2021年4月 6日 (火)

リモート茶道実験・その37/桜の季節

 Twitterと同画像
 3月27日、うちのすぐ前の桜並木。

 関西風桜餅
 ……今日がこんな感じだろうなーと狙って、桜餅にしたんだけどねーー。

 ベターホームの桜もちセット
 「ベターホームの桜もちセット → ベターホームのYouTubeチャンネル」。
 今季はもう販売終了したみたいです。

 用意するもの・鍋か電子レンジ
 桜の葉と道明寺粉とこし餡をばらばらに買って、って考えたら、これだけで済んじゃうので簡単。

 余ったら冷凍!
 約20分でたっぷり10個、できました。これで602円(税抜)。いーねぇ。

 台天目
 久しぶりに、「曲水指もどき」の出番です。

 骨壷じゃない
 第1回のリモート稽古では、水指の上にお皿を載せてたけど、
 それより水次の蓋がぴったり! ということを発見しました。
 でもやっぱり、もどきじゃだめなんだなー。
 よけるとはいえ、貴重な道具(という設定)のすぐ近くを、そこそこ重さのある陶器の蓋が通りたくないの。びくびくするの。
 そーかー、だから曲水指(赤杉材の曲物)なのかもねぇ。

 あも実験中
 画面の向こう側のバジルさんは、試作中の「あも」と共に。
 (中学の卒業文集「好きな食べもの」欄に「あも」(叶 匠壽庵)って書いたのを思い出して、騒いじゃった)。

 旅箪笥
 今日は「旅箪笥」で「芝点」。春の野点にぴったり。
 わたしはやったことないので興味津々です。
 なるほどーーー、へー、そういう風にするのかーーー!
 「中棚を出してみたけど芝点は 薄茶点前となんら変わらず」って考えればいいのね。

 こごろう
 桜の季節になって、分厚いコートを脱いだらほぼ「桜餅」サイズ。
 旅箪笥の中にすっぽり収まっちゃいそうな、今日の客です。

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2021年3月21日 (日)

家族茶道体験(2020年度・ZOOM開催)

 まーいろいろ二転三転して、
 今年度の家族茶道体験は、
 ボーイスカウトなし、補助金(子どもゆめ基金)なし、
 自宅でちんまり、ZOOM開催となりました。

 eventonに掲載し、
 Facebooktwitterで宣伝して、

 体験セット
 参加者に体験セットを送ります。
 (抹茶・茶碗・茶筅・教本・菓子材料・送料込み)

 試行錯誤の結果、
1) 手元だけ映る画面が長いと、飽きちゃう。
2) 目を見てはっきり話すほうが、やりやすそう。

ということで、こういうセッティングになりました。

 舞台裏
 お茶を点てるときはパソコンの前に台を置き、画面の高さで見られるようにします。

 今回のお菓子作りは「お家で作るきなこ棒」
 画面共有で動画を見てから、いざ作成。

 ○△□
 事前に実験したもの。

 作り方はとーーーっても簡単なんだけど、
 きな粉と水飴、実はなかなか混ざりません。
 柔らかすぎたり、なかなか混ざらなかったり、悪戦苦闘。
 「ゆっくりでだいじょうぶーーー」「柔らかすぎたら二袋目のきな粉を足してくださいーー」「目標はまず、ひとまとめ!」と、思わず声を枯らして(手を出せればすぐなんだけど!!)

 S1

 3

 4

 S2
 みなさんの完成品。

 2グラム×3本入り
 「スティック抹茶」(祇園辻利)
 「お湯と茶筅があれば豊潤な抹茶の風味をどこでも簡単に楽しんでいただけます」っていうから、これはそのまま入れていいやつ? それなら簡単、と思ったら、

 旅先に茶こしは持っていかない
 ……「茶こしでこしながら茶碗に入れます」って。
 そりゃあねえ、まあ、茶こしを通したほうが間違いないもんねぇ。

 追加で「茶こし」の用意をお願いし、
 きちんとこした抹茶で点てたお茶。

 泡、ばっちり
 しっかり泡がたって、おいしそう!
 
 笑顔のスクリーンショットがたくさんあって、
 載せたいのは山々なんだけどーーー、
 顔を加工するのが嫌いなんで、やめておきます。

 だから「まりも」と申します
 というわけで、
 おそらく一番楽しんだんじゃないかなーというわたしです。

 ご参加ありがとうございました!

