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2010年5月30日 (日)

きものの杜・その17(組紐)

◆問◆
 次の組紐の組み方は、いつの時代からあるものか。
 それぞれ、ア~オの中から選べ。

1 冠組
2 駿河組
3 亀甲組
4 笹浪組
5 丸源氏組

ア 飛鳥・奈良時代
イ 平安時代
ウ 鎌倉時代
エ 室町時代
オ 江戸時代以降

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 延々と引用してきた『染織事典』がネタ切れです。
 正確には、あとひとつあるのですが、問題に作り切れてないので。

 次は、どーしよーかなー。

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◆答◆

1(冠組)→ イ(平安時代)
2(駿河組)→ ウ(鎌倉時代)
3(亀甲組)→ オ(江戸時代以降)
4(笹浪組)→ ア(飛鳥・奈良時代)
5(丸源氏組)→ エ(室町時代)

出典
 装苑アイ No.13(1993年)発行:学校法人 文化学園
  p46「帯締めの歴史 道明新一郎」


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2010年5月27日 (木)

きものの杜・その16(禁色)

◆問◆
 「禁色」に対する語を答えよ。

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 5/30(日)18:45~19:29
 BS-hi「アインシュタインの眼」で「シルクは繊維のスーパースター」を放送するそうです。

 同じく5/30(日)22:45~翌0:15は、
 BS-hi「ハイビジョン特集  銀閣よみがえる  ~その500年の謎~

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◆答◆
 聴色(ゆるしいろ)

【補足】
 平安時代、深紅(こきくれない)や深紫(こきむらさき)は禁色とされたが、その薄い色、浅紅と浅紫は自由に用いることが許された。

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月26日 (水)

きものの杜・その15(選定保存技術)

◆問◆
 文化庁の「選定保存技術」に指定されている、染織に関係の深い技術を2つあげよ。

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 ほんとは、「国宝に指定されている小袖」にしたかったのです。
 が、資料が見つかりません。

 独立行政法人 国立文化財機構の「e国宝」に載っている「国宝・紅地雪持ち橘文様唐織小袖」。
 「国指定文化財等データベース」 で検索すると、「紅地雪持橘文様唐織小袖」は「重要文化財」。
 「文化遺産オンライン」で検索すると、「国宝・重要文化財」(!?)。

 文化庁ホームページの「文化財選集」では「国指定の文化財は、相当な件数になりますが、当面は代表的なものを掲載していきたい」「文化財データは、逐次増加させる予定」となっていて、代表例しかない。
 Wikipediaに「国宝一覧」というのもありましたが、小袖は載ってない。・・・wikiだしね。
 国宝の本(染織)も借りてみましたが、かなり昔の本で、新規指定が載ってない。

 「個人所蔵の国宝」「都道府県所蔵の国宝」「国立博物館所蔵の国宝」の違いとか、
 指定されているけど処理が後回しになっているとか、
 なんかいろいろあるのかもしれないけど、
 とにもかくにも、
 「国宝一覧」を検索して、すぐに見つからない状況。
 
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◆答◆ 文化庁・選定 保存技術のページより
 琉球藍製造
 粗苧製造
 苧麻糸手績み
 杼製作
 手機製作

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2010年5月25日 (火)

きものの杜・その14(染め・続き)

◆問◆
 次の文は、いずれも『染織事典』(泰流社)の記載である。それぞれ何の項目について書かれたものか、答えよ。

1・衣類が退色したりして染め直しをするとき、もとの色と同色に染め直すこと。これに対して別の色に染め直すのは「染替」という。
2・文様を染め出した革。主に木版捺染による。奈良時代から行われ、平安時代には盛んに華麗なものが作られた。鎧の縅や冑の飾りなど、主に武具に用いた。文様は獅子をはじめ花鳥、縞や格子など多様である。後世になると型絵染のものも作られた。
3・藍以外の色で染色を行うこと。藍の壺染に対して、引染を指したが、それが広く用いられ、藍以外の染色で浸染することも称した。
4・その織機で筬に経糸を通し、製織することができる織物の最大幅のこと。

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 ぐずぐずしているうちに、5月も終わってしまいそうですが、
 Rさんの楽庵では、着々とお茶事勉強会が開催されてます。

 詳細は、こちら↓
 「楽庵だより・2010年5月22日」

 いいなー・・・。

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◆答◆
1・色揚(いろあげ)
2・絵革/画革(えかわ)
3・岡染(おかぞめ)
4・最大通し幅(さいだいとおしはば)

