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2009年12月27日 (日)

清雅会2009年千秋楽・24時間茶事(抄録)

 「朝、正午、夕ざり、夜咄、暁、って茶事をやったら、だいたい24時間になるね-」
 ・・・というのは、もうずっと前から、楽庵のRさんが話されていたことでした。
 ・・・冗談だと、思っていたのです。
 しかーし、ついに、なんと、昨日!

 楽庵にて、決行されました。
   
 「全部はどーーーーしても、参加できません。お赦しを~」ということで、正午の茶事の部だけ、参加してまいりました。
   
    大願成就
 待合の掛物は、ずばり「大願成就」。
   
    汲み出し
【汲み出し】 生姜湯
   
    汁・向付
【汁】 胡麻豆腐
【向付】 鯛
   
    煮物
【煮物】 海老真蒸 蕪(自家製) 銀杏 舞茸 柚子
   
    焼物
【焼物】 鰤
   
    預鉢
【預鉢】 鶏 高野豆腐 里芋 炊き合わせ
   
 あ。
 しまった。
 Rさーん、お箸、間違えました~!!
 中節じゃなくて止節でした~!
   
 ぱくぱくいただいた後に気付いて騒いだら、
 「あら。じゃ、すぐ、持ってくる!」
   
 と、すぐさま、もう一品。
   
    預鉢・リカバリ
【預鉢】 胡瓜 大根 人参 和え物
   
 お箸のために、もう一品増えちゃうなんですごい~、と大笑い。
    でも差し替えるのがもったいないので、やっぱり二品とも載せちゃうのです。
   
 さらに、すごいのが、
   
    小吸物
【小吸物】 金柑
   
 「お茶事のときにこういうの持ってくると、ご亭主にご迷惑がかかるからいけない、と思ったんだけど。でも今朝、庭の金柑があんまりきれいだったから、別の機会に召し上がっていただければ」と、同席のぷらむさんが持参された金柑です。
   
 つまり、別のご用意があったものを、さらっと差し替えられたわけで~。
 しかも、24時間茶事の最中に!
 ・・・すごいです。
   
    八寸
【八寸】 鮭 蕪
 焼物の器(母の作品)もそうですが、差し上げた器を、こうやって、いろんな形で使ってくださるのです。ありがたいことです~。
   
    香物
【香物】 沢庵 野沢菜 蕪
   
    主菓子
【主菓子】 栗羊羹
   
    干菓子
【干菓子】
   
    後座の花
   
 ・・・通常は、ここまでで、茶事終了です。
 ここまでだって、すごいことなんです。
 野菜は朝、畑から収穫したばかりのものだし、あちこちの花もそうだし、料理はすべてお手製だし。
   
 しかーーーーし、それに加えて、さらに!
   
    朝茶事の会場
   
    夕ざりの会場
   
    夜咄の会場
   
 朝茶事、夕ざり、夜咄の会場は、既に準備万端。
   
 当日、Rさんは朝3時半起床。
 6時から朝茶事、
 11時から正午の茶事、
 16時から夕ざりの茶事、
 (推定)21時から夜咄の茶事、
 (推定)2時から暁の茶事、・・・と、

 24時間。
   
     くれぐれも、お疲れが出ませんように、祈っております。
   
     詳細は、近日中に「楽庵」のページに掲載なさるそうです~。

2009/12/29付記

 「楽庵」の「楽庵だより」のページに24時間茶事の様子が掲載されました。

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コメント

 先ほど、ほぼ24時間すべてに参加された方から、こんなメールをいただきました。
 *  *
 終わってみれば 非常に 楽しかったです。Rさんは マジ 宇宙人です、あのパワーは どっから 出てくるんでしょう。このままだと もう一茶事やりそうな雰囲気だったので 帰ってきました(笑)
 *  *
 「もう一茶事やりそうな雰囲気」!!
 なんということでしょう~。

投稿: まりも | 2009年12月27日 (日) 10時46分

ホントに決行されましたねえ。。

私もまだまだ先のお話かな、なんて思っていたので、
驚愕、感服、感動、そして感謝の時間でございました。

全てのことに隅々まで神経を行き届かせていらっしゃる。
すごいの一言に尽きます。

ありがたくも幸せな年末のひととき。
Rさん、ご同席の皆様、本当にありがとうございました。

私って、マジ幸せ者~

投稿: ぷらむ | 2009年12月27日 (日) 22時44分

まだまだ入門の身ですが、縁あって楽庵さんの24h茶事(後半)に参加させてもらいました。

やはり、何と言っても印象的だったのは、夜咄の茶事での手燭の交換ですね。すっかり暗くなった庭の所々に灯りのともる中で、亭主と客が互いの手燭を渡しあう・・。この幻想的なシーンは忘れられません。(知らない人から見れば、何かの「宗教儀式」にしか見えないかもしれないけど(((((((((^_^;))

でも、Rさんのパワーは脱帽です。あれだけの茶事を淡々とこなし、「楽しくてしょうがない」とおっしゃってました。このぐらいの思い入れがないとお茶は上達しないんだな、と感心させられました。

裏話を1つ。私など後半の部の参加だけでしたが、最後は調子が悪くなって胃薬を所望してしまいました(T_T)。やはり茶事って、「体力」がないとできないんですね~。鍛え方がたりませんでした(^_^;)。

投稿: two-tea | 2009年12月28日 (月) 19時43分

 当日の23:24、Rさんからいただいたメールをご紹介します。
 *  *
 只今、夜咄終り、男性陣は、できあがり、あちこちで、お休み中です。私たちは、暁の準備にかかります。2時からですので、今が、辛いところです。最後の暁頑張ります。
 *  *
 このとき、わたしは爆睡してました・・・。
 諸般の事情により、身の丈にあったお茶を指向中です。それでいいんだと思ってます。その懐の深さがお茶ですし~。
 なので、ムリに鍛える必要はないと思います。そのときどきで、一生懸命に、おいしいといいなーと念じながらお茶を点てる、ありがたいな、嬉しいな-と思いながらお茶を飲む、それだけで。

投稿: まりも | 2009年12月28日 (月) 21時27分

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