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2007年4月30日 (月)

清雅会・2007年4月・春を楽しむ

 春です。
 写真も明るく写ります。

汲み出し
【汲み出し】

四つ椀
【汁】 豆腐 春菊
【向付】 大トロの漬け風 わさび菜

煮物 
【煮物】 桜海老 生しらす揚 
 蕗 独活 ほうれん草の芽 春人参
* 揚げたてのあつあつに、出汁を張って。美味~。

焼物
【焼物】 鰹なまり姿煮 薫り野菜添え

預鉢
【預鉢】 筍 新牛蒡と鶏団子の炊き合わせ

預鉢
【預鉢】 春野菜サラダ(和風) 独活 胡瓜 セロリ

小吸物
【小吸物】 独活 わさび菜 

香物
【八寸】 独活三杯酢 新若布白魚巻き

香物
【香物】 桜大根 蕪 刻み菜

主菓子
【主菓子】 

干菓子
【干菓子】
 金沢の大樋勘兵衛で。
 
旅箪笥
お点前は、旅箪笥。

ついこの間まで大炉だったのに、もう春。

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2007年4月29日 (日)

茶室改装・その38(炉ふさぎ)

 「4月も末になると、炉のかたづけをします」(灰と灰形(淡交社))。

 この間、出したばっかりなんだけどなあ・・・。
 でも、まあ、しょうがないと思い立ったところ、

雷雨

 ・・・どしゃぶりになりました。ので断念。

 「でもさー、なんで雨だと出来ないの?」
 「ふるったりするから」
 「何を?」
 「灰を」
 「灰を? なんで」
 「不純物を取り除く、とか」
 「灰をふるう・・・、意味わかんない。お茶の人ってほんとに・・・」

 なんといわれてもいいのである、が、
 「一大事が起これば、何はさておき、茶人はまず灰を持ち出す、とさえいわれています」(茶の湯実践講座・茶道具の心得と扱い(淡交社))。
という話は、しないでおいた。

 さてさて。
 ようやく晴れ。

 早速、炉の灰をあげることにする。

炉ふさぎ・作業中

 「茶室改装・ その35(灰投入)」の逆をすればいいだけなので、順調。
 そして、100円ショップで購入したお玉はやわらかいので、炉壇に当たっても安心。
 ・・・だが、底の方まで掬うと、さすがにお玉ではお手上げ。

 「隅の方はハガキを使うとすみずみまで掬えます」(灰と灰形(淡交社))。

 なるほどなるほど。
 これは、よくとれますねえ。

 でも、端に「ちびっと」だけ残る。

ちびっと

 ちびっと。

 ・・・ま、それはそれとして。
 炉壇を拭くかどうか悩んだ結果、「2~3日風を通せばいいだろう」、ということで、固く絞った雑巾で拭き上げて完成。

炉ふさぎ・終了

 ほれぼれと眺めていたら、家人がのぞきにきた。

 はがきだとよく取れる、昔の知恵ってーのはすごいもんだ、でもちょびっとだけ残る、と端を指さしたところ、

 「掃除機で吸い取っちゃえばいいじゃないの」

 ああ。
 先に言ってほしかった・・・。
 先人の知恵より生活の知恵。

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2007年4月18日 (水)

茶室改装・その37(炉の火入れ)

 日曜の朝から釜を煮立てているのにはわけがある。
 諸般の事情により、
 炉に火を入れるのはこの日の夜しかない! と判明したのである。
 しかも判明したのは、土曜(つまり前日)の夜。

 ・・・となると、フルコースの懐石を作るのは無理。
 (当日の午後出かける用があるため)。
 客は、家族3名。
 (この日を逃すと、しばらく集合しないのである)。
 日曜の夜に、長時間の拘束はきつかろう。
 (翌日にわたしもくたばってしまうだろう)。

 そこで、
 1)いきなり本席に案内し、そこで汲出しを出す
 2)すぐに初炭をはじめる
 3)食事(お弁当)を出す
 4)長めの中立
 5)煮えがついたら薄茶
ということにした。