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月24日 (月)

きものの杜・その13(染め)

◆問◆
 次の文は、いずれも『染織事典』(泰流社)の記載である。それぞれ何の項目について書かれたものか、答えよ。

1・機械捺染によらず、型付板と型紙とを用い、手作業で糊置を行う型付法。
2・型染に用いる型紙の隅にあけられている小さな孔。江戸小紋や中形、更紗などは、型紙をずらし送りながら白生地に型付けをするが、そのさい模様がずれないように、この星を目印にして合わせ、模様を正確に連続させる。
3・中形で型を2枚用いて染めること、または染めたもの。江戸前のきわめて精緻な柄の場合、1枚の型に彫れないし、彫れても型付がうまくいかないことがある。そうした複雑精緻な柄を2枚の型紙に分けて彫り、1枚型付したあと、すぐ追掛けて2枚目の型付をすることから、この名がついた。また、濃淡2色染をこのように称する場合もある。

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 雨は降ってるし、
 排菌期間は経過したけど咳は出るし、
 できるだけ外出したくはないのですが、
 今日は、だん、だん、断固として、出かけなくてはならないのです。

 聖☆おにいさん 第5巻
 聖☆おにいさん第5巻、本日発売。

 笑い転げて、咳き込んで、七転八倒してます。

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◆答◆
1・板揚(いたあげ)
2・合星(あわせぼし)
3・追掛(おっかけ)

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月23日 (日)

きものの杜・その12(加工)

◆問◆
 次の文は、いずれも『染織事典』(泰流社)の記載である。それぞれ何の項目について書かれたものか、答えよ。

1・繊維に対して染料が染着する速度。早く染着する場合は「~が速い」などという。
2・生地の折目が、整理、仕上加工をしても消えずに残ること。特に生織物ではセリシンのために地質がかたく、生じやすい。
3・糸や織物をいっそう白くみせるために青色色素などで着色すること。この色素にはインジゴやベレンス、メチレンブルーなどが用いられる。蛍光染料が普及してからは、この処理は少なくなった。
4・装束用の絹に光沢を出すこと、あるいはそのもの。方法は黒漆の塗板に生蝋をぬって光沢を出し、その上に姫糊を塗りつける。それに絹を張り、乾いたときに絹をはがすと、絹が蝋引したように光沢をもつ。下襲や表袴に用いられた。

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 困ったことが、ひとつ。

 髪を切りに行きたいのですが、
 途中で咳き込むとこわい・・・。

 洗ってもらう最中に、顔のガーゼをとばしちゃうかも、とか、
 それよりハサミがざくっと刺さっちゃったらどうしよう、とか
 髪が激しく斜めに切れちゃったらさすがに困る、とか
 被害妄想がどんどんふくらんで、
 美容院が、お化け屋敷みたいに思えてきました。

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◆答◆
1・染足(そめあし)
2・生折れ(きおれ)
3・青味付(あおみつけ)
4・板引(いたびき)

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月22日 (土)

きものの杜・その11(紅梅)

◆問◆
 「紅梅」には様々な意味がある。
 染織に関係する意味を二つ以上挙げ、説明せよ。

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 いろいろ答えがありそうなので「染織」と限ってみました。
 なので、「和菓子屋さん」とか「小料理屋さん」とか、季語とか香りとか誰かの名前とか、なしです。(おもしろければOKにしちゃいたいのは、山々ですが)。
 源氏物語の「紅梅」は・・・どうしよう。「きものや帯の模様にも用いられる源氏香図のひとつ」と言い張れなくもないような気が。

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◆答◆
1・色名。平安装束の色名で、現代でいえばワインカラーに近い色相。藍で下染した上、紅花またはあるいは蘇枋で染めた。織色では経糸を紫、緯糸を紅で織ったものを称する。
2・襲色目。表が紅、裏は紫または蘇枋である。
 注:『公式教本1』p118 では、「紅梅・表/紅梅 裏/蘇芳」と記載。
3・織物名。経糸または緯糸、あるいは経緯ともに太さの違う糸を適当に配して、織物の表面に畝をあらわした織物。

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月21日 (金)

きものの杜・その10(糸・続き)

