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2009年9月 7日 (月)

きもの文化検定2009・予想問題その12

◆問◆
 次の文は、田中優子著「きもの草子」(淡交社)の一節である。
 空欄に入る語句または数字を書け。

 なぜ武士が江戸小紋を着ていたかというと、武士というものが発生した時点から鎧の胴の染革に使われていたからである。つまり布地が最初なのではなく、革製品が最初であった。とくに「1」と呼ばれる菖蒲を抽象化した幾何学文様は、後々まで日本の革製品の代表的な文様となったが、これは「2」から洒落た武士の遊びなのである。江戸時代では、武家によって文様が決まっていた。浅野家の「3」は忠臣蔵ものの芝居でも用いられ、有名になった。(p39~40)

 渋い色はとても複雑な要素を持っていて、そのヴァリエーションには際限がない。「4」という江戸時代の言葉は、茶色に「5」色、鼠色に「6」色ある、という意味だ。(p98)

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 留柄(=江戸時代、各大名が裃につけた小紋柄。定め小紋)については、「きものの文様」にも載ってました。(以下のページは「きものの文様」より)。

・ 武田家の「武田菱」p194
・ 紀州徳川家の「極鮫小紋」p195

 で、紋については、ほかにもいろいろ載ってます。

・ 北条時政の旗印=「三鱗」p176
・ 現在の日本政府の紋章=「五七の桐」p62
・ 楠木正茂の紋章=「菊水」p57
・ 天満宮の社紋=「梅」p22

 それにしても。
 「出題範囲に定めのない」1級は、どんだけ覚えればいいのか、見当も付きません。

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◆答◆
1・菖蒲革
2・勝負
 (原文と違いますが、「尚武」でもいいかなと思います。「きものの文様」p35)
3・霰小紋
4・四十八茶百鼠
5・48
6・100

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コメント

留柄に追加
 ・加賀前田家の「菊菱」
 ・佐賀鍋島家の「胡麻柄」
 ・徳川綱吉の「松葉小紋」
(参考・「江戸のきものと衣生活」丸山伸彦編著・小学館)

投稿: まりも | 2009年10月 6日 (火) 18時54分

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