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2008年7月23日 (水)

大暑・炉灰の手入れ2008(その1)

 ・・・大暑。

 「去年はあんまりだった (熊谷で最高気温を記録した日に灰作りをした)から、今年は早めにする」
と先生が宣言なさったので、
 今年は、約3週間前倒しで、灰の手入れをはじめる。

 去年の教訓(あく抜きは1日で乾かない) を生かし、
 最初から、2日に分けて行うことに。

 初日(昨日)は、
 灰に水を入れ、かき回してあく抜きをするまで。
 3回繰り返してほぼあくが抜けたところで、
 そのまま水をたっぷり張り、蓋をして1日放置。

 2日目。
 ちょうどいい具合に灰が沈殿しているが、
灰の手入れ・2008

 「なんか、漏れてるわよ」
と衝撃的な発言が。

灰の手入れ・2008・漏れた!

 ほんとだ・・・。

 プラスチックの衣装ケースを、ほぼ1年戸外に放置したため、劣化したか。

 気を取り直して作業開始。したはずが、
 やはり動転したか、ケースを斜めに立てて、ざーっと上澄みを流してしまう。
 上澄みを少しずつ、そーっとすくえば簡単だったのに、灰が混じって、かなりどろどろ。

 仕方ないので、
 底に沈殿した灰をすくってござに広げ、
 どろどろの上澄みを少しずつ灰篩に通す。
 (灰混じりの水は、灰篩をすり抜けてしまうので、少し灰を入れたところに通してみる)。

灰の手入れ・2008・上澄みはすくいましょう

 ひととおりござに広げて2時間放置。

灰の手入れ・2008・2時間経過

 だいぶ乾いてきたので、
 灰篩を通してひとまず終了。

灰の手入れ・2008・完成

 ちょっと乾燥不足な感じ。
 あとで確認したら、去年は3時間干してました。

 ・・・。

 ま、とりあえず、
 来週は、いよいよ番茶をかけます。

 それにしても、
 効率よく、上澄みだけとる方法はないものかしら。

 「餡を漉すのに使うさらし袋を巨大サイズで作ったらどうだろう」
と、これも去年、話してたことでした・・・。

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コメント

梅雨が明けて後の強い日差しを見ると、
茶人は「灰づくりの時期が来たか…」と思うんでしょうか?
自分も初めての灰作りをここ数日していました。
こちらのページと本を参考に(^^)

上澄みをチョコチョコすくっていると、父が、
これ使えと1mくらいの細いホースをくれて、
小さい頃よく遊びでやった水抜き(?)の要領で、
沈んだ灰を巻き上げることなく水を出せました。

それでもじんわり水が残っているので、
ぬか床の水抜きの道具と同じ原理のものを
ペットボトルを半分にきったものにキリで穴を開けて
水をたまらせて、先ほどのホースで水を抜きました。

その作業をしながら、世の茶人さんたちは
どうやってるんだろう…こんなに時間がかかるのは
自分だけではあるまいかと作業をしていました…。

投稿: 稜 | 2008年7月23日 (水) 22時45分

 炉釜のデビューに向けて、着々とご用意なさっているのですね!
 それにしても。

>1mくらいの細いホースをくれて、
>小さい頃よく遊びでやった水抜き(?)の要領で、
>沈んだ灰を巻き上げることなく水を出せました。

 これは、すごい!
 ぜひぜひ、詳細を教えてくださいませ。
 (細い管を吸っちゃったりするの・・・?)  

投稿: まりも | 2008年7月24日 (木) 00時12分

イメージなさっている通りだと思いますが、一応(^^)

ホースは通常の太さのものがいいと思います。
その直径に比例して水の流れ出る効率が上がるからです。

1.水道でホースのなかを水で満たします。
2.両端を指で押さえてふさぎます。
3.ふさいだまま、片方を上澄みの中、片方は排水。
4.排水側の指をはずし、もう片方の指も離します。

注意点は、上澄みの水面より、排水側を低い位置にすることです。
最初は管を吸ったりしたのですが、どうしても上澄みを多少
口に含んでしまい、それは嫌なので上のようなやり方にしました。

灰の篩なんてセットであるんですね。
自分は仕事で篩はつかっていますが、
以前の記事でつかっておられた65(?_)メッシュなんて
それはそれは細かくないですか?

自分は昨日、灰を30で篩おうとして、
灰を大量に作りましたので、これは何時間かかるか
分からない…と思い、とりあえずそのまま篩わずにケースに
入れました…。

投稿: 稜 | 2008年7月24日 (木) 21時47分

 早速お教えくださり、ありがとうございます!
 上澄みを吸っちゃうのは、さすがにやだなーと思ってたので、来年は、注意点に気をつけて試してみます。

 灰篩は、7メッシュ、65メッシュが入った3枚組です。先生にお茶道具屋さんで買ってもらいました。65メッシュは風炉用で、前回は上澄みをすくうのに使用。(結局、上澄みがそのまんま篩を通ってしまうので役に立たなかった)。
 先生は炉灰を12~14メッシュで仕上げておいでですが、去年、わたしは9~10メッシュにしちゃいました。
 もともとセットに炉用として入っていたものだし、今年は7メッシュでもいいかなあと思ってます。
 30メッシュで炉灰を篩うのは・・・すごーくたいへんかも・・・。

投稿: まりも | 2008年7月25日 (金) 21時19分

65は風炉用だったのですね、なるほどな~。

で、炉は10くらいだったのですか…。(^^;
ちょうど7は自宅にあるので、それでやってみようかな…。

まりもさんの灰作りをだいぶ参考にさせてもらいました。
ありがとうございましたっ!

この後は、炉檀を作ろうかと思っとります…が、
資料的なものがなく、また、本職さん以外で「作りました」
という話しは一人しか分からず…ですが、
いけるとこまで言ってみようと思っています。

投稿: 稜 | 2008年7月25日 (金) 21時47分

 うわー。炉壇をお作りになる? まさか、塗る??
 すごい話だー。
 塗炉や銅のほかに、陶器、石などの炉壇もあるみたいですよね。
 作られたときは、どのようになさったのか、ぜひまたお教えくださいませ。

投稿: まりも | 2008年7月25日 (金) 22時00分

はい、塗ります。
塗れれば、塗れるとき、塗ろう、塗りたい…(^^;

勝手に作って火事など起こさぬよう、
下調べだけはきちんとやろうと思います(^^ゞ

投稿: 稜 | 2008年7月26日 (土) 22時15分

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