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2008年7月27日 (日)

清雅会・2008年7月

茶室拡張工事中

「茶室拡張工事中」のRさんのお宅は、
簾の向こうが、まだ工事中です。

そんな中、
待合に母の作品を飾って
家族もお招きくださいました。

待合

汲み出し

汲み出しは、つめたーいアボカドとヨーグルト。
家族の膝に負担がかからないよう、
懐石は立礼で。

四つ椀
【向付】 鯛昆布〆
【汁】 加茂茄子 溶き辛子

飯器
夏の飯器。

飯器の中
開けてみると、さつまいもの葉に、紫蘇ご飯。

煮物
【煮物】 海老真蒸 人参 紫蘇 枝豆 錦糸卵 素麺(冷製)
 つめたーく、するする入っていく煮物。

焼物
【焼物】 金目鯛の塩焼
 母の作品に、盛ってくださってますー。

預鉢1
【預鉢】 冬瓜の翡翠煮 鶏そぼろ(冷製)

預鉢2
【預鉢】 茄子 ししとう 利休和え

預鉢3
【預鉢】 夏野菜サラダ
 ちなみに、登場する野菜はすべて、Rさん製。

小吸物
涼しげな器の中に

小吸物の中
【小吸物】 とうもろこし 梅
 実は、小吸物の前に、
 「あっついのと、つめたいの、どっちがいい?」と耳打ちが。
 「・・・最後なので、熱いのがさっぱりするかもしれません~」とお答えしたら、
 熱い出汁が。
 どちらでも対応可能なよう、出汁を二種類、ご用意くださっていたのでした。

八寸
【八寸】 烏賊 胡瓜

香物
【香物】 胡瓜 茄子 人参 茗荷

茶室のちっちゃい机
部屋をうつした後座も、
小さい机(Rさんのだんなさま特製)と小さい椅子で、
膝がらくちんですー。
(椅子とセットで撮影しとけばよかった。失敗)。

主菓子
【主菓子】

干菓子
【干菓子】

団扇

冷房がしっかり効いた室内でしたが
団扇の風情が、いっそう涼しく。

夏が終わる頃には、
きっと茶室拡張が済んで、お披露目があるに違いない・・・。(うふ)。

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2008年7月23日 (水)

大暑・炉灰の手入れ2008(その1)

 ・・・大暑。

 「去年はあんまりだった (熊谷で最高気温を記録した日に灰作りをした)から、今年は早めにする」
と先生が宣言なさったので、
 今年は、約3週間前倒しで、灰の手入れをはじめる。

 去年の教訓(あく抜きは1日で乾かない) を生かし、
 最初から、2日に分けて行うことに。

 初日(昨日)は、
 灰に水を入れ、かき回してあく抜きをするまで。
 3回繰り返してほぼあくが抜けたところで、
 そのまま水をたっぷり張り、蓋をして1日放置。

 2日目。
 ちょうどいい具合に灰が沈殿しているが、
灰の手入れ・2008

 「なんか、漏れてるわよ」
と衝撃的な発言が。

灰の手入れ・2008・漏れた!

 ほんとだ・・・。

 プラスチックの衣装ケースを、ほぼ1年戸外に放置したため、劣化したか。

 気を取り直して作業開始。したはずが、
 やはり動転したか、ケースを斜めに立てて、ざーっと上澄みを流してしまう。
 上澄みを少しずつ、そーっとすくえば簡単だったのに、灰が混じって、かなりどろどろ。

 仕方ないので、
 底に沈殿した灰をすくってござに広げ、
 どろどろの上澄みを少しずつ灰篩に通す。
 (灰混じりの水は、灰篩をすり抜けてしまうので、少し灰を入れたところに通してみる)。

灰の手入れ・2008・上澄みはすくいましょう

 ひととおりござに広げて2時間放置。

灰の手入れ・2008・2時間経過

 だいぶ乾いてきたので、
 灰篩を通してひとまず終了。

灰の手入れ・2008・完成

 ちょっと乾燥不足な感じ。
 あとで確認したら、去年は3時間干してました。

 ・・・。

 ま、とりあえず、
 来週は、いよいよ番茶をかけます。

 それにしても、
 効率よく、上澄みだけとる方法はないものかしら。

 「餡を漉すのに使うさらし袋を巨大サイズで作ったらどうだろう」
と、これも去年、話してたことでした・・・。

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2008年7月13日 (日)

道具箱の結び

 志野袋・ 飾り結びのコメント欄に

 「あやとりが全然だめで、今も紐が苦手」
と書いたがまったくもってそのとおりで、
 なにか結ぼうとすると(帯でもなんでも)混乱に陥る。

 道具箱の結びもそうで、
 「これは右かけだから、まずこっちをかけて・・・そんで、こっちをくぐらせて・・・えと・・・」
とやっていたら、
 先生に
 「そーんな難しくしなくっていいのよ。ばってんにして、かければ」
と言われた。

