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2009年7月15日 (水)

炉灰の手入れ2009(その1・番茶の謎)

 梅雨が、明けました。
 暑いったら、ありゃしない。
 灰づくりをする人は、たぶん、全員思ってますね。
 「あー、また湿し灰の季節だー・・・・」。

 作るのは、まあ、しばらく先として(現実逃避)、
 準備をしなくてはなりません。

 実は、湿し灰の手入れを最初にしたときから、疑問に思っていたことがあったのです。

 「灰にかける番茶って、ほうじ茶でいいの? それとも、京都の番茶?」

 ずいぶん前、京都のおみやげでいただいた一保堂の「いり番茶」。
 それはそれは煙草くさく、いったい何事?と思ったのですが、飲むとおいしいの。ほんと。
 しばらく買ってがぶがぶ飲んでましたが、
 「原料調達の都合」で何度か値上げの後、
 「雑誌などで掲載されてから人気が広まり、良質な茶葉の確保が難しくなったため、しばらくオンラインショップでの販売を休止します(2005年3月)」とメールマガジンでお知らせが来て以来、ごぶさたでした。
 店頭でも手に入らず、「灰に番茶をかけるっていうけど・・・京都の番茶って、こっち(埼玉)じゃ、あんまり売ってないよなあ。ほうじ茶でいいのかなあ」と、首を傾げていたのでした。

 そこで、4月の灰形教室で、灰の先生に訊いてみました。
 答え。
 「かける番茶は、京都のいり番茶のことです。ほうじ茶とは、殺菌力が違います」
 「ほうじ茶をかけると、よくないんでしょうか?」
 「まあ、よくないというより、かけてもかけなくても変わらないというか」

 ほおお。
 あの匂いなら、確かに殺菌力抜群だよなあ、と、感覚的に思い、

 ならば、今年はどーにかして(京都の友だちに頼むとか)、「いり番茶」を入手しようとして、

 しばらくぶりにホームページをみたら、いつの間にか販売再開してるじゃん。

 やった。買わなくっちゃー。

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コメント

いり番茶と普通のほうじ茶とはどういうところで殺菌力が変わるのでしょうね?
茶を取る部分の違い、焙じ方の違い、程度しか差異を感じる部分はなさそうですが。不思議なものです。
京都府南部の「へんこ」な気風が案外理由かもしれないですが。

投稿: poke@京都府民 | 2009年7月16日 (木) 09時35分

 poke@京都府民様、はじめまして!
 情報をありがとうございます。

 ホームページにあるなら、店舗でも取り扱ってるだろうと、大宮そごうの一保堂に行ってみたら、売ってました。
 ついでに、「ほうじ茶」と「いり番茶」の違いについて訊いてみたところ、概ね以下のとおりでした。
 1)ほうじ茶は上の方の葉、いり番茶は下の方のごつごつした葉を用いる。
 2)ほうじ茶は、とろ火でゆっくりゆっくり焙じていくが、いり番茶は、焚き火のように強い火で一気に炒る。
 3)強火で一気に炒るため、カフェインなどが残らない。このため、いり番茶は高齢者や子どもにも適している。

 いり番茶の匂いは、とにかくなんか効きそう、と思わせてくれますが、殺菌力については、今のところ実験方法が思いつかないので・・・。

投稿: まりも | 2009年7月17日 (金) 23時08分

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