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2007年3月25日 (日)

お招きの朝

 お茶事の朝である。

 何着ていこうかしら、訪問着? 小紋? 
 そうねえ、訪問着か付下げにしましょうかねえ、と前日までの打合せも楽しい。

 朝7時。
 用意していた訪問着を広げてみたが、どうも仰々しい。
 やっぱり春の日差しには綸子かなあ、と青磁色の付下げに決定。
 袋帯に帯揚と帯締を並べていたら電話が鳴った。

 「あのー、今日、どうします? 雨ゴート着た方がいいかしら?」
 外は曇り空。
 「ああ、そうですねえ、雨が降るかもって言ってましたねぇ」
 「どうします? 降ってないのに、着たらヘン?」
 「いいんじゃないですかね、降るかもしれないし。降ったらどうしようもないし」
 「今は晴れてるけどねえ」
 「あっち(到着まで約3時間)は雨かもしれないしねぇ」
 「着る?」
 「うーん・・・。この天気なら・・・着ちゃいます。ちりよけにもなるし」
 「いいですよねえ」
 「いいですよー」
 「ふたりで着ちゃえばいいかー」
 「そうそう、降りそうなときは着ちゃってますもん」
 「そうしようっと。じゃあ、後ほど!」

 雨になるかも、というのすら嬉しい朝。

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コメント

いやいや、お恥ずかしいです。。
「きもの」の決まりごとの常識に全く自信がないので、
常に頭の周りに?がたくさん飛ぶわけです。
で、まりもさん頼みになるわけで。
朝からお騒がせ、しかも結局降らない。
個人的には雨コートが着られてうれしかったです。

投稿: ぷらむ | 2007年3月29日 (木) 22時07分

 こちらこそお世話になります! 朝から気軽に電話しあえるっていうのはいいもんですよねー。
 洋服でレインコート着るってほとんどないけど(そもそも持ってない)、きものだとすぐ着ちゃいまして。なんか着てると安心なんですよね。雨コート着てなくて降られたときのくやしさったらないですもん。

投稿: まりも | 2007年3月31日 (土) 16時27分

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