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2021年3月16日 (火)

リモート茶道実験・その36/キャンディタフト

 ふと気づくと、
 リモート稽古を始めてからもうじき1年!

 今までやってみた点前をぜーんぶ書き出してみたところ、

 バジルさんは着実に科目をこなし、
 まりもさんは八炉で遊んでいる、

ということが判明しました。
 むむむ。
 そこで(少しばかり反省したまりもさん)、今日はしばらくぶりの「和巾点」。

 和巾点
 「ねー、この布、ほんとに大事にしてる?」という、あれです。

 貴人点薄茶
 バジルさんは今日も着実に「貴人点」を攻略中。

 キャンディタフト
 今月のおけいこばこ(行松旭松堂)は、「キャンディタフト」。
 ひと目見て、「あ。はい。最高難度」とわかるくらいにはなりましたよ、ええ、もうじき1年ですからね。

 冷凍で届きます
 「9月のダリア」と同じように線を付けていくだけで難しいのに、
 花びらになにかしらの工程が足されてる!?

 ここまではなんとか
 この後しくじるのはわかりきってるので、ひとまず撮影。

 菓子楊枝で一定の幅に線を入れ(見本動画の餡は手の上でくるくる回るのに、どーしてこの餡は回らないんだ)、
 今回の難易度upポイント「箸を使い、線をつけた筋と筋の間を、滑らすように押し込み」(これまた、動画のように美しく滑らないんだってば)、
 黄色い餡を丸めてちょんと載せたところ、

 爆誕
 新たなる謎の植物が誕生しました。

 毎度、出来上がってから気付く反省点
 横から比較すると、こんな感じです。
 嗚呼。
 ……なんて自虐的。

 こごろう
 お手本の断面、「桜餡」(おいしかった!!)を前に、
 orzポーズをしてくれる今日の客。

 「おけいこばこ」も「リモート稽古」も、1年じゃ卒業できませんねぇ。

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2021年3月 9日 (火)

リモート茶道実験・その35/春のリモート茶会

 釣釜+徒然棚
 今日は画面の向こうにほんとのお客さまをお迎えしました。
 リモート稽古だけどおしゃべりしたい! ということで、ふたりとも薄茶で一致。
 
 ズブロッカ!?
 バジルさんのお菓子で、一同どよめきます。
 羊羹+道明寺羹なんだけど、なんと!
 「ズブロッカ バイソングラス」が入ってるそうです!!
 そしてなぜか、桜餅の香りがするんですってよ!!!
 
 徒然棚の敷居は一本
 バジルさんは「徒然棚(業平棚)」。
 見るからに雅な棚だけど、
 右だ左だ、襖の開閉がめんどく悩ましいーーー。
 「中はどうなってるの??」とお客さま。
 この角度からも拝見できちゃうリモート茶会です。

 薄茶・茶筅荘_5
 わたしは薄茶で「茶筅荘」。

 イ・棚も長板も台子も使わず、
 ロ・貴人系じゃなく、
 ハ・茶箱でも盆略でもなく、
 ニ・「流し点」でも「平点前」でもない薄茶点前、

 点前中
 ……ありそうで、ないもんですねぇ。

 春のりぼん
 むかーし(メモを見たら2004年!)バジルさんに教わった「ねじりん棒」、今日はマーマレード味。
 誕生日にいただいた「冨貴寄」から、もったいなくてとっておいたハートを添えました。
 ねじりん棒がリボンっぽく見えるので、「春のりぼん」と言い張ります。

 久しぶりで楽しくて、
 点前中も点前後も話が尽きない中、

 コバトン
 「かっぱえびせんに見えるんですけど……」という、こちらの客。

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2021年3月 2日 (火)

リモート茶道実験・その34/入子点・ひなまつり

 明日はひなまつり。

 菱形に切るのが難しい!
 押し物の「菱」を作りました。
 2014年の淡交テキストが、たいそう役に立ってます。
 NHK・Eテレ「グレーテルのかまど」でやってた「すり琥珀のひし餅」も作りたかったけど、今日のリモート稽古には間に合わないーー。

 「向切・隅炉シリーズ」をひとまず終えて、次は台目にしようと思ったけど、
 そもそも二畳の敷畳でやりくりしてるから、「台目棚」がないと雰囲気が出ない、で、保留。

 バジルさんは釣釜で初炭!

