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2011年1月30日 (日)

抹茶の銘・番外

  せっせと「家元好の銘」を載せましたが、自分で買うときは全くおかまいなし。
 一覧表以外のお店をどーしても書いておきたくなりました。

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伊藤久右衛門
 楽天市場の有名店。
 本店は、京都・宇治。支店は平等院。
 通販では抹茶のお菓子がメインですが、ひっそりと抹茶も売ってます。

大佐和
 本店は東京・湯島。支店はあちこち、通販もあります。
 「詰・小山元治先生」とあり、つまりは丸久小山園で作ってるようですが、丸久小山園のページには載ってません。

◆柳桜園茶舗◆(店舗のHPはなし)。
 京都のお店。京都のガイドブックによーく載ってます。
 日本橋、新宿、横浜、高崎、大阪、京都の高島屋各店地下で買えます。
 高島屋の通販でも。
 KBS京都が運営している「京都生活」というサイトでも買えるようです。
 京都物産展でもときどき目にします。

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2011年1月29日 (土)

抹茶の銘・その5(その他)

  「淡々斎(裏千家14代)」、「玄々斎(裏千家11代)」、その他「裏千家好」のみの記載で、分類不能のものをまとめました。

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◆その他裏千家好◆

【裏千家好】
(読み)区分
千寿昔ちずむかし北川半兵衛商店濃茶
青海白せいかいはく北川半兵衛商店薄茶
厳の昔いわおのむかし松北園濃茶
里の香さとのかおり松北園薄茶
【玄々斎宗匠好】
(読み)区分
聖り昔ひじりむかし上林春松本店濃茶
【淡々斎宗匠好】
(読み)区分
福昔ふくむかし一保堂茶舗濃茶
庵の友いおりのとも祇園辻利薄茶
渦の白うづのしろ祇園辻利薄茶
弥栄の白(やえいのしろ)辻利園薄茶

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 抹茶の銘・その1~その5をまとめたファイル(エクセル97-2003book形式)は、こちら(「tea-name.xls」をダウンロード)。

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2011年1月27日 (木)

ホキ美術館×九十九里浜

  去年の11月、BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」を観てからずーーーーっと行きたかった「ホキ美術館」。

 ホームページによると、
 「ホキ美術館の住所は新しいためナビゲーションシステムに反応いたしません。「昭和の森正面入り口」を目指していただくと看板がございますのでわかりやすいかと思います。」

 「昭和の森」ってものすごーーーい広さ。

 It's my enemy!
 ・・・しかも、スギがたっぷり。

 どこ・・・?
 「正面」ってどこよ、と、ちょっと迷いました。

 休日は相当混んでるらしいけど、他県ナンバーの車もほとんど見かけないし、今日は楽勝、と言ってたら、

 駐車場、満車。

 案内のちらしをもらい、近くの「昭和の森」駐車場(1日400円)に停車。

 昭和の森第2駐車場

 3分少々歩くと、

 にょき。
 新興住宅地の中に、にょきっとあります。

 昭和の森クリニック
 裏手にある、「昭和の森クリニック」で探した方が早いかも。

 11:25に到着。

 館内のレストラン「はなう」で食べよう! と張り切ってましたが、
 「13:50までいっぱいです」とのことで断念。
 (近隣で食事がとれる場所の地図まで用意してあったので、毎日、よっぽど入れない人がいるのね)。

 それなりに人はいますが、
 1枚1枚、じっくり絵を見られます。

 展示室ごとに照明が違ったり(自然光だったり、スポットだったり)、
 まーるいクッションのような椅子がそこここにあって、正面に座れたり、
 とにかく、見やすい。

 なにより、
 通常、展示物の前にある「ここから近づけません」の仕切りが一切、ない。
 額にガラスのない絵もいっぱい。
 ぎりぎりまで近づいて、「この筆致、いったいどうなってるの?」と確認可能。
 なんだか心配になるくらい、そのまんまの絵が展示してあるのです。

 「写真みたいだけど、こうしてみると、やっぱり、写真じゃないね。人間って、視界に入ってるけど見てないものっていっぱいあるじゃない。写真は意識してないところまで写しこんじゃうけど、これは、ちょうど、人間の眼で見た感じ」
 「静物画のレモンって、どーして、いっつもくるくると皮を剥いた状態なんだろ? なんかの約束?」

