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2009年9月 9日 (水)

きもの文化検定2009・予想問題その14

◆問◆
 次の文は、「新・呉服に強くなる本」(日本繊維新聞社)の一節である。空欄を適当な語句または数字で埋めよ。

 (帯が注目される以前は)帯というより衣服の前合わせのために用いた紐であった。つまり、足利中期までは、細い組紐や小幅生地を八つ割、六つ割にして用いていたにすぎず、それが「1」時代以降になって帯としての形式を整えてきた。これが「2」と呼ばれた細帯である。以後、小袖の身丈が長くなるにつれ、帯幅も広くなり、また結び方の工夫も進み、文様の大胆な展開と相まって、きもの姿に調和する帯の存在が一段と増していった。(江戸期の)「3」時代には「4」寸幅など一幅物をそのまま用いるようになった。(p151)

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 ちょうど20年前に発行された本。
 用語辞典、きものの歴史、伝統的工芸品紹介、和装TPO、家紋などが載っています。
 しばらく本棚に眠ってましたが、このところ大活躍中。

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◆答◆
 1・安土・桃山
 2・名護屋帯
 3・元禄
 4・9

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●補足(2009/09/12)

 名護屋帯については、以下の記述もあります。
・ 「名護屋帯と呼ばれる両端に房の付いた丸打紐」(「きものと裂のことば案内」 長崎巌著 小学館 p82)
・ 
名護屋帯は唐糸で組んだ組み帯の一種で、両端に房をつけたもの」(「きもの用語の基本」 p200)

 江戸期の帯幅については、以下の記述もあります。
・ 「女性の帯はその後次第に幅も長さも伸び、延宝(1673~81)頃には、帯幅は生地幅の「三ツ割」(三寸=約11センチ)または「二ツ割」(五寸=約19センチ)で、長さは一般に3メートルほどになりました。元禄(1688~1704)頃には帯幅はさらに広くなり、正徳から享保(1711~36)頃には八寸から九寸(約30~34センチ)になったことが江戸時代の文献からわかります」
(「きものと裂のことば案内」 長崎巌著 小学館 p82)
・ 江戸時代中期には現在と同じ幅の8寸程度になったようです。(「2級・1級対応きもの文化検定問題集」p23 アシェット婦人画報社(書店での販売なし))

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