 イワタニカセットコンロ上の釜を横目でみながら、
 畳をせっせと拭き、
 「超豪華なお弁当買ってきて~!」と都内に出かける家人(3)に発注。
 大急ぎで出先から戻り、
 軸だの花入だの棗だの茶碗だの・・・を引っ張り出し、
 ああっ、お酒がないじゃんと買いに走り、
 なにか手伝うと言い張る家人(2)に
 「絶対に、のぞいちゃ、だめ」と厳かに宣言し、
 おなかが空いた様子の家人(1)を
 「おいしいお弁当が来る」となだめ、
 そうこうしているうちに夜7時過ぎた。

 お弁当到着。
 「・・・このおべんと、いくら?」
 「1,200円」
 「・・・もっと高くていいってゆったじゃん」
 「だって、なかったんだもん。それ以上高くてもそんなかわんないよ」
 いーや全然違うと思ったが、重たいものを発注した手前、黙っておく。
 しかーし。
 出来合いのお弁当は、値段に(ある程度)比例するぞー!!!

 気を取り直して、本席に案内。
 本席に案内、といっても、待合を作ってないだけですが。

 「・・・これ(座卓)、このまんまなの?」
 「足をのばせるようにしといたの」
 「この軸、これでいいの?」
 「(ばれたか)垂撥がないもんでねー、軸が短いの。今度買っとくわ」

 しずしずと汲出し代わりの食前酒を運び、初炭開始。
 無事に着火。

着火

 続いてお弁当。
 やっぱり、どうにもしょぼい。
 しかも、「喉つまりする」という苦情が出て、急遽、限りなくインスタントに近い汁物作成。
 ・・・普通の味噌汁椀で。
 それを一家でもくもくと食べる。
 どーも思い描いていた「火入れ」から遠ざかっていく・・・。

 食べ終わったら、「やれやれ休憩だ」とばかり、三々五々散っていった。

 むむむむむ。

 いいもん。
 よーく、わかりました。

 薄茶には、家人(2)と家人(3)が参加。
 (家人(1)は不調を訴えて就寝。)
 ふん。ふん。ふーん。

 いまいち盛り上がりに欠けた「火入れ」でしたが、
 とりあえず、炉の時季に、火が入ったってことで。
 かつて長くお茶をしていた家人(2)はとても喜んでくれたし。
 まーいいや。

 開炉でまたがんばろうっと。

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2007年4月15日 (日)

茶室改装・その36(釜・その4)

釜・準備中

 現在、釜はイワタニカセットコンロの上にて、漆の匂い除去中。
 水は約7リットル入ることが判明。
 火はつまみを「最大」にしても釜底からはみ出ません。
 釜の蓋をしておくか悩んだのですが、取っておきました。

 ひょえー、コンロに釜を直接のせちゃっていいのぉおお?
 という疑問については、こちら(茶室改装・ その32(釜・その3))。

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2007年4月 8日 (日)

茶室改装・その35(灰投入)

 今日こそは。

 炉に灰を入れる、んである。

 強力助っ人のぷらむさんと、
 「ぐさっ」といいながら炉畳をあげ
 (やっぱり、なんとも勇気の要る作業(茶室改装・ その23(切欠畳))である)、
 炉蓋をあげると、
 炉、登場。

炉・使用前
 
 「灰を入れるには、炉のまわりに紙を敷き、灰や五徳などの諸道具を準備します」
(茶の湯実践講座・水屋の心得(淡交社))

炉・使用準備

 準備完了。

 「・・・これ、どのくらい入れればいいんだろう」とぷらむさん。
 「・・・わかんない」
 「半分くらいかしら」
 「・・・書いてない」
 「うーむ」
 「うーむ」

 「とにかく、入れてみましょう」

 灰がもうもうとなったときを想定し、
 エプロン、シャワーキャップを装着したが、
 灰は全く飛ばない。
 ちなみに、前回 「泥縄灰づくり」の際、衣装ケースほぼ半量に対し、番茶約1リットルを入れました。

