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2007年1月26日 (金)

茶室改装(その29)・エアコン

 いくら茶室といえども、やっぱりエアコンはいる(とわたしは思う)。

 だって夏は暑い。
 冷水点もいいけど、やっぱり暑い。

 自然のままがいいのはごもっともだし、
 熱源使ってエアコンつけるとなると、それはそれでいろいろと思うところもあるのだが、でもやっぱり暑いし寒い。

 で、今は家電製品の底値なのです。(春の新商品が出る直前)。

 「勝手にフィルター掃除してくれるエアコン」がいいと訊いて見に行ったところ、
 たーかーい。高い。

 しきりとそのタイプを勧めていた同行者も、
 「・・・そんなに、その部屋にいないよね。茶室だもんね」
と言い出した。
 「1日ずーっといるわけじゃないし、そこで料理するわけじゃないから、勝手に掃除機能はやっぱりいらないかも」と言うので、 確かにそのとおりとわたしも同意した。

 「あ、でも」
 「?」
 「炭使うんでしょ。煤って・・・どうなの?」
 「どうって?」
 「フィルター汚れない? やっぱり勝手に掃除の方がいい? それとも逆に手で掃除した方がいいのかなあ?」

 お店の人に訊いてみた。

 「炭、ですか。お茶室? 煤って・・・いっぱい出るもんなんですか?」
 「・・・よくわかりません。ただ、そんなにぼうぼう燃えるわけではないので」
 「ペットを飼っているようなところだと、毛が詰まってフィルターがだめになったりするんですけどね。まあ、 炭を使うというのは初めてきく話ですが・・・そんなに詰まることもないんじゃないですかねぇ。生活空間でなければ、 掃除機能はなくてもいいと思いますけどね」

 そんなら安い方がいい。

 というわけで、
 ほんとうは一番安いので十分なのだが、
 「シンプルで前面の運転ランプがぴかぴかしないもの。ちょっと、おしゃれ」
にしてしまった。
 やっぱり、茶室だし。ねえ。

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コメント

こちらは4月くらいからクーラー無しの稽古がつらいときがあります。
風炉の季節ならまぁしかたありません。
が、「炉で炭燃やしながら」で「クーラー」ではあまりにも滑稽なので、初風炉までは立礼の稽古などしてごまかしています。
反対に、開炉の季節にもクーラーがいるので、その時は、略盆点前や長板の諸飾りなどを。
11月中は炉でも電熱器にしたり、我ながら涙ぐましい工夫をしつつ、温暖化をうらんでいます。
12月になってやっと炭が入れられます。うちも隣室のクーラーの冷気を扇風機で送るだけでは耐えきれなくなり、一昨年稽古する部屋にもクーラーをつけました。
最初は音も静かで快適だったのですが、翌年になるとすごい音がし始めました。
結局、フィルターがいっぱい詰まっていたのでした。
こまめにケアしないと、音が気になって風情が無くなります。
それと壁がすすけるのも炭を使いだしてから一気でした。
いろいろたいへんだけど、あの炭の炎はいつまで見ていてもしみじみと心に沁み、やめられないのです。

投稿: 野花 | 2007年1月26日 (金) 22時58分

追伸
運良く壁にはめ込み式のクーラーがキットでできた年だったので、目立たないのが有り難いです。工事費ともで35万円くらいしましたが(クーラーあっても汗々)!

投稿: 野花 | 2007年1月26日 (金) 23時02分

うっそうとした森の中にあるようなお茶室なら冷房なしでも
気持良さそうだけど、ふつうは冷房ないと辛いですよね。
昔に比べると温暖化で断然暑くなってると思うし!
炭ってそんなに汚れるものなのですね~ふむふむ

投稿: リキ | 2007年1月26日 (金) 23時45分

 野花さま、ごぶさたしてます!
 そちらは、4月、11月もクーラーなのですか・・・。でも毎年少しずつ気温が上がっているような気がするので、「炉」+「冷房」じゃあんまりだと悩むことになりそうです。
 音は一応「静音」タイプなのですが、「どれもそんなに変わらない」そうで。
 いずれにせよ、こまめに掃除しないとだめなのですね、やっぱり。・・・がんばります。

投稿: まりも | 2007年1月27日 (土) 01時05分

 リキ様
 うっそーとした森の中のお茶室って確かに涼しい・・・んだけど、
 蚊が、いるんですよね・・・。で、結局閉めきって暑い・・・。
 やっぱりクーラーさまさまなのです。

投稿: まりも | 2007年1月27日 (土) 01時08分

こんにちは
我が家も茶室には丈夫で安いダイキンエアコンにしました。
それも天井に格子板を通して隠れる感じに施工してくれて、エアコンを黒子のように真っ黒に塗ってくれたので、エアコンの存在がわかりません。
エアコンはやはりあったほうがいいですね!
除湿もしてみたいですし。
わたしは以前、自宅で火鉢で炭を使っているときに、一酸化炭素中毒で救急車で運ばれて1歩手前で助かった経緯があるので、茶室には給、排気の小さい換気扇を設置しました。
一酸化炭素は重いので、排気は床ぎりぎりにつけました。
煤は大丈夫だと思います!一酸化炭素の方が怖いです~。

投稿: Minera | 2007年1月29日 (月) 11時53分

 完全に「後付け」なので、うちのエアコンはべろんと丸見えです。
 できれば隠れていた方がいいのですが、まーフィルターの掃除もしやすいことだし、と割り切ってます。
 そして! 一酸化炭素中毒とは!
 あまり炭のにおいを感じないので、炭手前のとき「こまめに換気するんだなあ」とのほほんとしていましたが、これは一大事。ほんとに一酸化炭素中毒になるんですね・・・。
 気を付けます。貴重なアドバイスをありがとうございました。

投稿: まりも | 2007年1月30日 (火) 18時43分

そうそう、この冬、長時間(朝10時から午後5時までとか)炉のそばに座りっぱなしにしていたら、夜に頭がガンガン痛くなってきて(そんなことが3回くらい)。
けっこう襖や障子を開け閉めするので、大丈夫だろうと思っていたのですが、全然換気が足りなかったみたいです。
みんなはせいぜい2~3時間いるだけで、出たり入ったりしてますが、私は炉にかぶりつきでほとんど座りっぱなしでした(大ドジ)。
最近は常に2カ所ほど障子を少しずつ開け、縁側のガラス戸も開けるのを忘れないように気を付けています。

投稿: 野花 | 2007年1月31日 (水) 00時36分

 一酸化炭素中毒について調べてみたら、いやーこわいことこわいこと。
 今まで頭が痛くなったりしたことはありませんが、(長くても4~5時間だし)、炭のにおいにかかわらず、換気は絶対に必要、とよくわかりました。
 やっぱり「火」ですもんね。ありがたいけどおそろしいもの、という意識を常にもっていないとあぶないですね。

投稿: まりも | 2007年2月 1日 (木) 07時17分

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