◆問◆
 次の文は、ある糸についての説明である。
1・なんという糸か、答えよ。
2・この糸を用いた織物の名称を、3つ答えよ。

 強い下撚りをかけた糸と、無撚りの糸とを引きそろえて、下撚りと反対方向の撚りをかけた糸。ふつう下撚りをかける糸に太い糸、無撚りの糸には細い糸を用いる。この結果、太い糸は撚りが戻って長く伸び、細い糸は撚りが増えて縮むので、細い糸に太い強撚された糸が波状にからみつく。この糸を緯糸に用いると、糸の凹凸が織物に縮緬のようなシボがあらわれる。

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 パソコンがXPだった頃は、「ubicast Blogger」というブログエディタを使っていたのですが、なんと、Vistaには対応していないのです。

 ココログのページから書けなくはないのですが、「マウスを写真に合わせたときに言葉が表示される」ようにしているため(さぼってるときもある)、いちいち、タグをいじくって( 「img alt="苦肉の行列" title="苦肉の行列" src="http://・・・" style="・・・" /」 の、altとtitle部分は手入力)投稿するのがめんどうでめんどうで。

 一太郎(ジャストシステム)の「xfy Blog Editor」はメモ帳から貼り付けたときに、なぜか余計に改行するため、いちいち改行し直さなくてはならず、ボツ。
 おまけに、無償版ともども、販売終了してしまいました。

 「MovableType」は結局ココログと一緒なので、めんどうなのも同じ。

 「Windows Live Writer」はインストールしたものの、所詮マイクロソフト、Internet Explorerが標準のブラウザだよなあ、それもなんだかなあ、と放置したまま。

 そんなこんなで、投稿のたびにぶーぶー文句を言ってましたが、やっといいのを見つけました。

 「ScribeFire Blog Editor

 ブラウザ「Firefox」のブログエディタです。
 インターネット閲覧中に「F8」キーを押せば、画面の下半分ですぐ起動するし、「alt」も「title」も入れやすいし、画面の上下を参照しながら、記事を書けるし。
 こういうものは好き好きなので、人によっては「へ?」ということもあるでしょうが、ようやっと、ストレスなくブログ更新ができるようになりました。
 長かった・・・。

 *ココログで使う場合、「scribefire ココログ」で検索すると、インストール方法が出てきます。

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◆答◆
1・壁糸(かべいと)
2・壁御召(かべおめし)
  壁織(かべおり)
  壁透綾(かべすきや)
  壁縮緬(かべちりめん)
  壁絽(かべろ)

【補足】
 壁御召・緯糸に壁糸を用いて織った御召。ふつうの御召よりシボが細かいのが特徴。
 壁織・緯糸に壁糸を用いた織物。強撚糸を用いずに縮緬のようなシボがあらわれるのが特徴。
 壁透綾・透綾の一種で緯糸に壁糸を用いたもの。夏物着尺地。壁上布とも称する。
 壁縮緬・壁織の一種。経糸に生糸を用い、緯糸に壁糸を用いて織り、縮仕上げをした織物。地風がさらりとしているので、夏物として明治から大正にかけて流行した。
 壁絽・絽織の一種。緯糸に壁糸を用いて織り上げた絽。

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月20日 (木)

きものの杜・その9(糸)

◆問◆
 次の文は、いずれも『染織事典』(泰流社)の記載である。それぞれ何の項目について書かれたものか、答えよ。

1・撚りの掛けられていないフィラメント糸。主に織物の緯糸、刺繍糸などに使用する。柔らかく光沢が強い。
2・生糸の繊度(太さ)を表す単位。デニールと同じ。
3・紋織物で文様の一部分だけに色糸を入れること。飛胴ともいう。
4・漂白した糸。
5・刺繍用の絹糸。生糸に撚りをかけず、幾本か合わせて練った柔らかい糸。刺繍をするときには撚って使用する。「平糸」のこと。

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 ひたすら『染織事典』からの出題です。(まだまだ続きます)。
 マニアック(としか思えない)記述満載。
 ほかの文献はあたってないので、ひょっとすると違う答があるかもしれません。

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◆答◆
1・平糸(ひらいと)
2・中(なか)
3・胴(どう)
4・晒糸(さらしいと)
5・釜糸(かまいと)


出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月19日 (水)

きものの杜・その8(絹鳴り)

