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2011年3月29日 (火)

小さい白いにわとり/2万年に1回の確率

 姉の部屋の本棚の整理がだいぶ終わり、
 その結果、入りきらない本を、わたしの本棚に収納することに。
 今までも散々、処分してきたので(ほんとだってば)、もう処分するものがない・・・とっておいた教科書以外は。

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 さすがに、これ全部は無理、なので、いくつか捨てようと心を決めて、めくってみる。

 つい最近、「いらない」ともらった教科書の中に

 茶人たちは、空間と身体とが不可分なものであることを十分に理解していた。小さな茶室の中の身体的動作は、高度に抑制されたものでなけ ればならないからである。遠州の思想は、自然を制圧し、支配する近代的な思想とは無縁のものである。
 (中略)
 心が澄むことは、心が落ち着くことであり、心の落ち着きは、身体の置き所がしっかりして初めて可能になるからである。
  (「感性とは何か」 桑子敏雄 /新版 現代文 教育出版)

なんてのが書いてあったりすると、もうちょっと読んでみたいし。

 子どもの頃、音読して学校でたいへんほめられ・・・帰宅して、大得意で読んで大笑いされ・・・「かわいいから笑った」という大人の理由、はもちろんわからず、大泣きした、といういわくつきの

小さい 白い にわとりが、
みんなに むかって いいました
「この むぎ、だれが まきますか。」
ぶたは、  「いやだ。」 と いいました。
ねこも、  「いやだ。」 と いいました。
犬も、  「いやだ。」 と いいました。
小さい 白い にわとりは、ひとりで むぎを まきました。

 名作「小さい 白い にわとり」が載ってる「しょうがくしんこくご 一ねん上」は、断然、捨てられないし。

 ・・・。
 ・・・・・・。

 国語はあきらめるとして、現代社会とか倫理とか政治経済とか、さすがにいらないだろー。
 すると。

 1975年、アメリカの原子力規制委員会が、いわゆる"ラスムッセン報告"を公表し、そのなかで、「大事故は、原子炉1基あたり2万年に1回の確率でしか起こらない」と述べているのである。  この数字はいかにも原子力発電が安全だという印象を与える。しかし保険会社はこのように"安全な"事故に対して、被害のわずか1%しか保険を引き受けなかったのだ。保険会社は、なにをおそれたのだろうか。「2万年に1回」という確率を、もう一度考えてみよう。・・・  ・・・原子炉1基で「2万年に1回」なら、原子炉が100基になれば2万年÷100基=200年つまりに「200年に1回」は、とてつもない大事故が起こることになる。そして原子炉が2万基になれば、「毎年1回」はこの最もおそろしい事故が起こって、なんの不思議もないのである。
 (緑の会編「原子力発電とはなにか・・・」野草社 /資料 現代社会 1984 東京学習出版社)

 こんなのを、しかもアンダーラインまでひいてあるのをみつけて、
 その後に、

 政治的無関心の発生にはさまざまな要因があるが、政治を軽蔑する人間は、軽蔑に価する政治しかもつことができないということは古来の鉄則である
(資料 現代社会 1984 東京学習出版社)

 こういうのを見ちゃうと・・・。
 どうしよう。
 捨てられない、よう。

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コメント

ちいさいしろいにわとり、
みんなで食べると、一人で食べると、
絵本では両方あるそうですね。
みんなで食べるのは、納得できない。
が、一人で食べるのもよくわからない。
みんなで働こうよ~♪

投稿: うさこ | 2011年3月29日 (火) 19時48分

うわぁ~懐かしいですねー。、「小さい白いにわとり」、私も覚えています(^_^)。

小さい白いにわとりは、みんなが嫌がる仕事を一人で引き受けて、でも出来上がったパンはみんなに進んで分けてあげるんですよね。子供ながらに、「偉いなー、にわとりさんのようになりたいな」って思ったものです。(でも、なかなか思うようにはいかなくて(^_^;)ゞ。

投稿: two‐tea | 2011年3月29日 (火) 19時55分

 「小さい白いにわとり」が、年齢検出の指示薬みたいになってる~。

 じ・つ・は。

 教科書掲載の「小さい白いにわとり」は、このように終わっております。


 小さい白いにわとりが、みんなにむかっていいました。
「このパン、だれがたべますか」
 ぶたは、
「たべる。」
といいました。ねこも、
「たべる。」
といいました。犬も、
「たべる」
といいました。


 おしまい。

 <てびき>には、
 このおはなしのあと、にわとりは、なんといったでしょう。ほかのどうぶつたちは、なんといったでしょう。

という記載があるので、たぶん、授業で「どうしたか」考えたんでしょうね。

 「出来上がったパンはみんなに進んで分けてあげる」のtwo-teaさん、「みんなで働こうよ~♪」のうさこさん、えらいなー。

 ぶただの犬だの、声色を変えて読むことに夢中だった、ので、どう思ったんだか、さっぱり記憶にない・・・。

投稿: まりも | 2011年3月30日 (水) 19時43分

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