« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月25日 (土)

清雅会・2010年9月・蕎麦の茶事

  11:50の空
 台風がどうなるかなあと思いましたが、

 12:35の空 
 あっという間に、晴れました。

 今日の清雅会の後座は、濃茶付花月。
 どういうわけだか、花月をすると、三客の位置にいることが多い(=にじる回数が多い)ので、迷った挙句、

 推定50年経過・単衣に刺繍
 ・・・単衣に刺繍のきものは、やめときました。

 汲み出し
 「臨時の茶事」っぽく、というご案内で、わくわく。

 煮物椀
 毎年出してくださる冬瓜(わたしの大好物!)の下には、

 冬瓜+真蒸
 海老と帆立の真蒸が隠れてます。

 それだけでもありがたいごちそうなのに、
 続いて出てきたのは、

 蕎麦セット
 目の前で打ってくださる、手打ち蕎麦でした!!

 打ちたて・茹でたて
 薬味がつきます
 ざる蕎麦に、

 海老・舞茸・ピーマン・南瓜・茄子
 揚げたての天麩羅に、

 打ちたて・茹でたて蕎麦・その2
 なんと、つゆの味を変えて、あったかい蕎麦。

 ずんだ・そばこやき
 豆打蕎麦粉焼き。
 枝豆を茹でて、莢から出して、薄皮を取ってつぶして、長芋と卵白を加えて蒸して、蕎麦粉をつけて焼いて、
 と、途方もなく手間のかかったもの。

 蕎麦湯+蕎麦つゆ+漬物+小おにぎり
 蕎麦湯があんまりおいしく、漬物と一緒に思わずおかわり。

 やっぱり三客ばっかり引いた後座の花月は、
 「あーーーっ、そこは左足だった!」
 「ごめんなさい、先に棗を清めるんだった!」
とにぎやかなひととき。

 20:30の空
 おなかいっぱい、につき、夕ご飯をとばし、
 ちょっこし月見酒。

 今日も、いい日だ-。

* 詳細は、近日中にご亭主・Rさんの「楽庵だより」に掲載予定、とのことです。載せた以外にも料理があるんですよー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月22日 (水)

三百年の店・千年の月

  封筒を買いに、はいばらへ行ってきたのです。
 創業1806年、日本橋にある和紙のお店。
 7月に行ったISOT(国際 文具・紙製品展)でも見かけて、「ええっ、こんな老舗が」とびっくりしましたが。

 はいばら http://v399.rsjp.net/

 行ってみたら、なんと、今日で移転との貼紙が。

 「平成22年9月22日(水)を現在の榛原ビル店舗の最終営業日とさせていただきます。」

 今日来ておいて、よかった・・・。

 罫線あり? なし?
 「強いて言えば、ですが、罫線がある方が少しカジュアルですかね」

 手摺木版製
 「これは、まん中の赤い部分に宛名を書くんです」

 あいかわらず、紙に弱い・・・
 わからないことは、教えてもらうのがいちばん。
 いろいろお店の人にききながら、
 そーかー、今日でおしまいなんだ~、と、予定外のものまで購入。

 帰りがけに手渡されたちらしには、

 「平成26年の初春に再開発が終了した際には、再びこの地に戻ってまいります。」
 「社員一同、次の三百年に向けて一丸となり努力をしてまいります」

 壮大だ・・・。

 毎晩「2355」の「あしたが来るのをお知らせします」をみて、今日も無事に終わったとほっとし、
 毎朝「0655」の「朝がきたー 朝がきたー だからだいじょーぶー」の歌をきいて、今日もだいじょうぶだと安心し、
 毎日こまめにスリリングに過ごしているので、

 いきなり
 「次の三百年」
ときたら、ただもう、ほぉ、と言うほかなく、

 夕方、空を見たら、千年以上あるものが。

 仲秋の名月:18:09

 万葉集の頃、既に月の歌があったんだもんねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月21日 (火)

草人木・その6(菓子・1)

◆問◆
 原材料を答えよ(例:もち米)。
1・上用粉
2・白玉粉
3・上新粉
4・きな粉
5・寒梅粉
6・浮粉
7・洲浜粉

---*---*---*---*---*---*---*---

 上新粉、白玉粉、きな粉くらいは近所で手に入るのですが、あとはなかなか。
 和菓子の先生・バジルさんに紹介してもらったお店で、たまに買ってます。

 cuoca : http://www.cuoca.com/
 富澤商店 : http://www.tomizawa.co.jp/

---*---*---*---*---*---*---*---

◆答◆
1・上用粉=米(うるち米)
2・白玉粉=もち米
3・上新粉=米(うるち米)
4・きな粉=大豆
5・寒梅粉=もち米
6・浮粉=小麦
7・洲浜粉=大豆

●出典
 「茶道文化検定公式テキスト 1級・2級用」p219~p220

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月20日 (月)

