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2008年7月13日 (日)

道具箱の結び

 志野袋・ 飾り結びのコメント欄に

 「あやとりが全然だめで、今も紐が苦手」
と書いたがまったくもってそのとおりで、
 なにか結ぼうとすると(帯でもなんでも)混乱に陥る。

 道具箱の結びもそうで、
 「これは右かけだから、まずこっちをかけて・・・そんで、こっちをくぐらせて・・・えと・・・」
とやっていたら、
 先生に
 「そーんな難しくしなくっていいのよ。ばってんにして、かければ」
と言われた。

 「ばってん??」
 「そ、ばってん」

 目の前でするすると紐が結ばれた。
 確かに、ばってんだ・・・。

ばってん

 つまり、こういうことなのです。

 右でも左でも、
 かぎになったところに対してばってんになるように紐をかけ、
『(かぎ)になったところ

ばってん

 そのままくぐらせ、
くぐらせるだけ

 あとは蝶結び。
蝶結びの途中

蝶結びは上になった方でしばるのがポイント

 なるほど・・・。
 右掛けでもう一度。

「『」にかけ・・・

くぐらせて・・・

蝶結びは上の紐でしばる

こんな感じ

 「四方右掛け」も「四方左掛け」も「つづら掛け」も、みんなこれでできちゃう。
 能く考えれば、最小限の工程でできるもんなんですね。

参考文献:「茶の結び緒」(淡交社)

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コメント

 志野袋・飾り結びのコメントで「紐については、また別の話があるので」と書いた話は、これです。
 しくみを考えるとシンプルに解決する話って、ほかにもいろいろあるなーと思ってます。

投稿: まりも | 2008年7月13日 (日) 19時50分

 なるほどー「ばってん」というのはわかりやすくていいですね。
 ひもの結び方は頭の中で複雑な計算をしてできるわけじゃなくて、何か1つのポイントがあってそれを押さえれば上手くいくようですね。
 でも、それはやっぱり1つ1つ上手い人から教わっていくしかないのかなー。私が家族から笑われなくなる日への道のりは遠いかも知れない‥(^_^;;;)

投稿: two-tea | 2008年7月17日 (木) 17時13分

へぇーへぇーへぇー・・・って感じです。
どうしてこんな結び方をするのか不可解でしたが、
これを見ると、やってみたくなります。

投稿: うさこ | 2008年7月18日 (金) 18時38分

 真田紐がほどかれた状態の箱がぽーんと置いてあると、
 「・・・これ、どーすればいーんだ?」と思ったのですが、
 結び方(ポイント)がわかったので、とても気が楽。

 たぶん、すべての結びは
 「カド、カド、きっ、きっ、と」(要所要所をきっちり結ぶ)、が大事なんだなーと思います。新聞を括るとか、ね。

投稿: まりも | 2008年7月18日 (金) 20時46分

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