宣言:人のきものに、手を出すな!
もーどうにもがまんができないので、
敵を作ることを覚悟でいってしまいます。
「人のきものに、勝手に手を出すな!!」
と、声を大にして言いたいです。
というより、
今後、声に出していくことを宣言します。
お茶の集まりがあったりすると、
きものを着た人が集団でいるので、
そりゃ、お太鼓の形が崩れた人や、襟元が崩れた人はいっぱいいます。
いーじゃん、それで。
それが我慢できないなら、
または、もうちょっとで帯が落ちる! というような緊急事態なら、
「あの、ちょっとお太鼓が落ちそうになってますが」
とか、
「きものの裾が下につきそうになってますが」
とか、
一声かけるのが礼儀ってもんでしょう。
それも、もちろん、小声で。
帯締めの端(房)が外れたくらいで、
真っ正面から黙って手を突っ込んでくる神経が、わたしにはさっぱりわかりません。
お太鼓のたれが上がってるくらいで、
「あ! たれが上がってる!」
と、大声で指摘する無神経さ、なんなんだ一体。
後ろからむんずと帯をつかんで
「帯がね、ちょっと」
と言いながらいじるのは、そりゃ、やってる方は気持ちいいでしょうよ。
やられている方はあきらめて、
「あーどーもー」と言いながらこなしてますが、内心はやだろーなー。
全くの他人から、いきなり身体を触られたら。
少なくとも、わたしは嫌です。なので、「後で直しますから」と断ります。
着崩れてどうしようもなく、ほんとうに困っているようなら、
「なにかお手伝いしましょうか?」とまず声をかけるのがスジってもんでしょう。
ネクタイがゆるんでるからって、いきなり他人のネクタイ締めますか?
スカーフが曲がってるからって、いきなり他人のスカーフ引っ張りますか?
ストッキングが伝線しているのを、後ろから大声で指摘しますか?
どうしても「人様のきものをいじりたい」なら、
お願いだから、一声かけて、了解をもらってからにしてほしいもんです。
人のきものに手を出す前に
「失礼じゃないかなあ」とまず迷うのが、たしなみってもんだとわたしは思ってます。
なので、今までもこれからも、そのようにします。
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コメント
おっしゃるとおりだと思います。
昔、和裁を仕事にしていたので、着物を着ている方を見ると嬉しく見ていますが。
最近の着方に少し疑問を持っています。
まりもさんの宣言とは、遠回りで関係あると思うのです。
身動き出来ないほど、型にはまった美容院帰りの着方、
動きが自由に出来る着慣れている方の緩やかな着方、帯も同じで、その時々の状況で、その中で自由で良かったはずの着方が、何処かで習ったとうりでなくてはいけない!と勘違いしてる事が多いのじゃないかしら~。
着る時の道具なんかも、いろいろあったりして。
着物は何度も着ている間に自分で工夫して、その人の美しい着方になっていくと思うのです。
だから少しくらい崩れても、帯のたれがそっていても、それを
それとなく治す姿も着物姿の美に通じるとさえ思います。
人の着物に手をだす人は、他の部分でも、思いやりがないのですよね・・・。
長くなってお許しを・・・
投稿: Sうさぎ | 2009年6月29日 (月) 12時21分
Sうさぎ様
コメントありがとうございます!
よかった~。Sうさぎ様に支持していただけたら、百万人力です!
ほんとにほんとに、すべておっしゃるとおりだと思ってます。
平面のきものが、だんだんその人の身体に添っていく様子がいいんですよね。
お茶会などで、無理矢理きものに手を出す人をみるたび、「もてなしの心」とかいう以前に、考えることがあるんじゃないか?? と、思います・・・。
投稿: まりも | 2009年6月29日 (月) 21時37分
いつもまりもさんに「直して~」と懇願している私も、
見ず知らずの人に直されるのはイヤなものです。
まあ、私などさんざんやられました。
衆人の面前で「あんた、下手ね!」って言われているようで、超恥ずかしいものです。
とにかくこの時代、着物着てるだけで褒めてほしいって私なんて思ってます。(甘いか・・)
昭和の初めの頃までの着物姿を見ると、すごく自由で個性的ですよね。みんな違うのが普通で、おおらか。
ビシッとアップして、キチキチに着てる人は絶対にいない。
でもまあ、世間の目はキビシイっす。
だから羽織物、これに頼るわけです。
羽織れない季節は、なるべく車移動をする。(情けない・・)
着物の着姿にやさしい時代は来ますかねえ。。
投稿: ぷらむ | 2009年7月 1日 (水) 16時48分
ぷらむ様
多少崩れても、「自分で着たんだから、なんとかなる!」んですよね。で、手を出してくる人は、たいてい、ぎちぎちの着方です。それはそれでいいのですが、時と場所をわきまえず、自分の着方を人に強制するのだけは、やめてほしいのです。
ゆるやかに楽しくお互いのきものを尊重する、きものの着姿にやさしい時代は、自分たちで作っていきましょうねー。これからもよろしくお願いします!
投稿: まりも | 2009年7月 1日 (水) 19時01分
いきなり直される、、、ありましたね!
稽古の時や、お茶会に一緒に行った人どおしなら、
お互いに直し合いもあるかも、ですが
いきなり、知らない人にはようしませんね~
帯締めが垂れているときは、本人が直すのが一番綺麗になると思うので、口やジェスチャーで知らせる方が。。。
投稿: 野花 | 2009年7月 1日 (水) 23時50分
野花様
友だち同士で、「帯、どお?」なーんて直しあうのは楽しいですよねー。「お手洗いでゆっくり直そうかー」なんて話してるときに、いきなり手を出されて、「え? なんで、今? しかもあなたが、なぜ??」というのがあり・・・、とっても不思議です。
投稿: まりも | 2009年7月 2日 (木) 07時42分