 釣釜
 いーなぁ。
 釜が、炉から上がる熱でゆらゆら揺れるの。
 海じゃないけど「ひねもすのたりのたりかな」という気持ちになります。

 引千切
 バジルさんのお菓子は「引千切(ひちぎり)」。
 なつかしいー、
 入門した日がちょうど3月3日で、お菓子が「引千切」だったのを思い出します。
 甘いものが嫌いなんてどの口が言うんだい、っていうくらい、おいしかったよなー。

 わたしは「入子点(いれこだて)」。
 「この点前は、点前全体を拝見すると、簡単に見受けられ、軽い印象を持たれがちですが、充分に修練を積む必要があります(淡交2013年11月号 )」ってあるんだけど、いやそれ以前に。

 入子点
 「本勝手が久しぶりすぎて、戸惑うー!!」
 「ほんとほんと! 逆勝手見るのに慣れちゃって、むしろ逆に見える!」とバジルさん。

 帛紗でおひなさま
 総荘にして、水指の上は「帛紗でおひなさま」。

 こさぶ
 居場所が狭い客は、炉のすぐ脇でちーさくなってます。

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2021年2月23日 (火)

向切・隅炉まとめ

 ひとまず先週で「向切・隅炉シリーズ」をおしまいとしたので、簡単にまとめてみました。

 隅炉・逆勝手  
 「隅炉・逆勝手」のとき、「どうしてまた、こんなところに炉を切ろうなんて思ったのかねぇ」と嘆息したバジルさん。
 ……確かに。 

 
 「茶室の解明 平面データ集成」(根岸照彦/建築資料研究社)

 1,159件の茶室データを分析した本です。
 図書館で何度も借りたけど、このたび思い切って買っちゃいました。
 で、この本によると「逆勝手隅炉」は小間485件のうちわずか3件、0.6%ですってよ!

 隅炉・本勝手
 隅炉は21件、4.3%

 向切・本勝手
 向切は135件、27.8%

 向切・逆勝手
 向切逆勝手は24件、4.9%

 点前畳の中に炉があって、
 「壁に炉がくっついてるのが隅炉」、
 「客に炉が近いのが向切」。
 (ついでに、亭主の右にお客さまがいるのが本勝手、左にいるのが逆勝手)。

 風炉の位置がそのまま炉になるので、点前手続が風炉と似ているのが「隅炉」。
 蓋置の位置が独特で、内流しとか外流しとかバリエーション豊富なのが「向切」。

 今まで見たこともやったことも興味もなく、
 「向切逆勝手における、炉の位置を書き入れよ」なんて言われたら、はい? ってなってたでしょうが、今はもうばっちり。
 実際に毎週セッティングすると覚えるもんですねぇ。

* 炉の切り方については、「茶室改装Z」でもお世話になっているおおぬきゆーじさんの「『茶室の間取り』の知識 | 素敵な茶室作り」掲載・「茶室の間取り」(PDF)のイラストがわかりやすいです。

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2021年2月16日 (火)

リモート茶道実験・その33/向切逆勝手外流し

 久しぶりに、干菓子。

 「紅白梅」と「千代結」
 淡交テキスト掲載の「紅白梅」と「千代結」を作りましたが、
 今日は梅というより、桜でも咲くんじゃないか? という暖かさです。

 炉の位置が自由自在
 「これだけ毎週見てると、やってみたくなるーーー」と、バジルさんも逆勝手。

 向切逆勝手外流し
 延々と続いた「向切」シリーズ、今日がファイナル。

 先週は「内流し」、今週は「外流し」です。
 なにが違うかというと、

 中板
 畳と畳の間に板(中板)が入ってます。

 【中板】
 点前畳と客畳との間に入れる板畳をいう。一尺四寸の幅でここに炉を切ることができる。宗旦の工夫と伝える。(後略)「新版 茶道大辞典(淡交社)

 そんな幅の板を持ってない! というより、置けない!
 ってことで、

 まな板
 ……まな板ですけどね。

 25センチのゆとり
 幅が狭い(25センチ)なので雰囲気だけ。
 それでも先週と違い、中板に棗と茶筅が置けるので膝前にゆとりがあります。

 「中板、いいねー。中板のある茶室で、お稽古とかお茶事とかやってみたくなるー」と、バジルさん。

 今日は家人が代休で家にいたので、
 「ゲストで参加する?」と訊いてみましたが、
 「絶対、ヤダ」ということで、いちばんちっちゃいのが代理指名されました。

 こごろう
 干菓子は「砂糖ともち米の味」だそうです(そりゃそうだ)。

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2021年2月 9日 (火)