◆問◆
 次の文は、染職に関するある方法についての説明である。なんという方法か、答えよ。

 糸や織物の光沢、感触などをいっそう良くするために行う薬剤処理法。主に、絹、レーヨンなどに対して精錬、染色、水洗後に実施する。たとえば絹の艶出しや絹鳴りを増すためには、酢酸などの希薄液に浸す。また乳化したオリーブ油を使うこともある。

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 「絹鳴り」といえば、「ねえちゃんの帯がきゅうきゅう鳴って」という『細雪』のくだり。
 実際、お茶で献上博多を締めていたとき、息をするたびきゅうきゅうと鳴りまして。静かなところだと、確かに、けっこう気になります。
 打ち込みのしっかりした帯で鳴るのかと思ってましたが、いつもの『染織事典』で「絹鳴り」の項を見ると、一般的に絹鳴り処理は薬剤で行われてるんだそうです。知らなかった・・・。

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◆答◆
 亜美法(あびほう)

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月18日 (火)

きものの杜・その7(縞)

◆問◆
 縞(縞柄・縞模様)の名前を10種類以上書け。

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 連休から咳が止まらず、気管支炎と診断されてましたが、
 なーんと、「百日咳」であることが判明しました(!)
 まー我ながらげほごほがほとうるさいです。
 療養期間は、もうしばらく続きそう・・・。
 ま、室内で勉強する期間と割り切って、本でも読んでいることにします。

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◆答◆
 千筋、万筋、大名縞、弁慶縞、滝縞、棒縞、鰹縞、子持縞、微塵縞、盲縞、矢鱈縞、斜め縞、よろけ縞、手綱格子、翁格子、吉野格子、千鳥格子、三筋格子、乱れ格子、芝翫縞、菊五郎格子、市松格子、三枡格子、業平格子、市村格子、高麗格子、など

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月17日 (月)

きものの杜・その6(植物の名前・続き)

次の染料植物の名前を書け。

◆問◆

1・イネ草の一年草。初夏に紫褐色の花が穂状に咲く。煎じて染液を採り、八丈島では黄八丈の黄色を染める。このため八丈刈安とも称する。

2・キク科の二年生草本で、夏に鮮黄色のアザミに似た花が咲く。江戸時代に全国最大の産地だった山形地方で、この植物の栽培が始まったのは、室町末期のことである。用途は化粧用、染色用などで、貴重品扱いされてきた。色素成分は、黄色素(サフロールイエロー)と紅色素(カーサミン)の二種。現在の産地は、秋田県、山形県など。

3・沖縄、奄美大島に自生するオトギリソウ科の常緑喬木で、樹皮にフクゲチンという黄色の色素を含んでいるため、古くから樹皮を煮て、黄色染料を採った。紅型に用いられる黄色は、この植物で染める。

4・ヤシ科の常緑喬木で、原産は熱帯アジア。幹はヤシに似て直立し、高さ15~20メートルになる。染料に用いるのは鶏卵大の果実。わが国では、古くからこの実を刻んで煮沸し、半分ほどに煮詰めてから楊梅皮(ももかわ)の煎汁を混ぜて絹布などに引染し、その上に鉄漿を引き、これを繰り返して赤味の黒を染めた。黒紋付などに用いられた。

5・バラ科の落葉灌木で、本州中部以北の海岸に自生する。茎や枝に棘があり、夏に紅色の五弁花が開き、赤い茄子状の果実をつける。秋田八丈のユニークな鳶色(赤茶色)は、この植物の根を6~7時間煮て得た染液で染める。

6・ユリ科の蔓性草質の小灌木。紅露に似た芋状の地下茎をグールと称し、久米島紬の茶褐色染などに用いる。

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 今日の植物は、すべて説明文の冒頭に「染料植物の一」とありました。
 長々引用していますが、「黒紋付」「紅型」「秋田八丈」など、ヒントになる文言が入ってます。

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◆答◆

1・小鮒草(こぶなぐさ)
2・紅花(べにばな)
3・福木(ふくぎ)
4・檳榔子(びんろうじ)
5・浜茄子(はまなす)
6・サルトリイバラ

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月16日 (日)

きものの杜・その5(植物の名前)

次の植物の名前を書け。

◆問◆

1・繊維植物の一。ヒガンバナ科の常緑多年草。メキシコ原産で葉の長さは2メートルにも及び、長い年月を経たのちに葉の間から壮大な花茎を伸ばし、分枝して多数の淡黄色の花を付ける。かつて沖縄本島の首里、那覇で生産されていた高級織物だが、現在は生産されていない「幻の織物・桐板」は、この植物の一種からとった原糸で織ったという。