草人木・その5(茶の歴史・2)

◆問◆
 次の書籍の著者を書け。
1・茶経
2・喫茶養生記
3・古今名物類聚
4・茶湯一会集
5・大正名器鑑

---*---*---*---*---*---*---*---

 今週で「ゲゲゲの女房」が終わっちゃう・・・。

 朝3回どころか、すきあらば昼も夜も、土曜の一挙再放送も観て、
 台詞から登場人物の表情から、小道具に至るまで覚えてしまうような状況で、
 ほんとに、なくなっちゃったら、どげしよう。

 こんなにせっせと観てるのは「ちりとてちん」以来で、
 再来年の大河ドラマ(「平清盛」)が、「ちりとてちん」の脚本家(藤本有紀)だということだけが、なんというか、今の心の支えです。

---*---*---*---*---*---*---*---

◆答◆
1・陸羽
2・栄西
3・松平不昧
4・井伊直弼(井伊宗観)
5・高橋箒庵

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月18日 (土)

草人木・その4(茶道具・3)

◆問◆
1・次のうち、国宝に指定されていない茶碗がひとつある。それはどれか。
 白楽茶碗「不二山」
 志野茶碗「卯花墻」
 天目茶碗「曜変天目(稲葉天目)」
 青磁茶碗「馬蝗絆」
 大井戸茶碗 「喜左衛門」
2・上記のうち、日本で焼かれた茶碗はどれか。
3・「不二山」の作者を漢字で書け

---*---*---*---*---*---*---*---

 設問の茶碗は、それぞれ次の場所に収蔵されてます。

 「不二山」(サンリツ服部美術館
 「卯花墻」(三井記念美術館
 「稲葉天目」(静嘉堂文庫美術館
 「馬蝗絆」(東京国立博物館
 「喜左衛門」(大徳寺・孤篷庵)

 このうち、「稲葉天目」は、静嘉堂文庫美術館の「中国陶磁名品」(2010年9月25日(土)~12月5日(日))で、
 「不二山」は、サンリツ服部美術館の「茶の湯の名品」(2010年8月5日(木)~12月23日(木・祝))で展示されます。

---*---*---*---*---*---*---*---

◆答◆
1・青磁茶碗「馬蝗絆」(重文)
2・「不二山」「卯花墻」
3・本阿弥光悦

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月16日 (木)

草人木・その3(茶道具・2)

◆問◆
 「河濱支流(かひんしりゅう)」の印でも知られる、「色絵日の出鶴文茶碗」の作者は誰か。

---*---*---*---*---*---*---*---

 ふと見たら「草人木・その1(茶の歴史・1)」の問「茶器名物図彙」が「茶器名物図鑑」になっていたので修正しました。

---*---*---*---*---*---*---*---

◆答◆
 永樂保全(「永楽」と記載する本もあり)

---*---*---*---*---*---*---*---

●出典
 「茶道文化検定公式テキスト 1級・2級用」p122
 「茶碗の基礎知識」(杉浦澄子著・雄山閣)p194

 京都国立博物館収蔵品データベースに、保全の作品がいくつか出てます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月15日 (水)

巻紙下敷き

  「巻紙で手紙を書く」という喫緊の課題をこなすため、せっせとホラーな字を書き散らしているわけですが、ついに、一通目を書く時期に。

 今までの「パソコンで筆文字の下敷きを作って、巻紙をおいてなぞる」方法は、字の大きさや空きが均等になってしまって、どうもいけません。
 「大きさの比率 漢字:ひらがな=10:8」とか、
 「連綿(続け字)は斜めに動く」とか、
 ・・・いくら一太郎でも、ムリ。

 そこで、ついに、「続・茶の湯の手紙文例集(p27)」を参考に、「巻紙下敷き」を作成しました。
 日本人なら一太郎!