 などといいながら、最後の展示室へ。

 「私の代表作」というだけあって、それぞれの絵の間に仕切りが設けられ、これまた集中して見られるようになってます。
 絵の横に「start」「stop」のスイッチがあり、それを押すと、作品の解説が音声で流れる、のが、・・・ちょっと長い・・・。

 帰りがけ、
 「あれ? なんか空いてるみたい」と、先ほどの「はなう」に確認してみたら、
 「13:50にご予約が入ってますので、ちょっと早めに召し上がっていただくことになってしまいますが・・・」とのことで、すんなり入店。
 とりあえず、訊いてみるもんだ。

 お皿が、なーんと全部ジノリ。
 ウニとトマトソースのスパゲティは、「フルボディ」ってくらい濃厚で、コースメニュー(アラカルトなし。パスタのコースメニューのみ、2,100円)はどれもおいしかったっす。

 ゆーっくり鑑賞して、いーっぱい食べて、きっかり14:00に退館。

 来たときよりずっとまばら。
 見たところ、客層は99%中高年だし、
 平日は、午後遅め~夕方ならすんなり入れる(気がする)。

 帰るにはちょっと早いよね、幕張にでも行こうか、と話しながらナビをいじっていたら、
 12キロくらいで、九十九里浜(白里海岸)に出られる、と発見。

 海
 海だ。

 海!
 海がきたー。 

 海だか空だか

 海の家がないのでさびしい
 遠ーくに見える、円形の建物はなに?

 と寄ってみたら、

 びっくり。国民宿舎。
 「サンライズ九十九里」という宿泊施設でした。

 高速じゃないです。
 あとはせっせと帰りのドライブ。

 首都高速で、ふと横をみたら、

 またもスカイツリー。
 今日もスカイツリー。

 渋滞にはまって、また横をみたら、

 タワーとツリー
 東京タワー×スカイツリー。
 (右奥の、ちっちゃく、赤く光ってる塔)

 首都高速中央環状線、四ツ木付近で、セットのタワーが見えます。

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2011年1月25日 (火)

抹茶の銘・その4(鵬雲斎大宗匠好・薄茶)

  こうしてながめていると、「××の昔」「××の白」の「××」部分で、茶杓や茶碗の銘になりそう・・・。

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◆鵬雲斎大宗匠好・薄茶◆

(読み)
精華の白 せいかのしろ 福寿園
静友の白 せいゆうのしろ 福寿園
寿の白 ことぶきのしろ 福寿園
思水の白 (しすいのしろ) 千茶荘
好古の白 こうこのしろ 上林春松本店
華の白 はなのしろ 上林春松本店
雄風の白 (ゆうふうのしろ) 祥玉園
神尾ノ白 かみおのしろ 山政 小山園
苔ノ白 こけのしろ 山政 小山園
曙の白 あけぼののしろ 一保堂茶舗
若き白 わかきしろ 一保堂茶舗
一葉の白 いちようのしろ 一保堂茶舗
友輪の白 (ゆうりんのしろ) 松風園
萬古の白 (ばんこのしろ) 松風園
松清の白 しょうせいのしろ 祇園辻利
寿松ノ白 じゅしょうのしろ 祇園辻利
弥名の白 やめのしろ 星野園
碧ノ白 みどりのしろ 碧翆園
初緑 はつみどり 森半
和友の白 わゆうのしろ 松籟園
颯々ノ昔 さつさつのむかし 松籟園
宝雲 ほううん 松籟園
瑞泉の白 ずいせんのしろ 丸久 小山園
珠の白 たまのしろ 丸久 小山園
松柏 しょうはく 丸久 小山園
宇鶴の白 うづるのしろ 辻利園
安分の白 あんぶんのしろ 玉林園
松雲の白 しょううんのしろ 堀井七茗園

* 広告の他、店舗のページに「裏千家好」とあるものを掲載。
* 読みが不明のものは、類推して括弧内に記載。
* 濃茶・薄茶の区分が不明のものは「昔」=「濃茶」、「白」=「薄茶」とした。

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2011年1月24日 (月)

箱詰め旅行・平山郁夫×スカイツリー

  「おとーさんが行けなくなっちゃって。代わりにどお?」
と母に誘われたため、「平山郁夫特別鑑賞バスツアー」に行ってきました。 

 なーんでまた、1時間あれば行けちゃう上野まで、朝7:55に集合してバスで行かなきゃいけないんだか。
 でもまあ、なんといっても、「休館日にゆっくりご鑑賞」。
 家人曰く「阿修羅の周りで御輿担いでる状態」だった、阿修羅展を思い出すと・・・。
 混雑しないなら、それが一番。