リモート茶道実験・その32/向切逆勝手内流し

 バレンタインで作ってみましたが、

 指ハート
 ……「指ハート」を作りたかっただけです……。
 友人がめでたくはまったことだし、いずれ絶対やるからね、「愛の不時着」茶事。
 献立と道具組考えるのが今の楽しみ。

 紹鴎棚・濃茶
 バジルさんは、先週に続いて「紹鴎棚」の濃茶。
 疑義がある部分の整理と確認です。
 「右の戸は右手で、左の戸は左手で開ける、はどれも共通だけど、『一手で開ける』って明記してる本(「棚物の心得と扱い」「裏流點前」)があるよー」。
 「水次を持ち出すとき、『水指正面に座る(「淡交テキスト・紹鴎棚」「淡交・2018年3月号」)』と、『棚正面に座る(「棚物の心得と扱い」「淡交・2018年5月号」)』と、『特に書いていない(「風興集」「裏流點前」)』が、あるんだよねぇー」。

 本の記述は、
 時代が下がるごとに写真もついて細かくなってるんだけど、
 悩ましい部分は、やっぱりはっきりしない……。

 羽二重黄味時雨
 「体格にもよるしねぇ」
 「考え方にもよるだろうしさぁ」
と言いながら、画面越し、バジルさんのお菓子は、「羽二重黄味時雨」。
 ほわほわっとした黄味時雨ってこと?? どうなってるんでしょう?
 (この謎は、いつか実物をいただいて解明したい)。

 逆勝手内流し薄茶
 向切シリーズ、今日は「逆勝手内流し薄茶」。
 先週と同じに見えるけど、

 位置が謎
 少しお客さまに向く点前です。
 「向切逆勝手の席では、別項四畳半出炉切の流し点と等しい趣旨のもとに、内流しと言うことをいたします(風興集)」。
 「風興集」の、わずか2ページの記載が頼りなので、道具の位置が謎。
 (後で、バジルさんがお持ちの本「向切」より「釜蓋を開けたら、帛紗は右膝の横」と教わりました。いい加減買わなくちゃだめかねぇ、この本)。

 格闘中
 今週はわたしが「筒茶碗」。
 実験のため、柄杓より直径がぎりぎり大きい「そば猪口」でやってみます。

 笠間の陶炎祭で購入
 茶箱用の、短い茶杓を使用。
 茶筅は通常サイズ。
 茶巾が入らないーーー。

 かつて、湯水をこぼさないコツとして教わった、
 「柄杓の中心と茶碗の中心を合わせ、そのまま(肘を)ねじるだけ」に挑戦です。
 結論としては3勝1敗。最後の茶筅通しの水をこぼしたのがくやしいー。
 
 お茶は極めて点てづらいです。そば猪口も、位置も。

 狭い
 「ものすごく、狭いんだけど! どうしよう!」と嘆くと、
 「うーーん、本だと、もうちょっと直線に見えるねぇ。茶筅がちょっとだけ出てる感じ」と、バジルさんの声が聞こえてきます。

 広くなった
 ほんとだ。ちょっと位置を変えるだけで全然違う(!)
 なるほどねぇ、だから「外流し」があるのねぇ(来週やる予定です)。

 大とり
 いつも冬場はこの格好なんだけど、あれ?
 ジブリがももクロのコスプレしたみたいになってる、今日の客。

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2021年2月 2日 (火)

リモート茶道実験・その31/節分・向切逆勝手濃茶・スノードロップ

 節分です。

 おたふくさんの薯蕷饅頭
 バジルさんのお菓子は「おたふくさんの薯蕷饅頭」

 この前の「裏千家オンライン茶道学」(淡交会員限定・裏千家ホームページより)で、
 「今年の節分は2月2日」という暦の話を視聴したのを機に、Google Calendarに旧暦を入れてみました。
 検索で「太陽太陰暦」や「日本の旧暦」が見つからなかったので、「中国暦」です。
 Google Calendarの設定(歯車マーク)から、ビューの設定「代替カレンダー」で「中国暦(繁体)」を選ぶだけだから簡単。

 中国暦(繁体)

 すっごく楽しい。
 そうかぁ、今日はまだ12月なんだねそうだよね、とか、
 初春に梅、って実感できるね、とか、
 季節をいろんな角度から眺めた気分になります。

 向切逆勝手濃茶
 で、今日もやっぱり向切。
 逆勝手の濃茶です。
 欲張って、大津袋を使ってみました。 

 準備も予習もスムーズに進み、
 よし、ZOOMにつないでもう一回練習しよーっと、と、やってみたところ、
 なぜか! どうしても! iPadにつながらない!!

