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2008年9月 4日 (木)

絹の長襦袢を洗ってみる

 夏はたいてい、ポリエステルの、絽の長襦袢を着ている。
 ポリエステルは暑いけど、洗うのが楽だから。

 今年、7月にいつものポリエステルを着ようとしたら、
 半襟が、ついてなかった。(去年さぼりました)。

 ので、やむをえず、「いざというときの」絹の長襦袢を出して、着た。
 夏に一度着たものは、洗いに出すほかないので、シーズン中着倒します。

 ところが、
 うっかりして、絹の長襦袢に血をつけてしまった。
 (全然たいしたことないけど、正座で傷口がすれたらしい)
 で、あせって、その部分だけ水洗いした・・・。

 結果。

 すぐ落ちたけど、
 そこだけ、ごわごわ。

ごわごわ。

 9月中、まだ何回か着る機会があるので、
 (長襦袢の絽と単衣、わたしは一応白露で分けている。でも、暑いとあっという間にくじけて秋分にする)。
 いっそ、「一部ごわごわ」より、全部洗ってしまってはどうだろう?

 幸い、裄も丈も長めなので、多少縮んでも問題ない。

 ・・・やってみよう。

 ごわごわの部分と

ごわごわだって。

 きれいな部分。

水についていない部分。

 ついでに、伊達締め(長襦袢は、紐の代わりに細めの伊達締めをしている)の色移りまで発見・・・。

汗で色が移ってます。

 たたんで、ネットに入れたところ。

そこらへんの洗濯物と一緒。

 「洗濯3分 すすぎ注水で2回 脱水1分」
で洗濯機に入れる。(所要時間20分と表示)
 なんでこの配分にしたかというと、
 なんとなく、です。

SANYO・AQUA

 洗剤は、「エマール」。
 「Woolmark」「ドライ」「コットン」OKの表示はあるが、
 絹は「洗えない衣類」になってる。けど、まーいいやー。

びしょびしょ。

 洗濯終了(「洗濯物の偏りにより、脱水できません」という表示により、脱水途中で電源を切り、引っ張り出す)。
 しわしわだけど。
 だいじょうぶだろーか・・・。

 タオルに挟んでおおまかな水分を取った後、
 最初は、おっかなびっくり、当て布で。

日本手ぬぐいで当て布・低温。

 そのうち、だいじょーぶだろーと、そのままアイロン。

もちろん低温。

 だいじょうぶみたい。

きれいな部分。

ごわごわ(旧)の部分。

 色移りは、落ちません。

色移りは、そのまま。

 羽織ってみたところ、そんなに縮んだ感じはしないが、

 縮みはこんな感じ。(ちょっと糸がつれてます)。

収縮率。

 思ったよりごわごわとしたところもないし、
 全体としては、まあ、成功。
 濡れているうちに、アイロンをかけたのがよかったかも。

 ああでも。
 毎度のことだけど、
 この後に、まだ半襟付け・・・。

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コメント

 和裁をなさるSうさぎさんから、耳よりの情報を教えていただきました。

 「血だったら、しみの下にタオルをしいて、おろした大根をのせて、とんとん叩くと、落ちるわよ~! 大根の汁で落ちるみたいなんだけど、そのまま大根おろしをのせてたたいてもだいじょうぶ」。

 うーん、さすが! ありがとうございます~。

投稿: まりも | 2008年9月 5日 (金) 22時32分

そのとうりで~す。
縫っている時、よく針で指先を刺して大切な仕立物を汚したぁ・・・と慌てたとき、先生から教えて貰ったのをおもいだして、無事にきれいになりましたよ。
仕事としていた頃は、大根をいつも置いておきました。

投稿: Sうさぎ | 2008年9月 6日 (土) 07時14分

外国生活なので、絹の長襦袢はいつも洗っています。
絹を洗えないなんて誰が???だって水元しますでしょう。
 一度に全体を水につけること・・・・生渇きの内にアイロンがけ・・・軟水で洗う・・・・これで切り抜けています。袖丈が縮むを想定して、初回は袖の裾を解いておきました。でも、仕立てる前に、水通しがいいのかな
 体臭の浸みこんだ長襦袢・・・最悪じゃありませんか。
茶席で汗のにおいがしたら興ざめではありませんか。
 長襦袢は 時におしゃれな重ね着でもあるけど・・・・下着としての機能を重視したいと思っています。

投稿: Sra.Akane | 2010年7月31日 (土) 08時05分

Sra.Akane 様
 海外からありがとうございます!
 手元の「きものクリニック(婦人画報社)」という本には、「洗えないきもの=絹、すべての繊維の袷仕立てのもの」とあります。色落ち、縮みが理由として挙げられています。とはいえ、別のページには「絹は生き物。水を通すことで再び元気になる」との記載が。
 思うに、「縮むけど、洗えなくはない。特に袷の場合、表地と裏地が狂うので、仕立ての技能がない人がむやみに洗うのは危険」ということではないかと。
 この夏も、「冷房はしない」という主義のお稽古場があるとうかがってます(!) なので、「茶席の汗」については、それぞれお考えがあるのかなあと思います。・・・気が遠くなりそうな話ですが・・・。

投稿: まりも | 2010年8月 1日 (日) 21時34分

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