 と思ったら、

 「このツアーはたいへん人気でして・・・。このバスには、本日48名ご乗車で、満席でございます。そして、各地から、バスが40~50台、集まってまいるとのことです。そんなわけで、混雑緩和のため、途中で時間調整を行います。また、ご昼食のお時間でございますが、やはり、混雑緩和のため、2時頃のご案内になる予定でございます」

 ぎょえー。

 休館日・ぞろぞろぞろ

 美術館・博物館は、どういうわけか、必ず入口付近が混むので、さっさと通過。
 (でもって、残り1/3くらいのところに、大作や名品があることが多い)。

 奈良の薬師寺にある「大唐西域壁画」が、だーーーっと展示されているのが第2会場。
 約1時間の鑑賞はほとんど、第2会場に費やしました。

 母が博物館の人に
 「いつも、もっと混んでるんですか?」
と訊いたところ、
 「そうですねえ、いえ、それほどでも・・・。時間にもよりますが」
という、答えが返ってきました。
 すん。

 東博からスカイツリー

 博物館から、またバスに箱詰めされて、浅草へ。
 博物館前でうっすら見えるスカイツリーが、

 浅草寺・二天門付近からスカイツリー
 どどん。

 浅草公会堂付近からスカイツリー
 どどどん。
 本日、559メートル。

 スカイツリー+浅草寺
 昼食場所、浅草ビューホテル28階(最上階)からの眺望。

 ×13
 けっこう近く見えますが、
 ホテルから1.8キロの距離があるそうです。

 浅草寺・影向堂付近

 もくもくもく

 昼食後に運送予定だった「明治神宮」、はパス。
 浅草から30分で帰れるのに、2時間半かけてわざわざバスってのは、・・・いくらなんでも・・・。

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2011年1月22日 (土)

抹茶の銘・その3(鵬雲斎大宗匠好・濃茶)

  これがまた、あるんだ。いっぱい。

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◆鵬雲斎大宗匠好・濃茶◆

(読み)
平安の昔 へいあんのむかし 福寿園
閑松の昔 かんしょうのむかし 福寿園
古今の昔 ここんのむかし 福寿園
都乃昔 みやこのむかし 福寿園
葆光の昔 ほうこうのむかし 福寿園
可楽の昔 (からくのむかし) 千茶荘
爽明の昔 そうめいのむかし 上林春松本店
翔雲 しょううん 上林春松本店
祥宝 しょうほう 上林春松本店
清祥の昔 (せいしょうのむかし) 祥玉園
葉室ノ昔 はむろのむかし 山政 小山園
青雲 せいうん 一保堂茶舗
明昔 さやかのむかし 一保堂茶舗
幾世の昔 いくよのむかし 一保堂茶舗
平成の昔 へいせいのむかし 一保堂茶舗
松寿の昔 (しょうじゅのむかし) 松風園
洛中の昔 (らくちゅうのむかし) 松風園
和祥の昔 (わしょうのむかし) 松風園
豊榮の昔 ほうえいのむかし 祇園辻利
萬風ノ昔 まんぷうのむかし 祇園辻利
星友の昔 せいゆうのむかし 星野園
瑞世の昔 ずいせのむかし 碧翆園
冠香の歓 かんこうのよろこび 森半
喜松の昔 きまつのむかし 松籟園
豊松ノ昔 ほうしょうのむかし 松籟園
慶知の昔 けいちのむかし 丸久 小山園
松雲の昔 しょううんのむかし 丸久 小山園
喜雲 きうん 丸久 小山園
瀬戸の昔 せとのむかし 辻利園
紀伊の昔 きいのむかし 玉林園
雄風の昔 ゆうふうのむかし 堀井七茗園

* 広告の他、店舗のページに「裏千家好」とあるものを掲載。
* 読みが不明のものは、類推して括弧内に記載。
* 濃茶・薄茶の区分が不明のものは「昔」=「濃茶」、「白」=「薄茶」とした。

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2011年1月20日 (木)

抹茶の銘・その2(坐忘斎御家元好・薄茶)