 A4版なので、巻紙と右下を合わせて調整。
 埼玉県特産小川和紙・館川巻紙

 なかなか快調。
 ・・・あとは、書くだけ・・・

 ご興味のある方がいらしたら、一太郎とPDFのファイルを載せます。

*2014/11/29追記

 コメント欄でご要望いただいたので、ファイルを掲載しました。

 巻紙下敷き(PDF版)→ 「makigamipdf.pdf」をダウンロード

 巻紙下敷き(一太郎版)→ 「makigamitaro.jtd」をダウンロード

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年9月14日 (火)

草人木・その2(茶道具・1)

◆問◆
 次の唐物茶入は、「君台観左右帳記」に列挙されているものである。
 漢字は平仮名で、平仮名は漢字で書け。

 「なす」「驢蹄」「弦壺」「大肩衝」「手甕」「餌畚」「たいかい」「まるつぼ」「はんどう」「瓢箪」「擂座」「尊形」「常陸帯」「なつめ」「西施」「ゆおけ」「つるくび」

---*---*---*---*---*---*---*---

 回収騒ぎもありましたが、昔なつかしい教科書のような「茶道文化検定公式テキスト」。
 教科書だけあって、問題の宝庫。
 ・・・わくわくします・・・。

---*---*---*---*---*---*---*---

◆答◆
 「茄子」「ろてい」「つるつぼ」「おおかたつき」「てがめ」「えふご」「大海」「丸壺」「飯銅」「ひょうたん」「るいざ」「そんなり」「ひたちおび」「棗」「せいし」「湯桶」「鶴首」

●出典 「茶道文化検定公式テキスト 1級・2級用」p103
(「公式問題集」「クイズ茶人の常識シリーズ」、インターネットは調べてないので、ひょっとしてだぶるかも)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月13日 (月)

筆練習中

  万年毛筆・マーブル軸
 開明の万年毛筆。(以前、使わずに穂先が固まってしまった前歴あり
 なかなかの使い心地。

 課題の筆ペン講座は、順調に進んでおります。
 が。
 同じ字を書いてると、

 ひひひひひひひひひ
 おおおおおおおおお
 そそそそそそそそそ

 なんかホラーな気分。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月12日 (日)

草人木・その1(茶の歴史・1)

◆問◆
 次の書籍を、古いものから順に並べ替えよ
1・草人木
2・分類草人木
3・茶器名物図彙
4・古今茶道全書
5・茶の本

---*---*---*---*---*---*---*---

 きものの問題を作るのに「図」が欲しくて、
 ちまちまとWindows付属のペイントで描いていたら、もんのすごいストレス。
 ipadがあれば簡単かと思ったら、指じゃなきゃだめなのね。
 マウスでも指でもなく、先の細いペンを使いたいけど、やたら高い。
 ねっとりした絵が描きたいわけじゃなく、「草人木」に載っているような、なんともかわいい、シンプルな図が描きたいだけ、なんだけどさあ。

 と、「草人木」(「茶道古典全集・第3巻」所収)をながめていたら、お茶の問題を作りたくなってしまいました。

---*---*---*---*---*---*---*---

◆答◆
2・分類草人木(1564・永禄7)
1・草人木(1626・寛永3)
4・古今茶道全書(1694・元禄7)
3・茶器名物図彙(1827・文政10)
5・茶の本(1906・明治39)

*年号は、「茶道文化検定公式テキスト(1級・2級用)」に依る。
 ただし、「分類草人木」は、「日本の茶書・1」の記載に依る。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月 1日 (水)

夏の宿題

  ・・・9月になっちまった・・・。
 
 推定35℃

 連続猛暑日の、始めの頃に開催された清雅会。
 ほんっっとーーーに、切ないくらい、暑い日でしたが、
 茶室の中は、極楽でした。
 (詳しくは、楽庵だより(2010/7/27)へ)

 昨シーズン、炉に火を入れられなかったので、
 今年、炉灰の手入れは、なし。

 茶室は、この暑さの間、寝室と化しているので、
 お茶がらみのことも、なし。

 で、なにをしていたかというと・・・。

 何もしてないのです。ははははは。

 きものの本はあちこちながめてますが、出題に至らず。
 干菓子を作ってみたものの、砂糖の無駄遣いに終わり。
 帛紗を作ろうと、端切れを掘り出したところで頓挫。

 サイズ・材質ともに微妙、の帛紗候補

 花火大会に合わせて、毎年恒例の宴会をしたり、
 箱根で美術館めぐりをしたり、
 それなりに夏休みっぽいこともしましたが、

 この夏(特に前半)は、

 映画「ハッピーフライト」はいいですねぇ 
 ipadの、ヒコーキ着陸ゲーム(Flight Control)と

 目的・膝の痛み防止(=正座)
 なんちゃってヨガ(Wii Fit Plus)をせっせとやってた気がします・・・。

 さて今日から心を入れ替えて、

 夏の宿題に取りかかります。
 提出は、だいたい9月いっぱい(大学生の夏休みくらい)ってことで。

 なんと、最初の提出は、10年前。
◆課題◆いつもなんども試みている筆の練習

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »