、
 茶道体験の準備が宴たけなわです。

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2016年5月15日 (日)

特別展「真田丸」

 「赤髪の白雪姫」2ndシーズンの放送が3月で終わっちゃったので、毎週楽しみに観てるのはもう、「真田丸」しかない。
 「信長」だの「秀吉」だの「家康」だのは、もう飽き飽きしちゃって、最初は「まーた、戦国かい!」としか思わなかったけど、角度が変わると世界も全く変わるもんですねえ。

 というところに、「2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」」の内覧会ご案内をいただいたら、一も二もなく参加します。

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 さて、江戸東京博物館

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 待ち時間表示があるってことは、既に相当人気らしい。

 入ってすぐ、赤いコーナー。

プロローグ 日本一の兵(ひのもといちのつわもの)

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 正面奥の肖像画が、「真田信繁画像」。

  「平服で、どちらかというと貧相なイメージですよね。でも武将がいつも甲冑を身に着けているわけではない。まずは日常生活があってこそ、です。そのあたりを感じ取っていただけたらと思います(以下、括弧内はギャラリートークによる)」。

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 中央、ヘルメットのようなものは、信繁の頭形兜(ずなりかぶと)。
  「あっさりしているでしょう。付属品もなくて。普通は兜というと、もっといろんな飾りがついてるものと思われていますが、その多くは勝利者のものなんですね。これが当時の信繁の状況なんです」。
  「真田信繁という人は、若いときほとんど出てきません。華々しく活躍したのは最後の二年間だけです。信繁の所用品は数少ないので、下の台を赤くしてます」

  ほんとだ。赤い。兜の台も、その隣の「六連銭文馬印」の下も赤い。

第1章「武田と真田」

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 「武田家にまつわる資料を展示しています。合戦の屏風もありますが、まずはこちらをご覧ください」

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 ぱっと見ると、その上の絵しかわからない。
  「長槍です。約5メートルあります。これをご覧になってから、合戦図を見ていただけると、よりリアルに感じていただけるのではないかと」
 物干し竿にしか見えない、こんな長いものを振り回してたんかい。
 刃の部分(穂先)をケース越しに測ってみたら、約7センチ。先はこんなに小さいのかねと思っていたら、図録に「残念なことに後世の簡易な穂先に替えられてはいるが」とありました。

第2章「第一次上田合戦から小田原合戦」
 「真田家が大名として独立する場面です」

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 古文書たっぷり。
 「勇ましそうなものよりも、考え方を伝えるものを展示しています」

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 そしてここにも赤い台。
  「最古の信繁の書状です。「弁」という幼名がわかります」

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 上杉景勝の具足も展示。 どうしてもさっきの、つるっとした兜と比べてしまう。

第3章「関ケ原合戦と真田」

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 「重要文化財(関ケ原合戦図屏風)を展示してありますが、まずは、こちらをご覧ください!」

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 長い!
  「関ケ原合戦絵巻、上下二巻です。5メートルあります。特注ケースを作ってもらいました。絵巻は時間軸で見て取ってもらえますから。こちらは小学生のお子さまに大好評で、じーっと眺めてますね。字も崩し字ではないので、はっきりご覧いただけると思います」

 下巻の頭(画面左手前)で「真田伊豆守信幸」「本多佐渡守正信」が進軍していくのをばっちり確認。
 (注:後期(5/24~6/19)は、「関ケ原合戦図絵巻」という、別の絵巻が展示されるようです)。

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 さりげなく「直江状」もあるし、

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 さりげなく「徳川秀忠所蔵の高麗茶碗」も。

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 そして、「遺骨より推定復元された」という石田三成画像がけっこう凛々しくて、
 その隣の「真田信之画像」(江戸時代)が老獪に見える。

第4章「真田家と桃山文化」

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 「ここはいわば、一休みのコーナーです。合戦から離れた日常生活、日常生活がある以上文化があるということを、そこはかとなく感じ取ってほしいです。・・・静かに重文も飾ってあります」 静かな重文は、展示時期によって異なりますが、小袖、胴服、屏風。

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 まあそれよりやっぱり、「あ、文琳茶入がある」「屈輪香合がある」と思っちゃいますが。

第5章「大坂冬の陣・夏の陣」

  「ここだけで、他の章の3つ分、あります。この展示の主役は、まず真田信繁その人。そして、彼が活躍した真田丸、大坂の陣です。九度山での生活から合戦が始まる前、そして大坂の陣がどういうものであったか俯瞰していただければ」

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 「まずは九度山での生活。湯釜なんかあって、まだ静かですね」
 左の赤は「真田信繁書状 蓮華定院宛」「真田信繁書状 左京宛」。
 説明書によると、「左京宛」には「この壺に焼酎を詰めてもらいたい。壺の口はよく締め、その上に紙をはっておいてください」なんて書いてある(!)

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 いよいよ大坂夏の陣・冬の陣。

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 左に冬の陣。

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 右に夏の陣。

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 そして中央。
 「真田丸がどういう形だったのか、なるほど大坂城の東南にあったのだなと。大坂城の立地条件を、高低差5倍にしてビジュアル的に作成しました。南西の堀が深い、東南側が手薄、などがわかります。最新の研究による、かなりいいものになったと思ってます」。

  中央で上映されているビデオは「絶筆~書状にみる大坂の陣~(約2分)」。

 「冬の陣では、城はどこかすぐにわかります。右の夏の陣では、まあ城は北にありますが、野戦だったとわかります」

 「(展示してある屏風絵の)真ん中が爆発してますね。この頃は、盛んに大砲などがぶっぱなされる戦です。最初にあった、素朴な長槍ではなく、大砲が使われました」

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 「大砲(フランキ砲)の左にある盾、推定15キロの盾に空いている穴は、鉄砲の穴です」

 その右、 赤い台の上は「諸国古城之図 摂津真田丸」「僊台武鑑」「諸国古城之図 岡山御陣城」。

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 「ともに戦った、後藤又兵衛の甲冑(日月竜門蒔絵仏胴具足)もあります。あとは大坂諸将の所用品も」 。

 この写真の右に、冬の陣で初陣を飾った、徳川義直(15歳)の白旗と吹流(これまた縦に長い!)。
 「関ケ原以降に生まれた若武者にとっては、これが初陣だったわけです」

 待ちに待った戦でもあるわけね。わくわく、しちゃってたのね。

エピローグ「信繁から幸村へ」

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 黒本尊が化身となって家康を助けた、という「黒本尊縁起絵巻」。

「家康が戦って打ち破った人物ですから、信繁のことはあまり悪く書いてないんですね。むしろ、あっぱれな敵と書いた方が家康の評価が高まる」

 「あーおもしろかった!でももっと見たい!」けど、あと五分しかない。
 大急ぎでグッズ売り場。

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 赤い。

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 赤い。

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 ここも赤い!

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 「戦国なんて飽き飽きだ」とか言ってたくせに思わず、 「城郭名鑑クリアファイル」「戦国武将名鑑クリアファイル」「真田信繁花押入りチケットファイル」買っちゃいましたよ。

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2016年4月 1日 (金)

茶箱登場

 3/10の梅

 もう梅が満開だと思ってたらとんでもない。
 日々病院に通っているうちに、桜が咲きました。

 さて、そこで。

 大変お久しぶりです

 以前(2007年!)に買った茶箱の登場です。

 西棟3階

 ナースステーション前のホール。ちょうど人がいなくてよかった。
 「あら? ピクニックが始まるの?」
 「お茶? いいわねえ。仕事じゃなかったらいただきたいわー」と、通りかかった看護師さんたちが、口々に。いつも気にかけてもらってありがたいことです。

 並べてみた

 茶巾は、茶筅が入ってた蓋の上。
 茶杓の代わりに、ちっちゃいスプーン。抹茶は缶のまま。
 母の作った極小茶碗。(退院したら、このサイズをいくつか作ってもらおう)。

 桜餅

 ますます人気らしく今日は3人待ち、南桜井・細井の桜餅。(雑に持ち歩いてたら、崩れてしまった)。

 収納中

 抹茶は、20グラム缶がちょうどよさそう。(これは40グラム缶)。
 濡れた茶巾は、小さいジップロックにぴったり入りました。

 これで全部

 布巾と、敷物にした手ぬぐいと懐紙を入れたところ。
 袋類はいろいろ工夫の余地あり。茶筅入れも探せばありそうだし。

 うさこちゃんにぴったり

 うさこちゃんの保冷バッグに収まったところ。

 三郷の桜もすごいのよ

 「まーったく、なにやってんだろうねえ、病院で」とくすくす笑いあって、帰り道は桜満開。
 毎日花見です。

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2016年3月 3日 (木)

ひなまつり・2016/疑問点まとめ

 今年は、諸般の事情で、姉がひとりで(!)おひなさまを出して飾りました(!!)

