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2010年6月 1日 (火)

きものの杜・その18(桃山時代の服飾)・ついでに相撲を少し

◆問◆
 以下の文は、桃山時代の服飾について記したものである。「1」、「2」はそれぞれ何か。

 外国服装の影響を受けたものとして「1」、「2」などがある。「1」はスペインでcalsaoと呼ぶ一種のズボンから起こったといわれ、桃山時代からその名が見える。膝以下の部分が細くなり膝下と足首のところを紐で結ぶもので、同様の形で膝下の部分をこはぜ掛けをしてとめるものに裁付袴(略してたっつけ)と呼ばれるものがある。
 桃山時代にポルトガルの宣教師が着けていた黒ビロードの丈長の外衣をカパ(capa)と呼んだが、これを模したものが「2」であるといわれる。油紙でつくり雨天に用いたのが始まりであるが、やがて木綿やラシャでつくり旅行の折に着られるものとなって、引廻しとも呼ばれた。

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 「2」は文中に答が書いてあるようなもんですが、「1」は今回初めてみた気がします。「たっつけ」はわかるけど。

 相撲を観に行ったとき、「呼出し」(「ひがぁーしー、にぃーしー」と呼び出す人)が穿いていた袴が気になり、後に調べて判明したのが「裁付袴(たっつけばかま)」でした。
 取組の間がけっこう長いので、土俵を掃いている呼出しがえらく目立つのです。
 オペラグラスをのぞいては
 「だんだん行司の衣装が豪華になってくよー」
 「おっ、あれはみたことある。なんて文様だっけ?」
 「おおっ、ついに足袋から草履になったよ」と、行司の装束で大騒ぎ。
 当時、横綱審議委員だった内舘氏の姿を土俵下に発見して「ご贔屓の力士が登場して満面の笑みの内舘牧子」「ご贔屓の力士が負けておかんむりの内舘牧子」などと実況中継。
 たっぷり飲んで食べて、まーおもしろかったです。
 もはや現役力士はわからず、親方の名前がすらすら出てくるようになってしまってますが、機会があれば、またぜひ観たい・・・。

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◆答◆

1・軽衫(かるさん)
2・合羽(かっぱ)

出典
 服装文化史/谷田閲次・菅原珠子(日本女子大学通信教育部) p74~p75

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コメント

 ちなみに、好きな力士は「水戸泉」(現・錦戸親方)でした。

投稿: まりも | 2010年6月 1日 (火) 21時58分

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