 こんなもんかなあというところで、

 「灰が入りますと五徳を入れます」(同書)

炉・灰投入中

 「これくらい?」
 「灰がふわふわしてるけど、押した方がいいのかしら」
 「・・・わかんない」

 五徳を押してみると、ずずっと沈む。

 「うーむ」
 「うーむ」

 「もうちょっと入れてみますか」
 「そうですねえ」

炉・ほぼ完成

 灰を足し、釜をかけてみると、だいじょうぶそうな感じ。

 「こんなもんですかねえ」
 「あ、ちょっと斜めかも」

 釜に柄杓をかけてみた後、
 五徳の下に灰を足し、微調整。

 「釜の位置が定まりますと、釜をおろし水屋火箸で四隅の灰をかきあげ、ととのえますが、」(同書)

 「どうやるのかしら」
 「本のはえらくきれいだけど・・・」
 「火箸で、こんな風にならない~」
 「真ん中はちょっとへこますんですよねえ。じゃないと炭が釜底にぶつかっちゃう」
 「そこらへんが本には書いてないのよねえ」

 うーむうーむといいながら、「山」と「谷」を作っていく。

炉・とりあえず完成

 炉縁をはめてみて、一応終了。
 ぱちぱちぱち。

 ところで。

 「炉縁はとりあえず外しておくとして、これ、どうするんだろう」
 「?」
 「灰が、乾いちゃいますよね」
 「確かに」
 「炉蓋を載せておけばいいのかなあ」
 「いいんじゃないですかねえ」
 「本にも「下地灰の上に湿し灰を全体にまんべんなく蒔き、」ってあるから、釜を据えるときに、仕上げればいいのよね」
 「たぶん」
 「使った後、炉の灰はどこまであげるのかなあ」
 「どうなんでしょう」
 「五徳は、このままでいいのかなあ。上げておくのかなあ」
 「うーむ」

 疑問が次から次へと。
 五徳の爪の向きもちょっとずれてるような気がするし。

 「炉の準備なら、これに載ってるから」と師が貸してくださった本だが、
 本だけだと、やっぱりわからないもんですねえ。
 「シーズン後(風炉に変わるとき)の炉のしまい方」は書いてあるけど、
 「シーズン中の炉の片づけ方」はどこにも書いてない・・・。

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2007年4月 5日 (木)

茶室改装・その34(泥縄灰づくり)

春の日

 美しい日です。

 こんな日は・・・、

 炉に灰を入れるのに最適と思われます。

 茶室改装・その25 (最初の灰・続き)で指摘されたことはこのふたつ。
 1)とりあえずざっとふるうこと
 2)湿らせておくこと

 師からの補足。
 「灰がもうもうとなるから、煮出した番茶をかけて色と湿り気を与えるといいわよ」

使用前

 新聞紙を広げてはみたが、
 古い衣装ケースに、そのままふるっていれればいいかーということで、作業開始。

使用中

 するすると、灰がふるいを通っていきます。

 さて。
 濃い番茶って・・・どんな濃さ??

番茶

 ・・・とりあえず、熱いから、いいか。
  (熱くないと灰が腐るそうです)

番茶作業中

 如雨露だと大きすぎ、アイロンかけの霧吹きだと小さすぎ、
 で、ざるの上から番茶をかけてみましたが、
 ・・・あんまりざるを通す意味がないような気がする・・・。

 じょぼじょぼとかかった部分と
 全然かかっていない部分が(予想通り)できたので、
 せっせともんでみる。

 これがまた。
 あったかくて気持ちいい~。
 砂の温泉というのはこんな感じだろうかという気持ちよさ。

使用後

 まんべんなく湿り気がいきわたったところで、
 新聞紙にちょっと残っていた灰をのせてみました。
 色の違いが一目瞭然。

 そして。
 残念。
 今日はここで作業の時間切れ。
 まだ炉に灰が入らない・・・。

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