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2009年6月28日 (日)

宣言:人のきものに、手を出すな!

 もーどうにもがまんができないので、
 敵を作ることを覚悟でいってしまいます。

 「人のきものに、勝手に手を出すな!!」
と、声を大にして言いたいです。

 というより、
 今後、声に出していくことを宣言します。

 お茶の集まりがあったりすると、
 きものを着た人が集団でいるので、
 そりゃ、お太鼓の形が崩れた人や、襟元が崩れた人はいっぱいいます。

 いーじゃん、それで。

 それが我慢できないなら、
 または、もうちょっとで帯が落ちる! というような緊急事態なら、

 「あの、ちょっとお太鼓が落ちそうになってますが」
とか、
 「きものの裾が下につきそうになってますが」
とか、
 一声かけるのが礼儀ってもんでしょう。
 それも、もちろん、小声で。

 帯締めの端(房)が外れたくらいで、
 真っ正面から黙って手を突っ込んでくる神経が、わたしにはさっぱりわかりません。
 お太鼓のたれが上がってるくらいで、
 「あ! たれが上がってる!」
と、大声で指摘する無神経さ、なんなんだ一体。

 後ろからむんずと帯をつかんで
 「帯がね、ちょっと」
と言いながらいじるのは、そりゃ、やってる方は気持ちいいでしょうよ。

 やられている方はあきらめて、
 「あーどーもー」と言いながらこなしてますが、内心はやだろーなー。
 全くの他人から、いきなり身体を触られたら。
 少なくとも、わたしは嫌です。なので、「後で直しますから」と断ります。

 着崩れてどうしようもなく、ほんとうに困っているようなら、
 「なにかお手伝いしましょうか?」とまず声をかけるのがスジってもんでしょう。

 ネクタイがゆるんでるからって、いきなり他人のネクタイ締めますか?
 スカーフが曲がってるからって、いきなり他人のスカーフ引っ張りますか?
 ストッキングが伝線しているのを、後ろから大声で指摘しますか?

 どうしても「人様のきものをいじりたい」なら、
 お願いだから、一声かけて、了解をもらってからにしてほしいもんです。

 人のきものに手を出す前に
 「失礼じゃないかなあ」とまず迷うのが、たしなみってもんだとわたしは思ってます。
 なので、今までもこれからも、そのようにします。

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コメント

おっしゃるとおりだと思います。
昔、和裁を仕事にしていたので、着物を着ている方を見ると嬉しく見ていますが。
最近の着方に少し疑問を持っています。
まりもさんの宣言とは、遠回りで関係あると思うのです。
身動き出来ないほど、型にはまった美容院帰りの着方、
動きが自由に出来る着慣れている方の緩やかな着方、帯も同じで、その時々の状況で、その中で自由で良かったはずの着方が、何処かで習ったとうりでなくてはいけない!と勘違いしてる事が多いのじゃないかしら~。
着る時の道具なんかも、いろいろあったりして。
着物は何度も着ている間に自分で工夫して、その人の美しい着方になっていくと思うのです。

だから少しくらい崩れても、帯のたれがそっていても、それを
それとなく治す姿も着物姿の美に通じるとさえ思います。

人の着物に手をだす人は、他の部分でも、思いやりがないのですよね・・・。

長くなってお許しを・・・

投稿: Sうさぎ | 2009年6月29日 (月) 12時21分

Sうさぎ様
 コメントありがとうございます!
 よかった~。Sうさぎ様に支持していただけたら、百万人力です!
 ほんとにほんとに、すべておっしゃるとおりだと思ってます。
 平面のきものが、だんだんその人の身体に添っていく様子がいいんですよね。
 お茶会などで、無理矢理きものに手を出す人をみるたび、「もてなしの心」とかいう以前に、考えることがあるんじゃないか?? と、思います・・・。

投稿: まりも | 2009年6月29日 (月) 21時37分

いつもまりもさんに「直して~」と懇願している私も、
見ず知らずの人に直されるのはイヤなものです。

まあ、私などさんざんやられました。
衆人の面前で「あんた、下手ね!」って言われているようで、超恥ずかしいものです。
とにかくこの時代、着物着てるだけで褒めてほしいって私なんて思ってます。(甘いか・・)

昭和の初めの頃までの着物姿を見ると、すごく自由で個性的ですよね。みんな違うのが普通で、おおらか。
ビシッとアップして、キチキチに着てる人は絶対にいない。

でもまあ、世間の目はキビシイっす。
だから羽織物、これに頼るわけです。
羽織れない季節は、なるべく車移動をする。(情けない・・)

着物の着姿にやさしい時代は来ますかねえ。。


投稿: ぷらむ | 2009年7月 1日 (水) 16時48分

ぷらむ様
 多少崩れても、「自分で着たんだから、なんとかなる!」んですよね。で、手を出してくる人は、たいてい、ぎちぎちの着方です。それはそれでいいのですが、時と場所をわきまえず、自分の着方を人に強制するのだけは、やめてほしいのです。
 ゆるやかに楽しくお互いのきものを尊重する、きものの着姿にやさしい時代は、自分たちで作っていきましょうねー。これからもよろしくお願いします!

投稿: まりも | 2009年7月 1日 (水) 19時01分

いきなり直される、、、ありましたね!

稽古の時や、お茶会に一緒に行った人どおしなら、
お互いに直し合いもあるかも、ですが

いきなり、知らない人にはようしませんね~

帯締めが垂れているときは、本人が直すのが一番綺麗になると思うので、口やジェスチャーで知らせる方が。。。

投稿: 野花 | 2009年7月 1日 (水) 23時50分

野花様
 友だち同士で、「帯、どお?」なーんて直しあうのは楽しいですよねー。「お手洗いでゆっくり直そうかー」なんて話してるときに、いきなり手を出されて、「え? なんで、今? しかもあなたが、なぜ??」というのがあり・・・、とっても不思議です。

投稿: まりも | 2009年7月 2日 (木) 07時42分

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