2・アマ科の一年草。中央アジア南部、アラビア原産とされ、高さは1メートルほど。茎は中空で葉は線状。夏に青紫色の花をつけ、蒴果を結ぶ。これを原料とした製品を総称して「リネン」という。

3・イラクサ科の宿根性多年生草本で、この繊維は織物の原料となる。白葉種と緑葉種とがあり、わが国で栽培するのは白葉種で葉の裏に白い綿毛が密生する。「からむし」「しなあさ」とも称する。夏から秋に淡黄色の小花をつけ、吸枝(地下茎の一種)による分殖で増殖する。

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 気管支炎になってしまい、いい季節をだいぶん損しました。
 咳と戦いながら閉じこもってるのは、つまんないですねえ。
 ま、おかげで、きものの問題がいろいろできました。

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◆答◆

1・竜舌蘭/龍舌蘭(りゅうぜつらん)
2・亜麻(あま)
3・苧麻(ちょま)

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年5月 7日 (金)

藤見の宴会

 茶室、今日は宴会場。

宴会場
 近くに特別天然記念保存木・牛島の藤があり、
 吟行に、母の俳句仲間が集まりました。
 で、料理と掃除のため、召集。

つつじとかすみ草
 床にカーネーションとかすみ草を入れたら、
 かすみ草が余ってしまった。
 いつも、どーしても余った花が捨てられないので、庭のつつじを追加し、再利用。

鮭ずし
【鮭ずし】(「別冊ヴァンテーヌ・今夜だけシェフ」)
 黄色いのは、レモンの皮。
蕗の煮物
【蕗の煮物】

アスパラガスのおひたし
【アスパラガスのおひたし】(ベターホーム・一汁三菜の会・4月)

「いつものセロリといかくん」
【セロリ・玉葱・いかくんせいの和え物】
 母のいつもの一品。
 母の友だちに、ものすごく受けがいいのです。

筍と烏賊の木の芽和え、もどき
【筍と烏賊の木の芽和え、もどき】
 先日、「辻留」で出たのが感動的においしく、その後、「花桐茶寮」のお弁当に入ってたのもむちゃくちゃおいしく、やりたくなったのですが・・・。
 ちゃんと「青寄せ」(「辻留の点心全書」)を作んないと、だめですね、やっぱり。
 (今回は、ほうれん草をフードプロセッサーでつぶして、すり鉢ですった木の芽を和えただけ。ほんとは、ほうれん草をつぶした後、茹でて浮いてきた色素だけすくわないといけないらしい) 

刺身盛り合わせ
【刺身盛り合わせ】
 個別に盛ろうかどうか迷っていた刺身は、「人数がひとり増えるかも」という、当日朝(!)の情報で、大皿盛りに決定。

鶏つくね
【鶏つくね】(ロビンソン百貨店・惣菜売り場)
 ほんとは「うど・鶏肉・空豆の治部煮」を作る予定だったのですが、
 買い物に行ったら、うどと空豆がなく、
 焼鳥が「本日限り」の特売だったので、
 天の采配と急遽変更。(ラッキー)。

フレッシュサラダ
【フレッシュサラダ】(ロビンソン百貨店・丸越
 すぐそばで売っていた「フレッシュサラダ」も購入。
 (作ったサラダとぬか漬、お酒いろいろ、は、撮影を忘れました。)

苦肉の行列
 小吸物椀が足りないので、茶碗蒸しの入れ物も動員して、

揚げ茄子・八丁味噌
【揚げ茄子・八丁味噌】

へたつき苺、パイナップル
 お茶の集まりだと、なぜか「へたは取るんだけどのせておく」約束になってるみたいな、苺。
 「めんどくさいから、やめればいいじゃん、苺」と思いながら、自分が出すときは、ついつい、同じように・・・。

 食事の後は、後片付けの山で、

 1) 残飯の始末がいらない(取り分けたものを残す人はいない)
 2) 小吸物と引き替えに、多くの器を下げるので、早めに片付けられる
 3) 四つ椀は、ざっと清めてあるので、洗いやすい

という、お茶事のありがたさを、実感。
 もっとも、後座の忙しさを考えたら、洗い物なんてどぉーってことないんですけど、ね。

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