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2008年9月22日 (月)

もう一人いる!

 昨日は、つたさんのお宅で、正午の茶事。

席入り前

 以前にもお招きいただいたのですが、
 「なんか、二度目とは思えない~」
 「いっつも、おじゃましてる気がする~」
と言い言いするくらい、落ち着く空間なのです。

寄付の煙草盆

 寄付の火入れは、温かく・・・。

腰掛待合の煙草盆

 腰掛待合の火入れも、やっぱり温かく・・・。

 迎付けも、
 懐石の準備も、
 汲出しを出すのも、
 濡れ釜をかけるのも、
 全部おひとりでなさってるのに、
 どうやったら、火入れがふたつもできちゃうの??

初座・濡れ釜

 濡れ釜は、つやっつやです。

 懐石の数々がおいしくておいしくて、
 「食べたらなくなっちゃうー」
 「でもあったかいうちに食べたいー」
と騒いでいるうちに、
 「これ全部、ひとりで作って、ひとりで運んでるのよね・・・」
ということを忘れてしまいます。

 中立で出てみると、
 腰掛待合のある玄関の戸が開け放たれ、
 まったく違う風情。

中立

 こんなやり方があるんだーと、一同感嘆。

 そして、さらに驚くべきことが!!

中立・腰掛待合の煙草盆

 火入の灰型が、替わってる。

 「ええええっ、いつの間に??」
 「だって、ずーっと懐石で、すぐ初炭で、それからお菓子で」
 「作るときなんて、ないよね??」
 3人、顔を見合わせて
 「・・・すごすぎる」
 「つたさん、実は、もう一人いる、とか?」

 後座の席入り前。

後座・席入前

 茶室横に飾られた「着せ綿」の綿が外され、
 席も、すっかり改められてました。
 中立、約10分。
 「ここまであっという間に・・・」
 「きっとどこかに、もう一人いる・・・」

 これだけ細かくご用意なさるのに、
 軽々と点前を進めながら、
 「後炭では、絶対! 輪胴を入れると決めてるんですよー」
 「炭はけちけちしないで、お客さまをお引き留めする気持ちで入れたいんです」
と、どこまでも、すとーんと明るくて潔いのが、つたさんの、ますますすごいところ。

 「月」と「菊」がテーマのつたワールドに包まれているうち、
 あっという間に薄茶も終わってしまい・・・、

 名残惜しく寄付に戻って、またまたびっくり!!

寄付

 お招きのお礼に添えた紅葉です。
 前回、桜の花びらを入れて、
 同じになっちゃうかなー、どうしよう、と思いながら文香がわりに入れたものでした。
 うわ、また泣いちゃう。

 それにしても、いつの間に??

 答え
・「中立の火入れ・・・、うーん、よく覚えてない~。あ、濃茶の拝見が回ってるとき」
・「寄付も、中立のときに替えました」

 「つたさんは、実はふたりいて、そのあたりに隠れているのかも、なんて話してたんです」
と笑いながら、もうお暇しないといけない時間。
 つたさんの手をいっぱい握って、
 「ぜひぜひ、また近いうちに!」と約束して、帰路についたのでした。

 そして、
 朝起きたら、秋。

涼しい秋の朝

 どこかに隠れているつたさんが、
 昨日の紅葉みたいに残暑を片付けて、
 本格的な秋を運んでくださったに違いない・・・。

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2008年9月20日 (土)

きもの文化検定2008

 「第3回きもの文化検定実施のご案内」が来たのは、「7月吉日」のこと。

 どーしよーかなー、難しいよなーと思いつつ、
 きもの文化検定公式対策セミナーに申し込んだら、全然FAXがつながらず、
 つながったと思ったら、申し込んだ日が満席で、
 じゃーいいやと思ったら、セミナーの日程が追加になったと葉書が来て、
 ならやろうかと申し込んだら、また全然電話がつながらず、
 もぉーいいやと思ったら、
 「実は葉書記載の電話番号が間違ってました。よろしければこのお電話で受け付けます」と検定事務センターから電話が来て、
 そんなことでだいじょうぶなんだろーかと思う間もなく、
 「じゃお願いします」と申し込んだので、

