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2009年9月 1日 (火)

きもの文化検定2009・予想問題その11

◆問◆
 次の文は、鶴見和子著「きもの自在」(晶文社)の一節である。

 「この紬」は、春蚕(はるご)、つまり春のお蚕さんしか使わない。なぜなら、春の蚕は桑をたくさん食べるから、光沢があるんです。それを真綿にして、紡いだ糸を使う。結城紬は春ものだけではなくて、普通の真綿も使って、いざり機で織るんです。いっぽう「この紬」は高機で織ります。染めはすべて草木染です。(p30)

1・「この紬」の名称を答えよ。
2・「この紬」の産地を都道府県名で答えよ。
3・「この紬」を復活した、いわゆる「人間国宝」の名前を答えよ。ただし、物故者も含むものとする。

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 「紬織」で人間国宝(=重要無形文化財「各個認定」保持者)は、おふたりだけ。
 (以下のリンクは (社)日本工芸会 http://www.nihon-kogeikai.com/ から)

 「志村ふくみ」1990年認定
 「佐々木苑子」2005年認定

 「紬縞織・絣織」の人間国宝は、この方おひとり。

 「宗廣力三」1982年認定(1989年没)

 「郡上紬」を復活した方で、白洲正子の著書にもよく出てきます。
 人間国宝は亡くなると認定解除されてしまうため、問は「物故者を含む」と入れてます。

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◆答◆
1・郡上紬
2・岐阜県
3・宗廣力三(むねひろりきぞう)

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