« ヘパーデン結節・その6(膝の痛み) | トップページ | 茶室改装・その32(釜・その3) »

2007年3月12日 (月)

お茶事のお招き

 実は、この数日、密かな悩みを抱えている。

 清雅会に参加してくださった方から、お茶事にお招きいただいたのだ。

 わーいわーいと喜んでいたら・・・

 丁寧な筆で、お招きの手紙を頂戴したのである。
 しかも! 巻紙だー!!

 先にメールで日程のお知らせをいただいたので、
 「筆が筆が筆がぁ。ごめんなさい、ペンでお返事します」と告白したのだが、いざ、巻紙のご案内を手に取ると、・・・悩ましい。

 まずは到着のご報告、とメール送信した後、
 試しに、カートリッジ万年毛筆(開明・けっこう高かった)を使おうとしたら、
 ペン先が、乾いて固まっていた。
 書かずに放っておいたためらしい。
 なんということ。
 これはいけません。

 うーむ。

 ・・・せっかくの機会、やってみましょう。

 ◆必要なもの
  ・巻紙
  ・筆ペン
   (ほんとうのほんとうは毛筆らしいが、いくらなんでもそれはムリ)
  ・お手本

 巻紙は、都内に出る機会があったときに入手した。
 カートリッジ万年毛筆(穂先が純毛でかっちょいいのだ)はお湯につけて使えるようになったが、
 緊急事態なので「サインペンのような使い心地」がうたい文句(だったと思うが見つからない。ひょっとして廃番かも)の三菱筆ペン投入。

 問題は、お手本。
 ないよねえ、そんなの。
 「続・茶の湯の手紙文例集 毛筆・巻紙で手紙を書く」(淡交社)はあるが、実物大とか、なぞり書きとかそういうのは・・・。
 なぞり書き?

 パソコンで本文を下書きしているときに、ひらめいたのである。
 これを、「楷書」とか「行書」で巻紙の大きさに印字して、下敷きにすればいいんでないかい?

 やってみた。

 いまいち。

 なんだけど・・・お手紙をいただいて早五日。
 封をしました。

 嬉しい、ありがたい気持ちを伝えたいのだが、
 それを表現する字が如何ともしがたく。
 やっぱり形ってのも、大事ねえ。
 
 これを機に、ちゃんと筆を練習しようと思うのでした。
 今まで何度そう思ったかは、さておき。

|

« ヘパーデン結節・その6(膝の痛み) | トップページ | 茶室改装・その32(釜・その3) »

コメント

おはようございまーす。
巻き物と奮闘している
まりもさんが目に浮かびます(^^)

私は筆がものすごく苦手で
大人になってからお習字教室にちょこっとだけ行ったのでした。。引越しでやめちゃったけど。

巻き物に書く時って
文字の美しさも大切だけど
紙の余白のバランスがものをいいますよねー。
難しい。。。

お礼の手紙など
気持はほんとに心から伝えたいんだけど
文字がずっこけてて
普通の手紙に書き換えちゃう事もしばしば。

私もお手本がほしい〜。
いい紙使ってるともったいないので
細い障子紙などでたまーに練習しています(^^;)
(まりもさんに衿芯に使うと良いとすすめられたもの)


投稿: バジル | 2007年3月13日 (火) 06時32分

こんにちは
私は、書く側からの気持ちで、もう日が決まってから
ずっとお客様のことを思っていると言っても
過言ではないような気がします。

想いつつご案内を綴り(もちろん、へたっぴですよ)
でも、なんとか喜んでくださいまうよう
工夫して、大好きな文香を入れたり

普段の生活で、仕事の合間に
お料理を考えたり、時々試食したり
お茶やお菓子を選んだり
すべてがそのお茶事の一日のために
動き出している日々の幸せなこと。

本当に当日お越しいただく方には、水屋見舞いどころか
お越しいただくだけで、もうこちらには
大きなプレゼントを頂いた気持ちで胸が一杯になります。
本当にお茶事ってすばらしいなと思うばかり・・・
もはや、お客様から幸せな時間をいただいています。

投稿: つた | 2007年3月13日 (火) 09時50分

あ~すばらしい。。
ご案内をしたためたつたさんも、お返事を毛筆したまりもさんも、すごい・・
お茶をはじめて、そして続けてきてよかったと心から思います。(まだほんの数年だけど)

投稿: ぷらむ | 2007年3月13日 (火) 22時19分

 封筒、切手、文香、詳細な地図に至るまで、お心づくしの御案内。
 それをいただく贅沢。
 御案内につられたとはいえ、筆を持つと「ゲシュタルト崩壊」をおこしちゃうわたしが、つい返礼の筆を取ってしまうとは。
 お茶ってほんとにすごいっす。

 「亭主七分の楽しみ」といいますが、やることは山のようにあるので、
 「あーなんでこんなめんどくさいこと始めちゃったんだろ」とちらっとよぎることもある、と思うのです。
 それでもやってよかった! と御亭主に思っていただけるような、そんなお客ぶりができるようになりたいなーと。

投稿: まりも | 2007年3月14日 (水) 00時59分

> 巻き物に書く時って
> 文字の美しさも大切だけど
> 紙の余白のバランスがものをいいますよねー。

 バジルさん、ほんとほんとー。
 「ワープロなぞり書き」だと、確かに行間は揃うんだけど、字間が決まらないんです。ひらがなと漢字だと、漢字がちょっと大きいですよね。そういう微妙なバランスが、ワープロだと、ねえ。
 まずは書き慣れないと・・・。わたしも、障子紙使ってみます。

投稿: まりも | 2007年3月14日 (水) 01時04分

先日は、茶カブキの稽古でした。
お習字できないとできない役が、、、
たいへん! 真剣に小筆も稽古しないと。。。

投稿: 野花 | 2007年3月17日 (土) 00時03分

 あー、「茶カブキ」の「執筆者」ですねー。
 役にかかわらず、全員書く「唱和の式」。花は入れないとなんないし、筆で歌を書かないとなんないし・・・。
 書いた短冊はすごい勢いで隠して、持って帰りました。
 あのときも、「やばい。筆だ」と思ったのでした。

投稿: まりも | 2007年3月17日 (土) 06時54分

4月に先生のお宅でお茶事がありまして、亭主の方から先日お手紙をいただきました。巻紙ではありませんでしたがw
それでも筆で丁寧なお手紙、お返事も当然筆でなければ?(><)と頑張って書いてみました。。。お恥ずかしいような乱筆。でも気持ちは伝わってくれるとよいな~、気持ちはいっぱいこめて書きました^^ お茶事の前からのこういうやりとりがすでに楽しいですネ(大変だけどw)
うーん、私も習字ならいたくなっちゃったぁ

投稿: リキ | 2007年3月29日 (木) 12時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170159/14233275

この記事へのトラックバック一覧です: お茶事のお招き:

« ヘパーデン結節・その6(膝の痛み) | トップページ | 茶室改装・その32(釜・その3) »