 ・・・今年も、きもの文化検定を受けるのです。

 さすがに、今回(2級)は、ちゃんと勉強しないとまずい雰囲気が、ひしひしと。

 教本をただ読んでいても覚えられない。(飽きちゃう)。
 ので、図書館から山のように本を借りてきて、教本と突き合わせる、という手法をとってみた。
 がしかし。
 ・・・読んでてもイメージできないところが、ちらほら。

 「あーもうこれじゃわかんない。細かいのが生産者のホームページに載ってるかも」
と、ふと思いついて、検索してみたら、まーあることあること。
 しかも!
 YOU TUBE(http://jp.youtube.com/)に、動画で載ってたりする。

 じっくり10分の「注染」とか
 わずか2秒で終わってなんなんだの「結城紬」とか、
 それぞれ5分の「越後上布」「牛首紬」、
 「江戸小紋」(8'59"+9'38"+6'11")、
 「有松絞り」(5'46")、
 「本物のゆかた・てぬぐい 注染で染める!」(10'05")、
 「琉球の着物」(6'53"+7'04"+7'02"+6'58")、
 「久留米絣」(9'17"+9'47"+5'47")、
 「博多織」(0'27")、
 「泥染めの深い色が出来るまで」(大島紬)(6'00")、
 「奄美大島泥染め体験」(大島紬)(6'23")・・・。

 ふと気がつくと、
 「何が載ってるか?」に夢中になって、
 覚えるのをすっかり忘れている。
 まずいまずいと思いつつ、
 後で、ニコニコ動画(http://www.nicovideo.jp/)も観てみよう・・・ と
 たくらんでいるのでした。

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2008年9月11日 (木)

巻紙

 これが、

巻紙

 巻紙です。
 文房具店では、よく「奉書紙」で売ってます。
 (式辞用の大きいサイズしか置いていない店もあるので、「手紙で使う、巻紙」と確認して買ってます。)

 無事にお稽古茶事を終え、
 次の楽しみは、
 今週末のお茶事のお招き。
 かわいい文香が入った、巻紙の御案内状が届きました。

 お返事は、はりきって、
 おみやげにいただいた、とっておきの、箱入り美濃和紙。
 どんなのがいいかしらと、切手箱をあさるのは楽しい~。
 問題は、(いつもながら)筆ですが、

 今回は、
 巻紙2回目ということもあり・・・、

 パソコンで筆文字の下敷きを作って、巻紙をおいてなぞる、
 つまり、
 前回とまったく同じやり方(2007.3.12 「お茶事のお招き」)です。
 
 進歩がない・・・。

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2008年9月 6日 (土)

続き薄茶の公式

 明日は、お稽古茶事です。
 今度は、後座の亭主。朝茶事の形で、続き薄茶。
 前回(清雅会・2008年5月・予行演習)、
 「初座でらくちん~」とうそぶいてた、ばちがあたった、
んじゃなくて、ありがたいことです、ほんと。緊張するけど。

 Rさんも、
 「わーい、おいしい濃茶と薄茶が飲める~」と、いじめて、
じゃない、励ましてくださいます。

 だから、緊張するんですってば・・・。

 日程が決まってから、
 お招き練習をする日がなかったので、
 今日はひとり、
 続き薄茶の点前手続きをぶつぶつつぶやきながら、練習してます。

 「まず座布団、煙草盆。それから干菓子
*濃茶から薄茶に移るときに、持ち出す順番
 「縦において
*棗と茶碗の置き方。棗を手前、茶碗を向こうに置く。
 「すぐ棗拭く
*座ったら、まず棗を清める
 「棗は建水の肩
*清めた後の棗の位置。左手で置く。
 「茶碗が空になったら、帛紗腰につける
*棗を清めた後、帛紗は左手に持たせ、茶筅を出し、茶碗を引いて茶巾を出す。帛紗を腰につけるのは、全部出し終わってから。
 「こん、さらさら、のの字
*茶筅通しが通常の薄茶より一度少ない

 昨年、故郷へお帰りになった師は、よくお茶事で続き薄茶をしてくださったので、
 順序の言葉はすべて、そのときの師の声とともによみがえってきます。
 「続き薄茶の公式と思ってね」。