 ばたばた!
 仕方ないので、そこらへんのクッションで急遽高さを調節し、PC1台のみ。
 「手元がばっちり見えていいよー」とバジルさんが慰めてくれます。

 自服中
 いつもより声が近くから聞こえるせいか、じーっと見られている感覚がすごい……。

 紹鴎棚」で「大蓋」で「筒茶碗」で「絞り茶巾」
 バジルさんは「紹鴎棚」で「大蓋」で「筒茶碗」で「絞り茶巾」。ちょーー盛りだくさん!
 見逃せないところだらけなのに、
 「筒茶碗の直径と柄杓の大きさの関係って、計算式になりそうだよねー」などと、つい盛り上がっちゃいます。

 今月の一式
 今月の「おけいこばこ」(行松旭松堂)は「スノードロップ」。
 月の後半は「よもぎ餡」に変わるということで、悩みに悩みましたが、
 バレンタイン用の詰め合わせが欲しい! で、今回の注文。
 (左下の「ココロコバコ」。あんまりかわいくて、自分で抱え込んじゃいそう)。

 そして「おけいこばこ」本体。

 到着翌日・解凍後
 あー、これは、
 今まででいっちばん不出来だった「ダイヤモンドリリー」の同類だ……。

 まず、なんとなくごまかしてた「平たくした餡の中心を薄くして、次に重ねた餡の色をほのかに出す」練習の成果が問われます。
 むむむ。
 そして、あれ?
 なんか、餡がほろっとしてる。巻紙に「固く締まりやすいので少し揉み込んでから」って書いてあったけど、確かに全然違う(!)

 スノードロップ
 どうにか完成したけど、やっぱり、「茶巾絞りをしてから3本指で引っ張り上げる」ってのがねぇ、線が曲がっちゃうのよねぇ、で、線をまっすぐ修正しようとすると、茶巾絞りのきりっとしたニュアンスが消えちゃうのよねぇ。
 かっこいいよなぁ、「景色」がちゃんとあるよなぁ、中央の見本。

 でも味は全部同じだからいいんだもん。
 山芋の味をしっかり、はっきり感じます。そうか、これが餡の感触の違いなのね。

 感銘を受けるこたろう
 へぇ、「加賀丸いも」っていうんだー、おいしいねーと喜ぶ本日の客。

 ところで、iPadはZOOMアプリを再インストールしてもだめ。
 電源切ってしばらく放置、その後にもう一度つないでみたら復活しました。
 家人によると、どうやら今日がZOOMのバージョンアップだったそうで、そのせいかも。しばらくiOSのアップロードをさぼってたしなぁ。
 リモート茶道実験は、ある程度機械の勉強をしてないといけないんだった。うっかりしてました。

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2021年1月19日 (火)

リモート茶道実験・その30/向切逆勝手薄茶

 向切・逆勝手・薄茶
 今日は「向切・逆勝手・薄茶」。
 「向切」シリーズが続きます。

 火取りした餡は、薄ーく黄色に染めています
 お菓子は、先週の「おけいこばこ」の復習
 「ウィンタージャスミン」 → 「水仙」だと季節が戻っちゃうけど、
 とにかく「景色を作る」「花芯を作る」がやりたいの(!)
 作り方は「ウィンタージャスミン」と同じ。
 色を変えて、花の先をちょっとだけ尖らせてみました。

 重茶碗薄茶+各服点
 バジルさんは、お客さまそれぞれに、違う茶碗で薄茶を出すやり方を研究中。
 水屋も半東もいなーい、替茶碗は亭主が持ってこなくちゃいけなーい、そんなに何遍も出入りしたくない!
 となると、なるほど、いろんなやり方を考えなくちゃねぇ。
 いずこも試行錯誤しています。