  2年前に作ったメモ(そーなの。一度作ったんだけど、単なる羅列のまま、ちーっとも使ってなかったの)と今回のを照合しましたが、掲載の店舗はほとんど同じ、でした。

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◆坐忘斎御家元好・薄茶◆

(読み)
山月の白 さんげつのしろ 福寿園
青仁乃白 せいじんのしろ 福寿園
青苔の白 せいたいのしろ 千茶荘
五雲の白 ごうんのしろ 上林春松本店
双鶴の白 そうかくのしろ 上林春松本店
悠和の白 ゆうわのしろ 山政 小山園
関の白 かんのしろ 一保堂茶舗
風清の白 (ふうせいのしろ) 松風園
宝尽の白 (ほうじんのしろ) 伊藤園
群鶴乃白 ぐんかくのしろ 伊藤園
長久の白 ちょうきゅうのしろ 祇園辻利
舞之白 まいのしろ 星野園
竹浪乃白 (ちくろうのしろ) 松籟園
清浄の白 せいじょうのしろ 丸久 小山園
清渓乃白 (せいけいのしろ) 辻利園

* 広告の他、店舗のページに「裏千家好」とあるものを掲載。
* 読みが不明のものは、類推して括弧内に記載。
* 濃茶・薄茶の区分が不明のものは「昔」=「濃茶」、「白」=「薄茶」とした。

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2011年1月19日 (水)

抹茶の銘・その1(坐忘斎御家元好・濃茶)

  濃茶では、抹茶を飲んだ後、「茶銘(=抹茶についている名前)は?」「お詰(=抹茶の製造元)は?」の問答がもれなくあるのですが、ついつい同じ銘ばかり。

 初釜も終わったので、
 ここらでちょっと、「銘」について整理してみようと思った、わけです。

 その場でどうにかやりくりしてる茶碗の銘と茶杓の銘はともかく(いずれやりたいけど)、実在がはっきりしてる「茶銘」はどうしようもない。

 そこで、「淡交」2011年1月号の広告から、「裏千家好み(=裏千家の家元が銘をつけている)の抹茶」を拾ってみました。

 広告に載ってないのもあり、思い出せるものをちょっと追加しただけなので、たぶん、いろいろもれてます。
 それでも、ついでに調べた薄茶を合わせたら、けっこうな量になりました。

 1・坐忘斎御家元好・濃茶
 2・坐忘斎御家元好・薄茶
 3・鵬雲斎大宗匠好・濃茶
 4・鵬雲斎大宗匠好・薄茶
 5・その他・補遺(エクセル一覧表)

に分けて掲載します。

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◆坐忘斎御家元好・濃茶◆

(読み)
萬丈の昔 ばんじょうのむかし 福寿園
栄松乃昔 えいしょうのむかし 福寿園
遠山の昔 えんざんのむかし 千茶荘
嘉辰の昔 かしんのむかし 上林春松本店
緑毛の昔 りょくもうのむかし 上林春松本店
千里の昔 せんりのむかし 山政 小山園
雲門の昔 うんもんのむかし 一保堂茶舗
長歌の昔 (ちょうかのむかし) 松風園
万暦の昔 (ばんれきのむかし) 伊藤園
遊亀乃昔 ゆうきのむかし 伊藤園
壺中の昔 こちゅうのむかし 祇園辻利
延年之昔 えんねんのむかし 星野園
幽閑乃昔 (ゆうかんのむかし) 松籟園
松花の昔 しょうかのむかし 丸久 小山園
翠嶺乃昔 (すいれいのむかし) 辻利園

* 広告の他、店舗のページに「裏千家好」とあるものを掲載。
* 読みが不明のものは、類推して括弧内に記載。
* 濃茶・薄茶の区分が不明のものは「昔」=「濃茶」、「白」=「薄茶」とした。

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2011年1月11日 (火)

初釜---「選定保存技術」

  初釜での話題。

 「ほんとに、見事な炭ですねー」
 「最近、いい炭が手に入らなくなってきてね。買った中でいいのがあると、とっておくの」
 「国内で炭焼いてる人って、後継者いるんですかねえ。そのうち、「炭がないからお茶ができない」なんてことになったりして」
 「そーなんです、いい炭屋さんを紹介してもらったんですけど、廃業しちゃって
 「炭もそうだし、牙蓋もなんとかしないとねえ。象牙なんて手に入らないんだから。今出回ってるのって、マンモスらしいよ」
 「マンモス??」
 「ロシアの凍土を掘ると、いくらでも出てくるらしい」
 「へぇええええ」
 「蒔絵の筆も、ないんですって。筆の材料の、ねずみかなにかがいないそうで」
 「小紋の型紙もそう。型は彫れても、紙がない」
 「書道の墨もないって」
 「そうそう、和紙を漉く道具を編む絹糸って特別丈夫らしいんです。それを作る人が、実質ひとりしかいないそうですよ」
 「そういうのって、でもなぜか人間国宝にならないですよね。いわゆる、材料とか道具の部分を担ってる人たち」
 「ほんとにねえ」
 「そういう人を大事にしないといけないのにねえ」

 ・・・なんで、そういう人たちが人間国宝にならないんだろ?

