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2010年7月10日 (土)

きものの杜・その26(源氏物語・その2)

◆問◆
 以下の文は、「源氏物語 巻二」(瀬戸内寂聴訳)から引用したものである。
 空欄に入る語句を漢字で書け。

 「1」の唐織物の御直衣に、「2」の「3」の裾を長く引いて、他の人々は皆、「4」の正装のところへ、しゃれた皇子らしい装いのお姿も優雅に、人々にあがめかしづかれて宴席に入っていらっしゃった御様子は、実に水際だっていらっしゃいます。

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 源氏物語 「花宴」で、もっともあやしいなあという部分。
 単語を抜けば簡単に作れるのですが、なんの意味もない丸暗記になっちゃう。

・(頭の中将は)帝から(舞を見事に舞った)御褒美に御衣を賜りました。
・御簾の下から女房たちの袖口などが出ているのが、踏歌の時の出し衣のような感じで、
・さき頃の姫宮たちの御裳着の日に、
・空薫物の香りが、部屋の内に煙たいほど匂っていて、衣ずれの音も、ことさらはなやかに聞こえるように振る舞っています。
・あの時の逢瀬の証拠の扇は、桜の三重がさねで、色の濃い方に、霞んだ月が描いてあり、

 こんな感じ。

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◆答◆
 「1・桜襲」の唐織物の御直衣に、「2・葡萄染」の「3・下襲」の裾を長く引いて、他の人々は皆、「4・束帯」の正装のところへ、しゃれた皇子らしい装いのお姿も優雅に、人々にあがめかしづかれて宴席に入っていらっしゃった御様子は、実に水際だっていらっしゃいます。


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コメント

初めまして┌o ペコッ

私も今年きもの検定1級受けます。
このサイトは去年の2級の時からひじょーーーーーーーーーーーーに参考にさせてもらってます。

今日この源氏物語の花の宴を読みました。
なぜこの花の宴なのかが不思議です。
紅葉賀なら教本にもふれていたのでなんとなくわかりますが・・・
私も問題のようにお召し物を中心に出題されるのかなと推測しました。
他にないしね・・・

それにしてもものすごく詳しいですね。感服いたします。

そろそろ1級の勉強をしなくちゃ・・と思っていますが、範囲があるようでないのでとても困ってます。
まりもさんはどうやって勉強されているんですか?
どういう風にすすめていますか?

投稿: きゃら | 2010年7月11日 (日) 17時33分

きゃら様
 コメントありがとうございます!
 きもの文化検定、わたしはもう受ける気がないので、勉強してません。
 問題のリクエストをいただいたので、気ままに作ってるだけなのです。調べること自体は好きなので。
 去年の問題が非常に不評のようで、今年はどうなるかわかりませんが、「花宴」を課題図書として出してくるあたり、質のいい問題は期待できないかも。でも、まあ、対策セミナーや問題集から、かけ離れた問題を出すなんてことは、さすがに今年はしないのではないかと・・・。 
 この手の趣味検定は、問題が落ち着くまで、きっとしばらくかかるんでしょうね。(その頃には、もうなくなってたりして・・・)。

投稿: まりも | 2010年7月12日 (月) 00時23分

コメント返しありがとうございますm(__)m


今年は受けられないんですか…残念です…

私は新潟なんですが、今年から試験会場から外され他県で受けざるをえなくなりました。
ツイッターで理由を聞いたところ、採算が合わないと言われ怒り心頭です。
でもせっかく2級まできたのでこれが最初で最後にして受験しようと思います。


気が変わるかもしれないけど。


問題はとても参考になるので頻繁に立ち寄ると思います。

まりもさんが試験作ればいいのに(*´艸`*)

投稿: きゃら | 2010年7月13日 (火) 19時03分

きゃら様

 お褒めの言葉をありがとうございます~。
 少しでもご参考になれば幸いです。

 わたしも「2級まできたから受けるけど、1級は最初で最後」と決めてました。いろいろ、思うところがありまして。
 それにしても、遠くまで受検しに行くのはたいへんですね・・・。
 ご努力が報われますよう、祈っております!

投稿: まりも | 2010年7月14日 (水) 00時06分

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