 「ばってん??」
 「そ、ばってん」

 目の前でするすると紐が結ばれた。
 確かに、ばってんだ・・・。

ばってん

 つまり、こういうことなのです。

 右でも左でも、
 かぎになったところに対してばってんになるように紐をかけ、
『(かぎ)になったところ

ばってん

 そのままくぐらせ、
くぐらせるだけ

 あとは蝶結び。
蝶結びの途中

蝶結びは上になった方でしばるのがポイント

 なるほど・・・。
 右掛けでもう一度。

「『」にかけ・・・

くぐらせて・・・

蝶結びは上の紐でしばる

こんな感じ

 「四方右掛け」も「四方左掛け」も「つづら掛け」も、みんなこれでできちゃう。
 能く考えれば、最小限の工程でできるもんなんですね。

参考文献:「茶の結び緒」(淡交社)

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2008年7月11日 (金)

下手の道具調べ

  「下手の道具調べ」。

 本日の日めくりカレンダーが、これだった。
 意味:仕事が下手な者に限って、あれこれと道具を選んだり、注文をつけるということ。「下手の道具立て」とも言う。 (2008年「故事ことわざ」カレンダー)

 実は、灰型を作る灰匙が使いづらい、と、探しているところなのです。

 「むかーしもらった灰匙でやってるんだけど、どうしてもうまくいかないんです。角度をいじったんですけど、ますますだめで」
 「あら、ほんと? 今度もってきてごらんなさい」

 「わたしも、いただいたのよ」という先生の灰匙に合わせて、灰匙のカーブを調整してもらい、
 「確かにこれは、やりづらいかもね・・・でも、引けないことはないわよ。やってみれば? これでできたら、大したものよ」
と励まされた。

 励まされたけど・・・それからやってない・・・。

 「ほんとに、道具は大事よ。全然違うの。灰匙は高くても買う価値があるから。いいのがあったら買った方がいいかもね」
という言葉に甘え、
 「灰匙買ったらやってみよーっと」
と思っているところ、でした。

 ・・・カレンダーに言われちゃった(気がする)。

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2008年7月 8日 (火)

灰匙のバランス

 バトントワリングの技術で、傘を回している人を観た。
 傘だけじゃなく、杖も回す。すごい。
 彼によると、「なんにでも中心があるから、中心を見つければ回せる」のだそうだ。

 なんにでも中心があって、バランスがとれる・・・。

 ということは、
 「あれ」も同じだろうか??

 「あれ」=「灰匙」。
 風炉の炭手前をすると誰もが遭遇する、
 「藤灰に立てたのに、ぱたりと倒れる灰匙」、です。

 この現象については、

 ・少しずつ藤灰を盛って灰匙で押さえ、を繰り返し、最後にこんもり灰を盛ったところに立てると倒れにくい。
という説があり(要は、灰を押さえつけてちょっと固くしておくということですね)、
 なかなかうまくいかないよなぁ、と水屋でやっていたら

 「そんなことしなくても、倒れない」
と言われた。

 ・灰匙の柄を、灰器から長く出すといい。
 ・灰に立てることばかり考えるから、ついつい灰匙が灰器の中に入ってしまい、倒れやすい。
のだそうだ。

 やってみると、確かに倒れにくい(ような気がする)。

 それはつまり、
 「中心」でバランスが取れている、ということなんだと、
 件の傘回しを観ているうちに合点がいった次第。

 改めて実験。

 藤灰4グラム。
 (濃茶の重さ=3.75グラムに合わせてみただけで、意味はありません。なお、藤灰の量は「灰匙が立つくらい(少量、こんもり)」 と教わってます。)。

藤灰

 これを灰器に入れると、これくらい。
 (そのまま入れただけで、押さえてません)。

灰器に入れたところ

 柄を長く出してみました。

柄を出してみた

 成功。

 今度は短めに。

短め

 ・・・倒れた。

 もう1回。

再度長め

 OK。

短め

 ・・・倒れた。

 で、OKバージョンをぞんざいに持ってみたら、やっぱり倒れた(当たり前だ)。

 つまるところ、運ぶ手や身体の中心もちゃんとしてないと、だめ。
 灰匙だけじゃなく、すべて「中心」が大事ってことなのね。

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2008年7月 3日 (木)

冷たい抹茶・その3

 家人が買ってきた、お茶。

伊藤園 おーいお茶 お抹茶
「伊藤園 おーいお茶 お抹茶」

 おおっ。

 早速、実験。

(一)緑色のキャップを左回りに回します。抹茶と内フタが下に落ちます。

 * この緑色のキャップが、やたら固い。

フタが固い。

(二)緑色のキャップをしっかり閉めます。
(三)ボトルをよく振り、緑色のキャップを開けてお飲みください。

粉が浸透中。
 
 この光景。
 見たことがあるような。

 そーだそーだそーいえば。

 メーカーと名前は違うけど、
 2年前の記事・「冷たい抹茶・ その1」とまったく、同じだ・・・。

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