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2009年10月12日 (月)

きもの文化検定2009・予想問題その37

◆問◆
 次の刺繍技法について、名称を答えなさい。

1・文様の輪郭線の端から端までを一針で運び、すき間なく平行に糸を渡して面を縫う技法。
2・布地の表面に結び玉を作って繍い連ね、線や面を表す技法。粒立ちのある独特の質感がある。
3・一針繍っては少し引き返し、前進と後進を繰り返しながら繍い進め、線や面を表現する技法。針足の角度を変化させることにより、曲線も自由に表現することができる。線を表現する場合にはまつい繍と呼ばれ、各時代を通じて多用される。
4・最も基本的な運針(一針繍)で点線状に繍ったところを、もとに引き返して点線を実線状に埋めていく技法。表面と裏面が同じ針目になるため両面繍に適しており、幡のような両面が見える作品に使用される。
5・金銀糸や太い撚り糸など、針穴に通すことができない糸を、「駒」と呼ばれる糸巻に巻き取り、下絵にそわせて糸を置きながら、別の細い糸で綴じ付ける技法。線のみでなく、数本を引き重ね面を表現することもできる。
6・針目の方向を一定にし、針足に長短をつけながら繍いつめて面を表す技法。色の階調を微妙に変えて、ぼかしの表現に用いた場合には、暈繝繍(うんげんぬい)と呼ぶ。糸の色、繍い重る厚みにさまざまな変化をつけることにより、写実的で立体感のある文様を表現できる。

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出典
 別冊太陽 骨董を楽しむ 55/美を極めた染めと織り 小袖からきものへ (平凡社)

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◆答◆
1・平繍(ひらぬい)・(フランス刺繍のサテン・ステッチ)
2・相良繍(さがらぬい)・(フランス刺繍のフレンチ・ノット・ステッチ)
3・返し繍(かえしぬい)・(フランス刺繍のステム(アウトライン)・ステッチ)
4・継ぎ針縫い(つぎばりぬい)
5・駒繍(こまぬい)
6・刺し繍(さしぬい)(フランス刺繍のロング・アンド・ショート・ステッチ)

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