 だからといって、間違えないかというと、
 やっぱり、ときどき間違えてしまうのですね。
 むむむ。緊張。

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2008年9月 4日 (木)

絹の長襦袢を洗ってみる

 夏はたいてい、ポリエステルの、絽の長襦袢を着ている。
 ポリエステルは暑いけど、洗うのが楽だから。

 今年、7月にいつものポリエステルを着ようとしたら、
 半襟が、ついてなかった。(去年さぼりました)。

 ので、やむをえず、「いざというときの」絹の長襦袢を出して、着た。
 夏に一度着たものは、洗いに出すほかないので、シーズン中着倒します。

 ところが、
 うっかりして、絹の長襦袢に血をつけてしまった。
 (全然たいしたことないけど、正座で傷口がすれたらしい)
 で、あせって、その部分だけ水洗いした・・・。

 結果。

 すぐ落ちたけど、
 そこだけ、ごわごわ。

ごわごわ。

 9月中、まだ何回か着る機会があるので、
 (長襦袢の絽と単衣、わたしは一応白露で分けている。でも、暑いとあっという間にくじけて秋分にする)。
 いっそ、「一部ごわごわ」より、全部洗ってしまってはどうだろう?

 幸い、裄も丈も長めなので、多少縮んでも問題ない。

 ・・・やってみよう。

 ごわごわの部分と

ごわごわだって。

 きれいな部分。

水についていない部分。

 ついでに、伊達締め(長襦袢は、紐の代わりに細めの伊達締めをしている)の色移りまで発見・・・。

汗で色が移ってます。

 たたんで、ネットに入れたところ。

そこらへんの洗濯物と一緒。

 「洗濯3分 すすぎ注水で2回 脱水1分」
で洗濯機に入れる。(所要時間20分と表示)
 なんでこの配分にしたかというと、
 なんとなく、です。

SANYO・AQUA

 洗剤は、「エマール」。
 「Woolmark」「ドライ」「コットン」OKの表示はあるが、
 絹は「洗えない衣類」になってる。けど、まーいいやー。

びしょびしょ。

 洗濯終了(「洗濯物の偏りにより、脱水できません」という表示により、脱水途中で電源を切り、引っ張り出す)。
 しわしわだけど。
 だいじょうぶだろーか・・・。

 タオルに挟んでおおまかな水分を取った後、
 最初は、おっかなびっくり、当て布で。

日本手ぬぐいで当て布・低温。

 そのうち、だいじょーぶだろーと、そのままアイロン。

もちろん低温。

 だいじょうぶみたい。

きれいな部分。

ごわごわ(旧)の部分。

 色移りは、落ちません。

色移りは、そのまま。

 羽織ってみたところ、そんなに縮んだ感じはしないが、

 縮みはこんな感じ。(ちょっと糸がつれてます)。

収縮率。

 思ったよりごわごわとしたところもないし、
 全体としては、まあ、成功。
 濡れているうちに、アイロンをかけたのがよかったかも。

 ああでも。
 毎度のことだけど、
 この後に、まだ半襟付け・・・。

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2008年9月 2日 (火)

コストコ・おけいこ用抹茶

 8月の終わりに、コストコへ行ってみた。
 友だちによると、
 「会員制スーパー。なんでも大量&大容量なアメリカンタイプの店だす」
 http://www.costco.co.jp/

 入るのに4,000円もかかるんだ、これが。年会費がよんせんえん。
 倉庫にどんと積んである品物を、巨大カートに入れて、買う。
 4,000円もかかるだけあって(くどい)、
 安いんだけど、とにかくでかい。業務用サイズ。特盛。
 そして、なぜか、客もアメリカンサイズが多いのが、不思議。

 そこで、ついうっかり買ってしまったのが、これ。

おけいこ用抹茶(でかい)

 おおっ。
 森半ではないのー。

 しかも、
 150グラムで、
 798円。
 薄茶1服=1.5グラムとして、100服分。
 1服、約8円かあ。

 で、買ったはいいけど、
 いくらなんでもこんなにいっぱい飲まない・・・。

 そして、裏面の賞味期限。

 08.11.03。

 どーしよー。

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