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2006年12月 2日 (土)

茶室改装・その18(釘・花釘)

  「普通、花はこっち(左)なんだけどさ」
と、大工さんが言うのである。
  「ここんちの場合、こっち(右)だと思うんだよね」

花釘
 
 となると、「花釘A」の位置になる。

 うーむ。

 お茶の先生に相談してみた。
 「花は、下座よ」(つまり「花釘B」)。
 「下座だと、床柱に花釘が打てないんですが・・・」
 「茶道口はどっち?」
 「左です」
 「なら、左に花よ」
 「うちのは、亭主前に床があって、 床柱が右側なんです」
 「あ、そうだそうだ。亭主の前に床だったわね」
 「床柱以外に花釘を打っているのを見たことないんですが、どうでしょうか」
 「うーん。確かに、難しいところね・・・。基本はあくまで、花は下座。でもね、一から茶室を造るのと違って、改装だからね。 理屈どおりにいかないこともあるかもしれないから、できる範囲のことをして、後は自分の考えでいいと思う」

 さんざん調べてみたが、床柱以外に花釘が打ってあるのは発見できない。
 やはり、そっちなのか・・・?

 もういちど、改装中の部屋に入ってみた。
 正客の位置で床を見てみる。

 なーんだ。
 簡単なことだった。

 床柱(花釘A)に釘を打つと、花は客の方を向かない。
 花が、客にそっぽを向いた形になる。

 そうだ、花は、客をもてなすために入れるんだった。
 一番大事なことを、忘れるところだった。

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コメント

 後日談(変更)があります。→「茶室改装・その21(花釘・続き) 2006/12/08(金)」

投稿: まりも | 2006年12月 8日 (金) 00時31分

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