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2011年6月12日 (日)

護国寺・茶会

  どーも、御利益が薄れちゃうような気がして黙ってましたが・・・

 写真が右半分なのは、左半分が葬儀の看板だったから。
 わたしは、かなりの晴れ女です。

 そんなわけで、
 今日も、なんとか晴れました。(万歳)。

 長い階段。
 護国寺で開催されたお茶会に、代理出席。

 護国寺は何度か行きましたが、

 「ひたすら(外で)並ぶ」

という記憶ばっかり。

 お茶室が点在していて、
 「茶席回り」という単語が、よーーーく、似合う。

 9時には列ができてる、と知りながらも、
 到着は10:11。

 立入禁止区域。
 あーそうですかー。(そりゃそうだ)。

 どこに行くかよくわからないまま、
 とりあえず、「月光殿」に行ったら、正解。

 重要文化財
 リボン(安全ピンで留める)を四苦八苦して帯につけ(できるだけ、穴を空けたくないの)、いざ出発。

 今回は代理出席のため、
 水屋にごあいさつにいく、という重大任務が。

 「御水屋見舞」?
 「御水屋御見舞」?

 散々迷いましたが、
 「水屋見舞」を一単語とし、
 「御水屋見舞」でのし決定(やれやれ)。

 第一目的地には、10:25到着。

 宗澄庵付近
 ・・・いずこも、たいそうな列です。
 (写真は道路から見たところなので、この先がながーい)。

 待つのは覚悟の上なので、
 文庫本をせっせと読んでたら、約30分後。

 「おひとりの方、いらっしゃいますか~」

 「はーい」と手を挙げたら、
 なんと、(ほぼ)20人抜き。

 「おひとりさまの特典ねー」
 「よかったわねー」
と言われながら、
 「お先に失礼しまーす」と茶室そばに。

 しばし待った後、席入りして、薄茶をいただき、
 席が終わったタイミングでごあいさつしたら、
 ・・・豪華なお弁当をいただきました。

 お弁当付きは、今回が初めて。
 「茶懐石・三友居」。

 11:40。
 お弁当を食べる場所(忠霊堂)は、がらがら。
 (持参したお弁当を食べている方も。通だ)。

 反対方向では、ポットに番茶が。
 幸先がいいなーっと、
 単に、空いているように見えただけ、の
 次の場所へ。

 12:08到着。
 
 外に並んで、待合に入れたのは、13:07。
 (雨じゃなくてよかった・・・猛暑じゃなくてよかった・・・)。

 たまたま列の先頭になったので、
 待合でほくほくと「詰」の位置をキープし、
 「このままの順で、本席にお入りくださいませ」との言葉を疑いもせず、一番最後に入ったら、

 やられた。

 正客の位置が、空いてる。

 そして、全員から「絶対、どくもんか」オーラが。

 ・・・いくらなんでもそりゃないでしょう(!)

 「どなたか他の方がいいですよね??」

 ご案内の方を(すがるように)見たら、
 「よろしければ、ぜひ、そのままで」

 年配の方が(明らかにあなたが正客でしょう、の方が)、
 「いいじゃないの。今から動くのも、ほら、あれだし」。

 「・・・お時間のこともあるようですし、ご覧のとおり、座らせていただくだけですが」。

 ごめんなさい、ご亭主様。
 「ただ座ってるだけ」に徹した方が得策、と、必要最小限しかしゃべらなかったので。

 とはいえ、
 「樂十二代・弘入」の、艶のあるお茶碗でいただけたのは、まさに僥倖。

 なにひとつしない割に気疲れした上、
 いい加減、立ってるのにも疲れたので、
 室内の廊下に座っていられる、「牡丹の間」へ。

 こちらは、終了時間の3時が近いこともあり、
 ご亭主とお正客も顔見知りのご様子で、あっさり、なごやかに終了。

 もうそろそろ、終わりよねえ(14:42)、
 とふらふらしてたら、

 まだ並んでるところ(「月窓軒」)が。
 入れそう。

 読み終わっちゃった文庫本をぱらぱらめくりながら、
 (朗読で録音したこともあるし、内容も覚えてるようなもんだけど、何度読んでもいい「冴子の東京物語」(氷室冴子)
 ときどき、空をながめてぼーっとしてたら、

 木は大事。

 「あれ???」

 なんと、知り合い登場。
 世の中、狭すぎです。

 「何席目ですか?」
 「今、三席目です。午後から来たので。今日は空いてますねぇ」
 「なんでも、今日は東京美術倶楽部のチャリティ茶会があるそうで。わたしは10時から来て、これで四席目です。さっきの席では、ひどい目に遭いました」
 「ひどい目、とは?」
 「ひどい目、です」
 「・・・お正客ですかー。わたしも、さっきの席でやられました」
 「ははは」
 「ははは」

 時間も押していたので、「お菓子なし、お茶だけ」という話でしたが、がっつり主菓子、そして濃茶。
 終了は、15:17。


 1日に四つの主菓子、二服の濃茶、二服の薄茶。

 どれも、ほんっとに美味でしたが、

 汗みどろで帰宅した後の、
 ハートランドビールが、おいしいよーっ。

 なんといっても護国寺は、延々と立ってる上に(修行だ)

 元気なら別にいいけどさー。
 地下鉄の階段も、ふかーく、ながーく、きびしいのです。

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コメント

一緒に席入りした気分です!
お家に帰って帯を解いた時の「ふはーっ」感まで思い出しちゃった。
私も以前、一度だけですが護国寺に行きました。
『冴子の東京物語』読みたいなあ。

投稿: 銀の匙 | 2011年6月13日 (月) 22時42分

銀の匙 様
 なんと!
 コメントありがとうございます。(嬉しいわー)。
 今度、ぜひ一緒にどこかで席入りしましょうね。
 楽しみにしてまーす。
 『冴子の東京物語』、お手元になければ、今度持っていきます~。

投稿: まりも | 2011年6月13日 (月) 23時21分

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