 「3時間近くかかったかも」とメールが。そりゃそうでしょう。たいへんだったねえ。

 なんせ、7段組むのも複雑怪奇。(ひなまつり・2014(組立と下克上)

 「紐を結ぶのに相当手間取りました」

 これね。(ひなまつり・2011/烏帽子
 めんどくさいのよ。特に大臣のは。

 「取りあえず飾ったけど、いろいろ違ってると思う。チェックをお願いします!!」

 写真みないと、さっぱりわかんない。
 というわけで、見比べたり並び替えたり正面を揃えたり(ひなまつり・2009)して、返信。

**

 ほとんどだいじょうぶだったけど、以下のところを直しといた。

 ・茶箪笥とか重箱とか調度品の並べ替え
 ・烏帽子の紐、ついでに向きも揃えた
 ・右大臣と左大臣は毎年もめるけど、どうやら、おじいちゃんが向かって右みたい(ひなまつり・2013(岩田さんの兜)
 ・そして、岩田さんの持ってるのはかぶと!

 いやあ、記録しとくもんだわ。

 ひとりだとたいへん

 このまま旧暦のひなまつりまで飾って、 
 ひなの宴は、後日、盛大に開催予定です。

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2016年1月 2日 (土)

謹賀新年・探しもの

 肩の完治までまだ少しかかるわたしと、病み上がりの母では致し方無い。
 鏡餅はこれになりました。

 簡単だけど豪華

 それにしても、サトウの鏡餅は考えぬかれてる。
 説明書のとおり、ちょっと剥がして載せて貼り付けるだけで、こーんな立派になっちゃうんだもんなあ。プラモデル組み立てるみたい。あー楽しかった。

 去年、ほぼ出来合いのを詰めたら高額になっちゃったおせち、今年はニの重と三の重を作りました。

 ひとりだけどいつもの重箱で春日部用

 三人だけどいつもの重箱で三郷用

 北海道から鮭を送ってもらったので、母が鮭を巻いたり焼いたりして、昆布巻と酒粕漬けの焼魚、完成。
 毎年「異常に時間がかかる」煮しめは、今回、「「賛否両論」のおせちとごちそう」にて作成。鶏肉がふんだんに入って、むしろ好評。
 ところで、鶏の松風焼を作るための流し缶が、とうとう発見できず。急遽、つまみに買っておいた鴨肉の和風ローストを詰めてしのいだけど、・・・新年から探しものか・・・。

 さらにもうひとつ、探さねば。
 いつもの唐金の、真の花入は一体全体、どこへいったんだ? 9月から怒涛の四ヶ月で、しっちゃかめっちゃかだったけど、それにしても、ねえ。

 蛤端の敷板があってよかった

 「陶 豊らく」の花入に、すんなり入ったから、いいことにしよう。
 入れた時三輪だった花が、ひとつ開いて四輪に。
 そういえば、去年の年越しは四人だったよなあ。

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2015年12月 7日 (月)

小学生向け茶道体験・2015

 ビーバースカウト(6~8歳)とカブスカウト(9~11歳)向けにお茶やらない? と言われれば、いつもながらふたつ返事で引き受けるわけだけど、今回はちょっと難しい。手伝ってくれる高校生向け茶道体験者がいないし、もうひとつ企画があるから、時間も短め。さらに。

 「去年の子と、かぶってるんだよねえ。だから、お菓子作りやりたいんだけど、おんなじってわけにはいかないんだよねえ」

 小さい子が簡単に作れて、
 火を使わず、
 しかも今回は手も汚さない(会場から、手洗い場までがちょっと遠い)。

 そんなのあるかよ。

 「鹿の子はどうだろう。ぎゅうひ作っておいて、市販の餡でくるんで、周りに甘納豆をたっぷりつけるの。ほんとは、上からつや出しの寒天塗るけど、まあそこはあきらめるとして」(レシピは「私が作る和菓子」(ベターホーム協会)