 くまonくま
 いつものくまは、重ね着をして真冬の仕様。

 ぷーくま
 ちんまりと座ってます。

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2021年1月12日 (火)

リモート茶道実験・その29/向切濃茶・ウィンタージャスミン

 リモート稽古ももうじき30回、となると、何をやったかわかんなくなってくる……。
 記録しておくって、やっぱり大事。
 「絶望はいい。だがニヒリズムは悪徳だ。すべての記録を後の人々に残せ」(「ノンちゃんの冒険」柴田翔)。

 茶通箱
 まずはバジルさんが「茶通箱」。
 「休み明けの最初から、こーーんなめんどくさいのやるなんてー! えらいよねぇ」と褒め称え合います。

 吉祥かぶらの薯蕷饅頭
 画面に小さく写ってる白いものは、「吉祥かぶらの薯蕷饅頭」でした!

 向切
 画面のこちら側は「向切本勝手」の濃茶。
 「本勝手」「逆勝手」「逆勝手内流し」「逆勝手外流し」、まだまだ続くぞ、「向切」。

 さて、今月の「おけいこばこ」(行松旭松堂)
 大量購入
 同梱でいろいろ買っちゃいました。
 初釜と1月のお稽古に持参しようと思ってたのにー、
 ずっとマンツーマンのお稽古でしたが、またしばらくお休みです。
 仕方ない、あちこちに送ったので、
 それぞれ楽しい時間になるといいなぁ。 

 1月のおけいこばこ
 「おけいこばこ」本体。 
 「ウィンタージャスミン」(黄梅)です。
 いつも必ず新しい「おけいこ」が入っていて、
 今回は初めての「六角形」、そして「花芯を箸先で作る」工程が登場しました。

 簡単そうに見えるのが危険
 ……五角形だから難しい、って今まで散々言ってたのは、誰? (わたしです)。
 里芋の六方剥きみたいに対角で筋を入れるというわけにもいかず、結局、難易度は変わらない!

 ようよう形ができたところで、
 「表面に、ちょっとだけ景色を作りたいので」
と、インスタグラムの動画から晴れやかな声。
 「いやいい、景色は別にいい、ぐだぐだに壊れる気がする」とこぼしつつ、濡らした布巾を被せ、中心を箸で押してみる、と……。

 箸先がぶにゅーっと入って、布巾を外したら確かに「花のような表情」ができました(!)
 花芯を入れる部分ができた、と同時に、全体にふっくらした柔らかいニュアンスが出るんですねぇ。
 今までで一番びっくりした工程かも。
 そして花芯。
 「餡を少しだけつまんで、お箸の先につけます、……つけたらぎゅーっと差し込んで、……くるくるっくるーっと回して抜くとできあがり」と、これまた画面からはきはきと明るい声で指示が飛びます。
 「そんなの、できないよぅ。プロはなんでもするする出来ちゃうのさ」、と、またしてもぼやきながらやってみたら……。

 完成!
 花芯ができちゃった。
 そして、簡単だった。
 びっくり!

 上段中央が見本
 調子に乗って花びらを尖らせすぎると、ケースに入らなくなるので要注意。
 そして、あらま入らない、と持つと、線の間隔が狭くなったりも、する……。
 やっぱり難しい。でもおもしろい!
 
 お世話になってます!
 新年最初の客は、もうこれで決まりでしょう。
 埼玉県マスコット「コバトン」

 向切濃茶
 リモート初稽古終了後、
 先生からいただいた初釜床飾りの画像を拝見しつつ、自服しました。

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2021年1月 1日 (金)

謹賀新年・2021

 「おせちは作るもんだ」と思ってるけど、
 「食いたくもないもんのために、へれっへろになってるとこなんざ、見たくないやい! これなら文句なかろう!」と、家人が「ももクロおせち」を発注しちゃいました。
 昨年も注文しておいしかったからまったく文句ないし、
 そもそも、ももクロを持ち出されると弱いんだよねぇ。
 手作りを喜んで食べてくれた親は、もういないし、
 情操教育を理由にしてた子どもも独立しちゃったしさ。

 1時間半遅れで到着
 一昨年までは自分で作ってたから、味もなにも全てわかるけど、
 他人様の作品は、
 「ほほぉ! こうするとおいしいのか! なるほど!」 という発見があります。

