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2010年12月 5日 (日)

東京国立博物館・「思い出の名碗」

  仮店舗フード&カフェ・ラコールより撮影
 携帯電話のカメラだと、やっぱりいまひとつ。
 東京国立博物館に行ってきました。

 目的は、これ。

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■月例講演会「思い出の名碗」
 陶磁研究家で茶人としても知られる林屋晴三氏。氏が展覧会やお茶会で出会った数々の名碗についてお話します。
 12/4(土) 13:30~15:00(開場13:00) 平成館大講堂
 講師:(菊池寛実記念智美術館館長) 林屋晴三 氏
 定員:380名(当日先着順)
 聴講料:無料(ただし当日の入館料は必要です)
<東京国立博物館メールマガジン[No.566]より>

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 10時半から東博に入って、平常展もゆっくり鑑賞。
 (横山大観の「瀟湘八景」なんて、特別展で出てたら、えらく混むだろーに)。

 この前行った国立新美術館のゴッホ展が、まーごったがえしていたので、人が少ないだけでもありがたい。
 特別展(東大寺大仏 天平の至宝展)は、それなりに混んでたけど。

 本館から平成館に行く途中(みどりのライオン)で、こんなものが。

 はがきと、模様の資料
 ハンズオン体験コーナー「日本の模様でデザインしよう!」2011/3/31まで)
 きものか鏡のはがきに、いろんなスタンプが押せるという企画。
 欲張ったら失敗したので・・・また行こう・・・。

 目的の講演会は、会場前に数十人並んでいた割には、空席もあり、これまたゆったり。

「思い出の名碗」作品リスト(講演会資料より)
1・曜変天目茶碗
2・油滴天目茶碗
3・青磁茶碗 銘 馬蝗絆
4・大井戸茶碗 細川井戸
5・大井戸茶碗 喜左衛門井戸
6・古井戸茶碗 銘 老僧
7・雨漏茶碗
8・赤楽茶碗 銘 無一物 長次郎
9・黒楽茶碗 銘 大黒 長次郎
10・古唐津茶碗 是閑唐津
11・志野茶碗 銘 卯花墻
12・志野茶碗 銘 振袖
13・白楽茶碗 銘 不二山 光悦作
14・黒楽茶碗 銘 時雨 光悦作
15・赤楽茶碗 銘 乙御前 光悦作

 「飲んでいるときに、「大黒」で飲んでいるということを忘れましたねえ。ただ、飲みやすい茶碗だなあ、おいしいお茶だなあ、と思った、あれはなんとも不思議でした」
 「喜左衛門井戸は、いいですねぇ。なんと言えばいいんですかねえ、言うに言われぬ造形の深淵というか・・・、年とるとねえ、あんまり言葉が出なくなってきて。昔はもっとぴたっとくる表現ができたと思うんだけど、でもねえ、その分、じーっと味わうことができるんですよ」

 スライドに映し出される茶碗のひとつひとつについて、慈しむように語られる様子がなんとも心に残る、いい講演会でした。

◆林屋晴三 氏の主な著書(講演会資料より)
 「日本の美術(No.444)」(至文堂)
 「原色日本の美術(23)」(小学館)
 「日本の陶磁<現代編 第8巻>」(中央公論社)

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