 ってことで。

 重要無形文化財保持者(=「人間国宝」)の認定要件を調べてみました。

重要無形文化財の指定並びに保持者及び保持団体の認定の基準

 ものすごーく雑にいうと、

 「芸能関係(音楽、舞踊、演劇その他の芸能)、工芸技術関係(陶芸、染織、漆芸、金工その他の工芸技術)で重要と思われるもの」、が対象。
 「法令データ提供システム」で調べてみた限りでは、「芸能」「工芸技術」の定義はなく、道具や材料を作る技術が「その他」に含まれるかどうかは、いまひとつ不明。

 続いて、こんなのも発見。

選定保存技術の選定並びに保持者及び保存団体の認定の基準

 これも大雑把にいうと、

 「材料や道具の技術で、保存の措置が必要なもの」、
 なので、どうやら「材料や道具についてはこちらで」ってことになってるようです。

 人形遣いの、故・吉田玉男や吉田蓑助が人間国宝になってるのに(このふたりの「生写朝顔話」で、文楽の虜になっちゃったわけですが)、
 文楽人形の首(かしら)を作り続け、今ある首のほとんどが彼の作品という、故・大江巳之助が、人間国宝に認定されなかったことが常々疑問でした、が。

 つまることろ、人間国宝は、道具を生かすかどうかも含め、最後に表現する技術の持ち主である、という考え方ってことなんでしょうね。
 ふーーーーん。

 こうして調べていくと、いろいろ、材料や道具についての施策はあり( 文化庁・文化財 芸術文化振興基金助成事業事例集 もっと細かくみると、さらにあるんでしょう)、
 あるんだけど、なーんか、根幹のところで、せっせとふんばってる人が取りこぼされているような気がしてなりません。

 と、嘆いてるだけじゃなにもならないので、、
 少しでも資本投下できるように、がんばらねば。
 がるるるる。

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2011年1月 9日 (日)

しゅーっ!

  昨年暮れ、「始動式を行いまーす」とのかけ声のもと、
 拍手で迎えられたのが、

 シャーク・スチームモップ(なんか、後光がさしてるみたい)

 じゃん。

 シャーク・スチームモップ

 そもそもは、昨年、師のお宅での茶事前日。
 掃除のお手伝いにいらした方が持参されたのです。

 しゅーしゅー蒸気を出して床も畳も拭き上げていく様子に、
 「すごい」「すごい」
 「ほしい」「ほしい」と盛り上がり、
 「2台セットは安いらしい!」という情報に、もう買う気満々。
 しかーし、師は「うちの床材に合わないって・・・。使ってると白くはげちゃって、そのうち黒ずんできちゃうんだって」と無念の断念。

 そうなると、どうも勢いがなくなってしまい、どーしたものか、いや、でも三郷のじゅうたんも春日部の板張りの床も畳も掃除できるからいーのではないか、だがしかしいろいろ種類もあって迷うし、それになによりやっぱりじゃまではないか、と逡巡して、家電売り場とインターネットを日々うろついていたところ。

 コストコで、山積みの大安売り。

 これはもう天のお告げと思い、いい加減家電売り場につきあわされるのにうんざりしていた家人も「買っちゃえ買っちゃえ」と煽り、で、始動式に至るわけです。

 ま、拍手で迎えられた割に、じゅうたんの汚れが目に見えて落ちるわけではなかった、けど。
 明らかに足もとがさらさらするし、その後に掃除機をかけてみたら、「ゴミセンサー」の反応が激減したので、効いてるのです。たぶん。きっと。絶対。

 じゅうたんでは今ひとつ、でも、ほかでは効果絶大。
 畳は、あんまり水拭きしちゃいけないみたいだけど、これはあっという間に乾くので、時たまならだいじょうぶ(ということに、した)。

 大掃除で活躍した後、
 初釜前日のお手伝いに、今度は自分のを持参して(ごくたまにならきっとだいじょうぶだし、それにあの威力は捨てがたい、と師がおっしゃるので)、
 あっという間に掃除完了。