 4人分
 ……でも4人分。
 食べきれないって。
 今年は家人とふたりだけなので、これしか作りませんでした。

 謎の三種盛り
 送っていただいた筋子から作った「いくら醤油漬け」と、
 先輩に教えていただいた「からすみ」。
 左下の数の子は、去年(一昨年か)お世話になった北海道岩内町のふるさと納税品です。

 ”つまみの最高峰"
 「黄金 煌「雷電刀掛」。(野澤商店)。
 名前は仰々しいけど、つまり、干した味付きかずのこ。
 これがまた、どうしようもなくおいしくてねぇ。日本酒が止まらなくてねぇ。

 もはや三種盛りでもなんでもなくなっちゃったから、
 来年は「茄子漬(紫)」とか「蕪の甘酢漬け(ピンク)」とか入れて、ももクロ盛りにしてもいいかも……。

 入浴剤を入れたお風呂と、
 いただいた日本酒におせち、そしてNetflixでぐだぐだする三が日確定です。
 こよなく贅沢で、バチ当たりじゃないかと、どきどき。

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2020年12月22日 (火)

リモート茶道実験・その28/隅炉薄茶・逆勝手

 「隅炉、向切、見ててとっても楽しそうなので、来週、私もやってみたいと思います、よろしくお願いします😊」とバジルさん。
 そこでついつい「そしたら、その逆勝手やってみるのもおもしろいかもーー」、と言ってしまったわたし。

 隅炉薄茶・スポットライトビュー
 バジルさんは「隅炉・薄茶」。
 なので、
 「隅炉・逆勝手・薄茶」に挑戦です。

 部屋の端に隅炉
 ……なんてことを始めちゃったんだ。

 「炉の逆勝手」と「隅炉」を参照してたら謎が深まり、
 「そーか、『風炉の逆勝手』と『隅炉』」で考えないとだめなんだ! と気付いたものの、
 詳細が手持ちの本に載っていない。

 「バジルさーーーん……」

 
 バジルさんの本が頼り。

 「ねーねー、茶巾の向きはまっすぐ? こっちに向いてる?」
 「うーん。写真はこっちに向いてるねぇ」
 「建水に捨てるとき、右→左、の次は、右→左→右? 炉の逆勝手と同じ?」
 「ちょっと待ってー、うん、そうなってる」
 「水指の蓋は、四手でいいんだよね?」
 「そうそう」
 「拝見なし、だとどうなるんだろう?」
 「ここには「拝見あり」しか載ってないなー」

 隅炉逆勝手薄茶・ギャラリービュー
 うーーーむ。
 逆勝手と風炉と炉が混在してる。
 隅炉逆勝手の次は向切逆勝手、とすると、これはまた……手応えがありそうですなぁ。

 創作煉り切り、さらにアレンジ
 お菓子は「クリスマス」。
 20年近く前のNHK趣味悠々「和菓子まるごと大全集」に載ってたのをアレンジしてみました。

 「あ、柊だ! すごいねー、もうすっかりできるようになったねー。『おけいこばこ』何回やったんだっけ?」と、いつもながら「褒めて伸ばす」バジル先生。
 「5月からだから、えーと、8回」
 「8回もやったら、そりゃ上手になるよねぇ」
 「上手にはなってない、けど、だいぶ慣れてきた、かも」
 冷凍庫にいつも餡が入っているようになりました。

 柚子薯蕷饅頭
 画面の向こうは「柚子薯蕷饅頭」
 大和芋をすったり、混ぜたり、蒸したり……これはわたしにはハードルが高い(!)
 「そういえばバジルさん、むかーしお茶会で、あったかい薯蕷饅頭出してたよねー」
 「そうだそうだ、若かったねー。今はもうできないよー」

 もう15年以上前のことです。
 昔話をしつつ、今年のリモート茶道実験は終了。

 クリスマスペア・こたとこごろ
 Merry Christmas!