 「いいんじゃない」と決まりかけたものの、「手も汚さない」に抵触するため、却下。

 どーすんのよー。
 困り果てたときに、ルミネ大宮に入っている「富澤商店」で、最中種、発見。 

 今回の材料

 一袋に20枚入って175円(税抜き)。それが三色。

 「いいねえ、最中の皮にあんこ載せてさ、その上に甘納豆好きなだけトッピング。これでいこう」と、ビーバースカウト隊長(家人)が採用。やれやれ。
 これだけじゃさびしいので、いちおう、当日の朝に「干菓子・その2」も作りました。

 好きな茶碗も選択

 作ったお菓子をそれぞれ干菓子盆に盛って、干菓子の食べ方、お茶の点て方、飲み方をやってみようという企画。

 まず「お辞儀の仕方」から。(それにしても、なぜこの和室、琉球畳を採用したんだろう)。

 そして、お菓子作り。
 のせるだけだから、すぐできちゃうんだけど、できたら、そりゃすぐ、食べたいよねえ。

 急遽、「できたグループから食べてよし」に変更。

 「おれ、甘いのきらい」と主張する小学1年生。
 「あらそーお。甘いの食べると、お茶飲みたくなるからちょうどいいよ」
 「でもきらい」
 「まあまあまあ」

 食べた途端、「うっ」と顔をしかめて、目を白黒させてる。
 ・・・人間、極度に甘いもの食べても、すごく苦い顔になるのね。

 「よし! じゃあお茶を飲もう!」

 自分で点てた(仕上げは手伝ったけど)お茶を飲んだら、ほーっとした顔になりました。

 こちらは、「おれ、熱いのだめ」と主張する6歳児。(まもなく小学生)。
 すると「おれだって熱いのだめ」と隣の子も張り合う。
 おいしいって言ってたけど、・・・そのぬるさ、ほんとにおいしいんだろーか。

 さて、去年も体験した小学3年生
 「おれ、今日は12杯飲む」と宣言。
 「なんで12杯?」
 「前も飲んだから」

 確かに彼は去年もたっぷり飲んでくれました。
 そして今年も、たーっぷりの量を三服。
 「もっと飲む」と主張するのを、
 「眠れなくなるからね。それに、これはいっぱい、入ってるから。ちいさいのに入れると、もっと何杯もになるからね」と言うと、まあ仕方ないかという様子で頷いてました。

 再び、「甘いのきらい」な小学1年生。
 「これはいける」と、最中を見せに来ました。さきほどのは、最中種一枚に、山盛りのこしあん、その上に甘納豆をのせたもの。
 今度のは、最中種に、こしあんを挟んだだけ。つまり、普通の最中。
 「こっちのだと、おいしい」。にこにこしてます。

 最中は、ちゃんと最中の形になってるからいいのね。納得。

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2015年9月30日 (水)

実験・泡立て器で抹茶は点つのか?

 お茶でご一緒した方が、

 「学童の子どもたちに教えてるんだけど、かわいいのよー。お茶を点てるのに、泡立て器じゃだめですか? って訊いたりして」と話してらしたので、
 「あー、点たないですよねえ。茶筅じゃないと。昔、やりました」と、深く頷いたところ、
 「え? やったの?」
 「やりました。ドレッシング混ぜるような、ちっちゃいやつで。泡が、細かくならないんです」
 「へぇー」

 でも記録してない。
 というわけで、再現実験。

 道具は、これ。

 久しぶりの実験です

 泡立て器で傷むと困るので、器はシェラカップ(正確にはBE-PALの富士山カップ)を使用。

 泡立て器は、ドレッシング用を使用。(無印良品で見たら、ほぼ同じものを400円で売ってた)。
 茶筅は、正月におろして、かーなり使い込んだもの。(平均すると、一日一碗くらい点てている)。3,240円の高山茶筅。

 お茶は2グラム。新しい缶を開封して、ふるったもの。
 お湯は75cc、約80度。
 (以前調べた分量による)。

 抹茶は、伊藤久右衛門の「宇治みどり」

 なんせ、1グラム単位のはかりなので心許ない。念のため、シェラカップに入れた状態でも計測して、きっかり102グラム。お湯は計量カップで50と100の間。温度計で測り、80度になった時点で注いで、点てる。点つまでの時間を、ストップウォッチで計測。

 さて、結果。

 これくらいのはよくある、かも

 泡立て器。茶筅で振るようにしたり、泡立てのように斜めにしたりして、きっかり1分。
 思ったより、それなりに見える。

 やはり、早い。

 次に茶筅。ほぼ10秒で点ってしまったので、きっかり15秒。

 そんなに変わらないように見えるのがくやしい

 飲み比べ。
 泡立て器のはざらざらするというか、苦みが強いというか、つまり、おいしくない。
 先入観は、あるかもしれない。

 でも1分と15秒ってのは、比較として失敗。
 仕方ない、同じ条件で、泡立て器15秒。

 ぐえー、まずそう

 ・・・飲みたくない・・・。
 もうたっぷり飲んでるし、これ以上まずいのは、やだ。

 ということで、茶筅で15秒追加。

 茶筅でなくちゃ

 やっぱり、茶筅でないと、ねえ。

 ほんとは、もうひとつ持ち越している実験
 「お寿司屋さんの粉茶で、抹茶は立つのか??」もやりたいんだけど・・・。

 まずいお茶、やっぱり飲みたくない。少なくとも、当分は。

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2015年8月31日 (月)

抹茶の銘・2015

 淡交の平成27年5月号に「全国のお茶・お詰名鑑」が掲載されていたので、
 以前作った「抹茶の銘」シリーズと照合してみようかなあと思ってしまったのです。

 ちょうど、一昨年作った茶道年表の「字が大きいバージョン」がほしいというご要望があり(エクセルをそのままA4で印刷すれば、字が大きくなります)、ついでにこっちも直しますよーと、軽い気持ちではじめた、ら、
 思いの外、めんどくさかった・・・。

 抹茶の銘(2015)をまとめたファイル(エクセル97-2003book形式)は、こちら→ (クリックするといきなりダウンロードします)
 (「tea-name2015.xls」をダウンロード)。

 主な変更点は以下のとおり。
 ・ 淡交平成27年5月号掲載の、岸松園、松濤園、清風園、竹茗堂、矢野園、松田桃香園を追加。
 ・ 淡交にもホームページにも掲載がなかった茶銘を削除(松北園の「厳の昔」「里の香」)。
 ・ ホームページで「××好」の記載がある茶銘を、気付いた範囲で追加。(柳桜園、伊藤園の大宗匠好)
 ・ リンク先をすべて見直し、必要に応じ変更。

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2015年8月26日 (水)

三郷花火大会・2015、そして

 お茶会・花火大会・宴会の一日。

 北浦和の「築山の家」にて、
 濃茶・薄茶の後、郷土料理の点心で一献(うそ、複数献)いただき、そして夕方。

 有料観覧席とかメッセージ花火とか、いろいろめんどうになってますが、
 今年も元気に打ち上がりました。

 三郷は小松菜の産地です
 (小松菜をイメージしたなんてMCが入るもんだから、もはや緑の花火は小松菜にしか見えない)。

 恒例の音楽花火予想。

 「去年がアナと雪の女王で」
 「その前がサザンで」
 「その前が展覧会の絵」
 「・・・さっぱり見当がつかない」
 「クラシックかぁ?」

 正解は、「三代目J Soul Brothers」。
 (でも何の曲かわかんない)。

 フィナーレ

 詳細は、三郷市商工会青年部
 「2015三郷花火フィナーレ : https://youtu.be/uUsf4BBfnSE (←いきなり音がでます)。」で。

 毎年、18時過ぎから家に集まり始めるけど、
 今年は電話が続々。

 「駅から出られない」
 「新三郷駅で電車が止まっちゃった」

 空いてる空いてると甘くみてたせいか、今年は人が増えたようで。
 駅からの脱出に30分以上かかったそうです。
 来年はぜひ、17時くらいまでの到着をおすすめします。

 花火の後は、差し入れの「獺祭スパークリング」(!)をぐいぐい飲みつつ、わーわーやってるわけですが、その前に。

 一緒にお茶会に行った後、ビールとDVDでくつろいでいる友人に、「うちの人が世界ジャンボリーから帰ってきて以来、家中、わやなんだよねえ。もうさー、グアテマラのお面なんてもらってきちゃって」と見せた、ら。

 「えー。飾っちゃえばいいじゃん」

 しまった。彼女は、「スピーディーインテリア術」という本の、関係者。

 「あ。ここ。ちょうどいいや」
 「ビューポイント! いや違う、別にそれ飾らなくていいから」
 「なんか、布ない?」
 「半幅帯にできるかも、ってよけといたのあるけど」
 「これこれ。ちょうどいい。クリップある?」
 「あるけど、でも」
 「まーまーまー」

 ガテマラ

 花火から3日経ってますが、
 玄関に入った途端、花火も吹き飛ぶ光景が展開されております。

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2015年7月21日 (火)

梅雨明け・夏の茶会

 「久しぶりにお茶会したいよねー」
 「したいねー」

 という話が出たのが、去年の年末(らしい。そのときはいなかったけど)。

 まあいつものように、やろうやろうと盛り上がって、スタッフが集結して、どんどん企画が進んで、「あるよ!」と道具が集まって・・・というパターンだったろうなあ。目に見えるようです。

 そしてあっという間に7月。

 朝から30度超えてるんじゃないか?

 神楽坂・志満金
 朝8時というのに、もはやとんでもなく暑い。
 地下の、冷房のある茶室(山庵)でよかったよー。 

 早速、準備にとりかかります。

 手元が全く見えなかった、そうです

 「濃茶席は、かっちり、やってね! 他の席は遊ぶんだからー、って薄茶と煎茶にプレッシャーかけられたからさー」と、打ち合わせでぶうぶう言ってた濃茶隊長。

 そこで、かっちり、しぶい点前座。しぶくて、・・・暗くてよく見えない。残念。

 「7月までには、治ってるからー」と言ったのに、実はまだ右肩治療中。
 そこでわたしは、濃茶の水屋に籠もって、

 硫酸紙で作った箱、0.5グラム。濃茶ひとり3グラム×4

 濃茶の分量を計算したり、

 銘・末広

 バジルさんのお菓子を並べたり。(お菓子の全容はこちら)。

 うーんらくちん。

 おいしかった!

 スタッフ用のお弁当もしっかり全部食べ、

 「みーんなてんでに準備して、いつの間にかまとまってるんだよなあ。いつも思うけど、流派が全然違うのに、すごいメンバーだよなあ」と感心しつつ、水屋でくつろいでおりました。

 煎茶隊長(=今回の総長)が時間配分を絶妙に組んでくれたので、
 お客さまがいない時間帯に、他の席ものぞきに行けちゃう。
 まずは、薄茶席。

 乙姫の軸に、貝の香合

 亀?

 道具合わせを最初に訊いて、「???」、と爆笑したけど、
 こうなるんだねえ・・・。

 亀の上に、ちっちゃい亀!

 見れば見るほど、不思議な水指。

 ここにも仕掛けが

 スタッフのひとり、釜師さんの手取釜と鉄鉢。
 鋳物用の川砂に、貝を埋めてる、ですって(!?)
 
 薄茶隊が、「竜宮城だよね」「玉手箱だよね」と盛り上がってたので、何事かと思ったら、

 蓋をあけると、もくもくと

 ・・・四隅に、ドライアイス・・・。
 何度も実験したそうです。

 「清風」の茶旗

 こちらは、煎茶席(一部)。

 床が広く大きく見えて、まるで舞台みたい。

 鮮やかな点前座

 そして、これが煎茶の点前座。「トロピカルよー」だそうです。
 しかも冷茶だって。飲んでみたかった。

 薄茶席の天井

 水屋から垣間見えるお客さまが、みんな涼しいきもの姿だったので、すっかり忘れてたけど、梅雨明けの猛烈に暑い日だったそうで・・・。ありがとうございます。

 それから、スタッフも、ブログを見てくださっているお客さまも心配して、整形外科と整骨院と接骨院を紹介してくださいました。重ねて御礼申し上げます。本人は早く治る気まんまんです(!) 次回はもっと働きますから~。

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