 ざくざく拭き上げていくのがとっても痛快ですが、
 所詮モップなので、細かいところを掃除するのと、
 収納場所を確保するのが、難点。

 そして、
 家人によると、
 「壁や天井も掃除できるタイプが出たらしい」という悲しい情報も・・・。
 (くやしいので、確認してません)。

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2011年1月 7日 (金)

iPad×「細川家の名宝」

  週刊アスキー(2011 1/18号)をぱらぱらめくってたら、
 なーんか、すごいのを発見。

 「今週の至宝 国宝・重要文化財をアプリで楽しむ」
 旧熊本藩主の細川家に伝来する文化財を管理している"永青文庫"が、その所蔵品を『iPad』用アプリ(1,200円)として公開した。(中略)3ヶ月に1回の配信予定で、創刊号には、国宝2点を含む書、絵画、器など12点が登場。20メートルの巻物を実寸で閲覧しつつ、ツイートができるなど、デジタル版ならではのしかけも。

 どうだろう、と悩みつつ、
 家人の「即買い!」の声におされ、買ってみました。

 iPadアプリケーション「細川家の名宝」

 すごいんだ、これが。

 おとごぜ

 おとごぜ、の高台
 茶碗(「おとごぜ」「珠光天目」)をくるくる回転させて、高台もじっくり見られるし、
 屏風や刀を拡大して細部をじっくりながめられるし、

 絵巻を絵巻のままでずるずると
 絵巻をそのままスクロールして読むことも、

 変体仮名の読解
 拡大して変体仮名を勉強することも可能。
 作品解説もすぐ参照できて、なんとも見やすい。

 今日だけで6人に見せましたが、全員「1,200円なら安い」「これは、いい」という感想。

 電子だ紙だと巷で騒いでいるうちに、電子書籍の良さを存分に活かしたものが、続々出てきてますねえ。

 心配なのは、
 iPadがパソコン並の寿命(だいたい5年)で壊れちゃったとき。
 ダウンロードしたデータは、飛んじゃうからさー。
 こまめにパソコンに同期しとかないといけない、よねぇ・・・。

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2011年1月 4日 (火)

草人木・その15(茶道具・6)/三が日

◆問◆
 水指や建水などに用いられる、銅と錫の合金をなんというか。

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 2日間、
 「早稲田と東洋は同じ宿舎なので同じ食事ですね」
 「いや、東洋は特別に作ってもらったそうです」
 「じゃ、違う食事ですね」
といった、どーーーーでもいい解説に笑いながらテレビの前で過ごしました。
 ついでに、「箱根駅伝」の正式名称はなんだっけ、とふと気になって、覚えたり。(答:「東京箱根間往復大学駅伝競走」)

 夕方は初詣と宴会。

 初詣に行く道々、なぜか毎年開催されるしりとりでは、次のふたつが優秀賞に認定されました。

「こ」の部
 こんぴらさんの氏子

「す」の部
 スマップ、歌、下手っす

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◆答◆
 砂張(さはり)

●出典
 「茶道文化検定公式テキスト 1級・2級用」p101

*広辞苑では「銅を主とし錫、鉛(銀)を加えた黄白色の合金」とありますが、問は出典どおりにしておきます。


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2011年1月 1日 (土)

謹賀新年

  NHK紅白の副音声がおもしろい~、
 (「司会担当のディレクターは、カメラに写らないように、ずーっと中腰なんですよ」とか、「おっ。今年は最後、余裕ありますね。蛍の光、早く演奏しなくてもだいじょぶそうですねー」とか、曲そっちのけの雑談ばっかり。)

 ・・・と笑ってみているうちに、

 「年末特番・大戦国鍋TV」をすっかり忘れてました!!

 がーーーん。

 ・・・。(ゲームセンターCXの特番はちらちら観ていたというのに・・・)。

 気を取り直して、謹賀新年。

 餅つき機、無事稼働。
 春日部の庭で、なかなかいいみかんがとれました。

 
 (もうほとんど食べちゃった)おせち料理。

 中身は同じ・春日部バージョン
 毎年2セット作ります。

 なます(もっと細く切りたいねえ)
 なますは、去年、スライサーで作ったところ

 「ざらざらしてる。なんか違う。やっぱり包丁で切らなくちゃ」と母からクレームがつきました。

 せっせと包丁で切ったところ、確かに、違いますねえ。
 しゃりしゃり感というか、味のなじみというか。

 「大根に塩をふったら、すぐに混ぜちゃいけないんです。大根が荒れます」とは、去年、姉の知り合いである、「辻留」の番頭さんから教えてもらったこと。

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