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2020年12月15日 (火)

リモート茶道実験・その27/向切薄茶

 さて、向切です。
 炉が隅炉と反対側(右というか、客側というか)になってます。

 向切
 (向切、予習中)。

 ただの炭じゃないぞ
 本日のリモート稽古は、台子にて炭手前のバジルさんから。
 台子の炭は、1画面じゃわかんない!
 1)炉と炭斗 2)棚、の2画面が必要ですねぇ。
 開始前にカメラ位置を入念にチェックしたので、ばーっちり拝見できました。

 位置の決定
 向切の薄茶、上から見たところ。
 「福笑いみたいなんだよねー、あちこちばらばらなの」
 「なるほどねー」
 「でもそれぞれ、あーそうだよねぇっていう位置にあるの」

 難しいと思ったけど、
 「薄茶の點て方、普通の薄茶の點前とこの濃茶の點前とを對照すれば會得されるであらう(裏流點前)」
 「向切濃茶の点前を参照し、四畳半本勝手薄茶を合わせた点前手続となる(新独習シリーズ 裏千家茶の湯)」
とあるように、やってみたらすんなり腑に落ちる点前でした。

 「こなし」じゃなく「練りきり」で作成
 「茶の湯菓子 四季を味わう・実践入門(淡交社)」にあった「冬ごもり」を作ってみました。
 「雪に埋もれて暮らすなかに、来る春を待つ自然の姿をお菓子にしたものです」ってことですが、
 こっちはまだ雪が降ってないんだよねぇ。
 春もいいけど、家でぬくぬくしていられる冬もいいぞ。

 クリスマス、クリスマス!
 バジルさんのお菓子は、クリスマス!

 「きらきらしたの、なにー?」
 「雪餅。あと金粉」
 「金粉!」

 いいなーっ。

 プーくま
 でもうちはこれだからね、と言い聞かされる本日の客。

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2020年12月 8日 (火)

リモート茶道実験・その26/隅炉濃茶・置炉

 今日は大雪(たいせつ)。
 冷凍しておいた白餡(富澤商店)で、雪のきんとんを作ってみました。

 銀花
 「白餡できんとんを作ると、白じゃなくて白餡色になっちゃうよね。だから、火取りして、求肥作って入れてみた。それでいいのかなー」と報告したところ、
 「いいよ! すごいねー、きれいにできたねー」とバジル先生が褒めてくれました。

 ところで、上記の説明は家人には全く通じません。
 
 「外側につける細かい餡は、白餡の色そのままだと黄色っぽい。だから火を入れて水分を飛ばした白餡に求肥を混ぜ、揉んでちぎって冷ます、という作業を繰り返し、白くしてみた。練りきりの作り方と同じ」……で、わかるか、なぁ。

 そんな家人は、少し前、Youtubeで「長火鉢」を見るのにはまってました。
 「置炉でもできるんじゃない?」と水を向けると、
 「いや違う。長いのが重要。ふたつ並べられるってのがいいんだよー。こっちで温めて、こっちで炙って」だそうで。
 
 「普段はその置炉、どこに置いてるの?」とバジルさん。
 「部屋の隅に放置してる。すごーく軽いから、動かすのは簡単なの」
 「出しといてもなんかに使えそうだよねぇ」
 「そうそう、ネットで見た! 金網載せてスルメ炙ったり、お燗したりできるって」

 置炉
 置炉の高さは19cm。
 いろいろ実験してみる価値はありそうですねぇ。

 唐物ギャラリービュー
 バジルさんは「唐物」。
 思えば、第1回のリモートでやったのは風炉の唐物
 当時はカメラ位置も定まらず、だーいぶ無理矢理な感じだったなー。
 今はもう、カメラ位置ばっちりで、全体がよく見えます。

 画面だと真っ白になってしまうバジルさんのお菓子は、

 柚子琥珀糖
 柚子の入った琥珀糖(!)
 必要に迫られて作るうち、
 砂糖を煮溶かして作るお菓子は、ほんっっとに難しい、ということだけは、わかるようになりました。
 こーんなきれいな半透明には、ならないのよ。

 隅炉濃茶ギャラリービュー
 わたしはトラップだらけの「隅炉・濃茶」。

・ 風炉とほぼ同じなのに「中蓋」「中仕舞い」がある
・ 水指の蓋開けるタイミングを間違えそうになる
・ 帛紗は建水の後ろじゃなく、建水と膝との間に置く
・ このとき、帛紗は柄杓の柄の外側を通る

 位置は風炉そっくりなのに、順序は炉と同じ。
 ……おもしろい!

 「頭の体操だねー」とバジルさん。

 楽しくって仕方ないけど、こればっかりやってるわけにもいかないので、
 次は「向切」に挑戦せねば。

 クリスマス仕様のこたろう
 ごちゃごちゃにならない? と心配する今日の客。

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