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2009年12月 7日 (月)

宗家研修・雑感

 「宗家研修」から早3週間。

 「どうだったー?」と訊かれると、
 「写真の、まんまでした!」と答えてます。

 ほんとに、このとおりなのです。
 「今日庵 茶室・茶庭

 露地には塵ひとつなく
 各部屋に異なった釜がかかり
 静謐な空気が満ちている

 とはいえ、
 やはり、実際に入ってみると、思うことがいろいろと。

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 「はるか昔の方々も、ここでお茶を召し上がったんだ」
と思ったとき
 毎朝四時に起床し、梅の井の水を汲んでいらっしゃること
 変わらないように見える溜精軒の柄杓も、ときどき手入れされていること
 ほとんどわからなくなっている手違いの襖の絵
 少しへこんでいる代々柱
のお話や光景が浮かび
 この空間を保つために
 どれだけの人が、どれだけの御努力をされてきたのかと頭が下がりました

 過去を想い、未来を想い、
 今、なにをなすべきかを絶えず問いかけ、
 目の前にあることを一心にしつづけるその繰り返しが
 この空間を作り出してきたのだと
 全身で実感することができました

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 今日庵訪問のほか、
 裏千家歴代の墓参、
 大徳寺金毛閣の拝観(狭く急な階段は非常にスリリング)、
 などなど、
 通常拝観謝絶の場所を見ることができたのは、さすが「宗家研修」。

 それにしても思い出すのが
 今日庵・抛筌斎での薄茶(「関の白」・一保堂)。
 絶品のおいしさでした。

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