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2009年12月30日 (水)

飾り切りいろいろ

 さてさて、おせち料理です。
 昨年は飾り切りを省略しまくったので、今年は、ちょっとだけやろうかなあ、と。

 型抜きすればいいようなもんですが、

有次の型抜きは、切れ味が違う!

 ちょいと凝って、花びらに凹凸をつけようとすると、やたら時間がかかります。

写真だとあんまりわかんない

 蓮根の花びらは、

桜の型抜きを使用

 型抜きの先を使うと、簡単。

気持ちいいくらい、さくさくとれます

 これ全部、過去の「月刊ベターホーム」で覚えたことです。
 それまでに、何度流血したことか。

ざくざくざく

 もちろん切れ端をとっておく、まだらけち。(炒めてけんちん汁に入れちゃう)。

 矢羽根に切ったさやえんどうは、

内股

 「足袋みたい」と、母に笑われております。

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2009年12月27日 (日)

清雅会2009年千秋楽・24時間茶事(抄録)

 「朝、正午、夕ざり、夜咄、暁、って茶事をやったら、だいたい24時間になるね-」
 ・・・というのは、もうずっと前から、楽庵のRさんが話されていたことでした。
 ・・・冗談だと、思っていたのです。
 しかーし、ついに、なんと、昨日!

 楽庵にて、決行されました。
   
 「全部はどーーーーしても、参加できません。お赦しを~」ということで、正午の茶事の部だけ、参加してまいりました。
   
    大願成就
 待合の掛物は、ずばり「大願成就」。
   
    汲み出し
【汲み出し】 生姜湯
   
    汁・向付
【汁】 胡麻豆腐
【向付】 鯛
   
    煮物
【煮物】 海老真蒸 蕪(自家製) 銀杏 舞茸 柚子
   
    焼物
【焼物】 鰤
   
    預鉢
【預鉢】 鶏 高野豆腐 里芋 炊き合わせ
   
 あ。
 しまった。
 Rさーん、お箸、間違えました~!!
 中節じゃなくて止節でした~!
   
 ぱくぱくいただいた後に気付いて騒いだら、
 「あら。じゃ、すぐ、持ってくる!」
   
 と、すぐさま、もう一品。
   
    預鉢・リカバリ
【預鉢】 胡瓜 大根 人参 和え物
   
 お箸のために、もう一品増えちゃうなんですごい~、と大笑い。
    でも差し替えるのがもったいないので、やっぱり二品とも載せちゃうのです。
   
 さらに、すごいのが、
   
    小吸物
【小吸物】 金柑
   
 「お茶事のときにこういうの持ってくると、ご亭主にご迷惑がかかるからいけない、と思ったんだけど。でも今朝、庭の金柑があんまりきれいだったから、別の機会に召し上がっていただければ」と、同席のぷらむさんが持参された金柑です。
   
 つまり、別のご用意があったものを、さらっと差し替えられたわけで~。
 しかも、24時間茶事の最中に!
 ・・・すごいです。
   
    八寸
【八寸】 鮭 蕪
 焼物の器(母の作品)もそうですが、差し上げた器を、こうやって、いろんな形で使ってくださるのです。ありがたいことです~。
   
    香物
【香物】 沢庵 野沢菜 蕪
   
    主菓子
【主菓子】 栗羊羹
   
    干菓子
【干菓子】
   
    後座の花
   
 ・・・通常は、ここまでで、茶事終了です。
 ここまでだって、すごいことなんです。
 野菜は朝、畑から収穫したばかりのものだし、あちこちの花もそうだし、料理はすべてお手製だし。
   
 しかーーーーし、それに加えて、さらに!
   
    朝茶事の会場
   
    夕ざりの会場
   
    夜咄の会場
   
 朝茶事、夕ざり、夜咄の会場は、既に準備万端。
   
 当日、Rさんは朝3時半起床。
 6時から朝茶事、
 11時から正午の茶事、
 16時から夕ざりの茶事、
 (推定)21時から夜咄の茶事、
 (推定)2時から暁の茶事、・・・と、

 24時間。
   
     くれぐれも、お疲れが出ませんように、祈っております。
   
     詳細は、近日中に「楽庵」のページに掲載なさるそうです~。

2009/12/29付記

 「楽庵」の「楽庵だより」のページに24時間茶事の様子が掲載されました。

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2009年12月13日 (日)

きものの杜・その2

◆問◆
 経済産業大臣が指定する「伝統的工芸品」のうち、「××箪笥」と名のついた木工品及び産地(都道府県名)を4つ以上あげよ。

*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*

 経済産業省指定。だからなんなんだ、とも思うのですが、
 「経済産業大臣指定伝統的工芸品の常設展示」がある、東京・池袋の「全国伝統的工芸品センター」は、物産展みたいで、おもしろいのです。

*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*

◆答◆
 岩谷堂箪笥(岩手県)
 春日部桐箪笥(埼玉県)
 加茂桐箪笥(新潟県)
 名古屋桐箪笥(愛知県)
 大阪泉州桐箪笥(大阪府)
 紀州箪笥(和歌山県)

 なお、「江戸指物」(東京都)、「松本家具」(長野県)、「京指物」(京都府)の「主な製品」にも箪笥があります。

●出典
 経済産業省指定伝統的工芸品(業種別)

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2009年12月10日 (木)

