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2006年11月11日 (土)

茶室改装・その10(炉壇・続き)

 「取り寄せた炉壇に対応いたします。品物を見てから、必要な処理を致します。納品された炉壇に、 取り扱い説明書又は取付解説書がありましたら、先に見せていただければ良いかと思います。」

と設計士さんから回答があったので、
 では早速、炉壇を注文しよう・・・とした。

 ん??

 「先日御連絡した、炉壇と箱炭斗をお願いしようと思うのですが」
 「ほお」
 「「聚楽色炉壇セット」と、「極上炉壇セット」と「上炉壇セット」の違いはなんでしょうか?」
 http://www.sadougu.com/bcf_shop/showProducts.do?cid=4817101087287655133,5517901094603058346
 「聚楽色のは、銅に吹き付けて、もともとの塗ったような色にしてあるもんなの。極上は上より、銅板が厚い」
 「聚楽色は、塗った炉壇に見えるようになってるってことですね」
 「そうそ、ほら、ほんとの炉壇ってのは、土壁みたいなもんだから」

 *「炉は、塗炉をもって正式とされています。この塗炉というのは、炉壇、土壇と呼んでおり、 炭櫃の内部を荒壁に塗り、そこに和紙で下張りをしてから、さらに上塗りをしたものです。(中略)。茶人の心得の一つとして、炉壇は、 毎年開炉の前には塗りなおすこととされています。」(「茶の湯実践講座 茶道具の心得と扱い」(淡交社))

 「銅と、その聚楽壁に似せたの、どっちが多いんでしょう?」
 「ほとんど銅だねえ」
 「上と、極上は?」
 「極上の方が、銅が厚い」
 「耐熱性がいいってことですか?」
 「いいっていうか・・・まあ、厚い方が、ものがいいもんだよね」
 「じゃ、極上のでお願いします。・・・ところで、「雅」のカタログと、「秋彩を飾る茶の湯道具」のカタログがあるんですが、 似たような炉壇が載ってるんです。これの違いは?」
 「同じだよ。おんなじ業者だから」
 「値段が、違うんですけど」
 「うそ。あれ? 見てみるね。・・・ほんとだ。「聚楽炉壇」は「雅」の方が安いけど、「極上炉壇」は「秋彩」の方がちょっと安いね」
 「これは、なんでですか?」
 「銅の値段が上がっちゃってるからかなあ。ほら、中国が買い占めてるでしょう」
 「ああ、そうなんですか・・・ってことは、今だともう値が上がっちゃってるんですか?(ある期待を込めて)」
 「そおねえ・・・。箱炭斗はどっちもおんなじ値段?」
 「おんなじです」
 「なら、安い方のでやりますよ」
 「(やった)ありがとうございますー。よろしくお願いします」

 で、今日巨大な荷物がふたつ到着。
 当初見積価格の約4割で収まりました。

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コメント

T店のご主人の顔が浮かびますねえ(^^)
お茶室作るのって、色々やることあって大変そうだけど、
楽しそうですね。
少なくても拝見している方はすごく楽しいです。
ライブ感がまたいいです。「LIVE中継」的な感じ。
現場からの報告、これからもよろしくお願いします。

投稿: ぷらむ | 2006年11月12日 (日) 23時03分

お茶室は「作ってる間が楽しい」んだそうです。
ってことはできあがるとたいへんってこと・・・?
「現場からの報告」はまだまだいっぱいありますので~。
こちらこそよろしくお願いします!

投稿: まりも | 2006年11月13日 (月) 18時58分

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