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2009年10月 5日 (月)

きもの文化検定2009・予想問題その31

◆問◆
 次の文は、長崎巌著「きものと裂(きれ)のことば案内」(小学館)の一節である。空欄を適当な名称で埋めよ。

 「1」とは、裾または腰のあたりで濃い色から薄い色に染め分けたもので、明治時代に化学染料の導入によって技法的に容易になったため流行した。上半身に濃く強い地色、下半身に明るく華やかな色を配し、境界部分に暈しを入れる。(p92)

 「2」:室町から桃山時代に中国から舶載された厚手の織物は、厚い板に巻かれており、その中でも絵緯を浮かさず経糸で細かく押さえたものは、板のような風合であったことからの呼称。(p136)

 能装束としての唐織は、模様や地色に紅色が入っているものは「3」、入らないものは「4」と呼ばれ、前者は若役、後者は中年以上の老役が着用する決まりになっています。通常は着流しに着用しますが、役柄によっては右袖を脱いで後ろに垂らす「5」、腰の部分で折り込む「6」という着方もあります。(p109)

 明治時代には、江戸時代以来織られていた薄手でやわらかく目の細かい縮緬のほかに、「7」と呼ばれる生地や、「8」と呼ばれる「しぼ」が大きくずっしりと重い縮緬が織られるようになります。(中略)「7」に用いられる壁糸は、細い無撚の糸と太めの強撚糸を引き揃え、下撚りと反対方向の撚りをかけて作ります。一方、「8」は、(中略)「鬼縮緬」とも呼ばれます。(p90)

 「9」とは、絵師により、絵画的内容が絵画的手法で表現された小袖。(p78)

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 きもの文化検定2009・予想問題その19でも掲載した本ですが、
 巻末の索引をながめてみたら、「これ、なんだ??」というのがぽこぽこ出てきたので、もう一度。

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◆答◆
1・曙染
2・厚板
3・紅入り(いろいり)
4・紅無し(いろなし)
5・脱下げ(ぬぎさげ)
6・壺折り
7・壁縮緬
8・鶉縮緬
9・描絵小袖

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 たぶん、明日もこの続きです。

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