きものの杜・その1

 リクエストをいただいた「きもの文化検定・予想問題」の続きです。
 タイトルをどーしよーかと考えてましたが、「窓の杜」でソフトを探しているうちに、ふと「あ、これでいいや」と。
 出典は明記するようにしますが、文献によっていろんな解釈があると思います。答も、ひとつではないかもしれません。

*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*

◆問◆
 次の組紐の名称を答えよ。
1・紐の表面中央に1本溝がある平組
2・飛鳥から奈良時代に大陸から渡来したとされる紐で、Vの字形の組み目が特徴
3・「2」のVの字を途中で反転させ、菱形模様を組み出したもの。
4・畠山重忠が御嶽神社に奉納した赤糸縅鎧の耳糸に使われている組み方。
5・綾竹台で組んだ平紐で組み目が中心に向かって傾斜している。鎌倉時代、武具に多用された。

*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*

 

 

 

 

 5の写真はありません。
 道明の「三井寺」にずーーーーーっと前から憧れていますが、もってないのです。
 だって、定価が、ごごごご、ごまんごせんえん、なんですもん。

*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*

◆答◆
1・冠組(ゆるぎ組)
2・笹波組(笹浪組)
3・唐組
4・御岳組
5・鎌倉組

●出典 「保存版 きものに強くなる 和装小物のお洒落」(p26~p27)世界文化社 1994年

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2009年12月 9日 (水)

まだらけち・茶巾・懐紙

 ここぞと決めると、がっちり茶道具なんぞを買うくせに、
 100円ショップでぐずぐずと迷うので、
 家人から「まだらけち」と言われてます。

 お茶は懐紙をばんばん使うのですが、
 濃茶を拭うときに使う「紙小茶巾」はやっぱりちょっと値段が高いということで、教わった方法が、こちら。

 まず、半分に切る

 縦長に置いて、半分に切り(右が切る前の紙小茶巾)、

 で、縦に二つ折り

 縦長で二つ折りして、

 三つ折りで完成

 三つ折り。
   
 お稽古で薄めの濃茶のときなど、これで十分使えます。
 (さすがに詰はムリですが)。

 できあがりは、ほぼ同じ

 右が半サイズで作った小茶巾。

 紙小茶巾のほんとのたたみ方はこちら。
 (あくまで「茶巾」なので、点前の茶巾をたたむときのように、三つ折りにしてから、二つ折り×2)

 向こうに、向こうに折って三つ折り 二つ折り、また二つ折り
   
 つい先日まで間違えてた折り方が、こちら。(中心に向かって折って、さらに二つ折り。観音折り、というようです)。

 何故覚えたのか不明、の観音折り
   
 そういえば、大寄せの茶会で出る小茶巾って、点前の茶巾と同じ形だものねえ。
 観察不足でした。

 でも、さらにほんとは、
 紙ではなく、布の小茶巾を使用します。

 麻布と不織布(紙)と
   
 懐紙といえば、
 この前近くの料亭でごはんを食べたとき、
 懐紙がこんな風に使われてました。

 節約懐紙

 よく見かけるのは下の形。
 (ずれた部分が、きものの衿合わせと同じ。いわゆる「祝儀用」のたたみ方。)

 懐紙に限らず、折り方はどれも衿合わせと同じ

 正方形を重ねるやり方だと、使う紙が半分以下で済むわけです。
 なるほど-。

 湯飲み茶碗、小皿、箸置きは、明らかに手作りで、
 鯛のお造りのあとに出た、蒸しもの(鯛の身をほぐしてある)の下半分は、裏漉ししたじゃがいもで、
 嵩増し疑惑がちょいとよぎりましたが、おいしいし。
 値段も(そんなには)高くないし。
 お店の人はてきぱきと感じがいいし。
 後日、来店のお礼状が届いちゃったりするし。

 お店が大きくなって支店も出しているのは、そういうことかあと、妙に納得したのでした。

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2009年12月 7日 (月)

宗家研修・雑感

 「宗家研修」から早3週間。

 「どうだったー?」と訊かれると、
 「写真の、まんまでした!」と答えてます。

 ほんとに、このとおりなのです。
 「今日庵 茶室・茶庭

 露地には塵ひとつなく
 各部屋に異なった釜がかかり
 静謐な空気が満ちている

 とはいえ、
 やはり、実際に入ってみると、思うことがいろいろと。

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 「はるか昔の方々も、ここでお茶を召し上がったんだ」
と思ったとき
 毎朝四時に起床し、梅の井の水を汲んでいらっしゃること
 変わらないように見える溜精軒の柄杓も、ときどき手入れされていること
 ほとんどわからなくなっている手違いの襖の絵
 少しへこんでいる代々柱
のお話や光景が浮かび
 この空間を保つために
 どれだけの人が、どれだけの御努力をされてきたのかと頭が下がりました

 過去を想い、未来を想い、
 今、なにをなすべきかを絶えず問いかけ、
 目の前にあることを一心にしつづけるその繰り返しが
 この空間を作り出してきたのだと
 全身で実感することができました

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 今日庵訪問のほか、
 裏千家歴代の墓参、
 大徳寺金毛閣の拝観(狭く急な階段は非常にスリリング)、
 などなど、
 通常拝観謝絶の場所を見ることができたのは、さすが「宗家研修」。

 それにしても思い出すのが
 今日庵・抛筌斎での薄茶(「関の白」・一保堂)。
 絶品のおいしさでした。

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