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2006年8月 6日 (日)

唱和の式

・・・まいった。
お茶の稽古で俳句を詠まなくてはならない。
ついでに、筆で字を書かなくてはならない!

七事式のうちの、「唱和の式」。
花を入れ香を聞き濃茶を練り花月で薄茶を点て・・・
じゅうぶんじゃーないの。
どうしてその後に和歌(または俳句)を詠まねばならないのか。

さらに、
その歌には自分で入れた花の名前を詠み込まなくてはならないのである。

花の名前なんて知らない・・・。

「花の名前がわからなかったら、自分のところから名前のわかる花を持ってきて入れて、それを詠めばいいのよ」
と明るく師は語る。

うちの庭にある花といったら
すくすく育ちすぎた半夏生と、
やけに色褪せた鋸草くらい。
(あと、忌々しい十二単の葉っぱ)。

そもそも、
「花の名前」というのは季語ではないのだろうか。
花の名前を入れたら、ほかに季語が入れられないのでは。

と、いうわけで、季語について訊いてみた。(身内に俳句の仕事をしているのがいる)。

要約すると
「季語はそのときどきによって変わる」らしい。
K社の歳時記に載っていても、G社には載っていないとか、選者によって異なるとか。
いい句が出ると、今まで季語でなかったものが季語として認定されるとか。
例:「万緑の中や吾子の歯生えそむる」(中村草田男)。
(これで「万緑」が新しく季語になったそうな)。

そんなもんかと了承したが、
そんなこと言われてもどうすればいいのやら。
ルールがあると思っていたら日々変化するといわれたようなもの。
おまけに「半夏生」は俳句の世界では花の名前ではなく、夏至から11日目を指すのだとか。
花の名前なら「半夏生草」だと。
うちにある唯一の花が・・・字余りじゃーないの。万事休す。

仕方がないので、
この花はなんという名前でしょうと訊いて花を入れ、
格好だけさらさらと短冊に筆で書いた。
見るも無惨な字になった。

「禊萩 / 禊萩や 蝉籠の中 時移る」

後できいたところ、
とりあえず「いいんじゃないの」と言われたが、
やっぱりよくわからない。
「蝉」は季語だけど、固有名詞の「蝉籠」はいいのかだめなのか。

だいたい、
なんでお茶で俳句まで詠まねばならないのか・・・。
俳句にどっぷりつかっている身内は喜んでいるらしいが、
点前の順序でいっぱいいっぱいのわたしは頭を抱えている。

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コメント

禊萩
これって「みそぎはぎ」ってよむの?

投稿: ふんど | 2006年8月14日 (月) 00時23分

ううん、みそはぎ。

ミソハギ科の多年草。
お盆の頃に咲くので、仏前に供える花として栽培されることもある。
(「普及版 茶花野草の四季図鑑」世界文化社)

投稿: まりも | 2006年8月14日 (月) 06時59分

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