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2013年2月25日 (月)

ひなまつり・2013(岩田さんの兜)

 出すのが遅くなったけど、今年はひなまつり宴会も一週間遅れの予定だから、いいことにしよう。

 「五人囃子の順番、どうなってるんだっけ」
 「箪笥が一番左だけど、あとはどうだっけ」
 「じいさんは右だっけ、左だっけ」

 毎年わからなくなるので、
 50年以上参考にされてるのが、これ。

 =

 ぼろぼろの、雑誌の記事。

 拠りどころ

 でも現役。(クリックで拡大画像)。

 最終確認で、「ぼろぼろ」と見比べて、

 「この三人、まん中が沓、じいさんが槍、若い方が兜でいいんだよねえ。でもこの写真、若い方が槍を持ってるよ」
 「今持ってるのは逆だよ。兜じゃなくて槍持ってないと。なんか違うと思った」と姉。
 「兜は、岩田さんだよ」、突然、母。
 「はい? イワタさん?」
 「銀行の先輩の、岩田さんに似てるから。穏やかでいい人でねえ。なのに偽札見つけたりしてた。兜は、いつも岩田さんが持ってる。間違いない」
 「おかしいなあ、前は逆だった気がするけどなあ」と姉。

 ならば確認。

 2012年のブログだと、

 岩田さんは槍を持ってる。

 2011年だと、

 兜を持ってる・・・。

 だめおし、2007年は(他の年は全体写真がないので)、

 兜。

 おやおや?

 あちこちインターネットで検索した結果、
 どうやら、「岩田さんが兜を持っている」が正解。

 岩田さん

 しかも、兜と槍、と思い込んでいたものは、
 「台笠」と「立傘(立笠)」だそうです。
 なんと、なんと。

 あってるんだろうなあ

 ついでに、じいさんじゃなかった、左大臣の位置にも疑義が。
 「ぼろぼろ」だと向かって左にいるんだけど、どうも右らしい。
 これまた、過去記事でばらばら、のため、右にしてみました。
 これで母の「若い方が、エライんだねえ。なんかねえ」という嘆息がなくなりそうです。(向かって右、つまり左大臣の方が、エライ)。

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2013年2月16日 (土)

名古屋(二日目)/ほとんど愛知県陶磁資料館「清水六兵衛家」

 家人は他の用事のため、朝から別行動。
 とにもかくにも、遠いところから行こうと、「愛知県陶磁資料館」行きを選択。

 「ドニチエコキップ」なるものが非常に得だとわかったので、まず名古屋駅へ。

 地下鉄の終点まで行き、そこでリニモに乗り換えて、え? リニモ? つまり、リニアモーターカー?

 リニアの線路

 発車時、かすかに浮き上がったような感覚があり(気のせいかも)、振動なく非常にスムーズ。車内もきれいで快適。一駅の区間が短いので、スピードが出きらない感じだけど。
雰囲気としては、ゆりかもめに似てる。

 長久手古戦場

 「長久手古戦場」(!)を通り、「愛・地球博記念公園」を通り、
 車内に人がいなくなって、

 看板のデザインがおしゃれ

 到着。

 なにもありません

 誰もいない。

 無人駅・・・
 (無人駅)。

 ひゅるるーー。

 強風

 あ、誰か前にいると思ったら
 犬の散歩で、
 あ、後ろから誰かくると思ったら
 ジョギングの人で、

 明るいうちに来て、よかった。

 門の表示は陶器

 門に到着。さらにここから本館入口まで、

 どれだけ広いのか、見当もつかない

 遠い。

 遠いよー。

 荷物をあずけ、あちこち眺めてたら、
 館内アナウンスが。
 「企画展 清水六兵衛家 京の華やぎの列品解説を行います」。

 あれ。
 春日部にある都をどり・おみやげの皿

 家にある皿と同じ模様が展示されてる。

 「これは、提灯繋ぎといって、京の都をどりで今でも使われています。実は、三代六兵衛のデザインなんです」。

 (団子かと思ってた)。

 解説は図録の執筆もなさってる学芸員、参加者は10名。

 「初代は、窯を持ってなかったんですね。三代で初めて登窯を買い取ります。こののれんは、窯を持って「窯元」になったときのものです。今もかかってるのをお借りしてきました」

 「圓山應擧が絵を描いたと言われている水指です。初代はそれをただ焼いたわけではなく、釉薬のかけ方、御本の緋色まで計算しています」

 「今回の事前調査でわかったことなんですが、二代は、実は、ふたりいるようなんです。二代目が生まれたとき、初代は52歳。二代が9歳のときに亡くなったので、成長の間、支えていた人がいるようです。「二代六兵衛 俗名 丸屋庄九郎」と書かれた位牌が清水家から見つかりました」

 「三代は清水焼中興の名工といわれます。デザイン創作能力がすごい。この織部お福手焙、実は発色としてはあまりよくありません。でもこのデザイン。これは板橋の旗本の屋敷から出たものですが、座敷の片隅にこれがあるって、・・・いいですよねえ」

 「これ、みてください。三代作のティーカップなんですが、そのまま焼くと、取っ手が下がるんですね。あと、あちらの人は貫入を嫌うので、高台にも釉薬をかけないといけない。伏せ焼しないといけないんです。これはちゃんと伏せ焼してある。なぜか、その技術を知ってるということです。同時代(明治9年頃)に伏せ焼をしている例をわたしは知りません」

 「それだけ、研究しているということですね。自分たちが作れないもの、知らないものをおいて研究している。そして蒐集している資料がすごい。しかもすべてとってある。捨ててない。重要な知的財産としてとっておこうという意識がないとできないことです」

 「明治期、京都の陶工は、東京に移る、海外輸出に活路を見いだす、などいろんな手段で生き残りを図りました。清水家はそれをしなかった。海外の注文にも応えてますが、軸足は、国内向け。得意としていたものをいかに伸ばすか、を考えていたんですね。大正・昭和で他の家が消えた中、清水家は残ったんです」

 画壇と一体化した「やきもの+絵」の作品の数々や、
 新しい技法の開発(大礼磁)など、
 四代~五代の話が続いて、でも五代で説明はおしまい。
 「すごくおもしろかった」「あと1時間かかってもいいから、八代(当代)まで説明してほしい」と参加者が言っておられましたが、同じ気持ち。

 説明をきいてほぼ1時間半、その後見直して40分、
 さらに六代以降もみて(七代以降、突然現代アートになるのは知らなかった)、
 さらにさらに、最初に戻ってもう一度みて、
 13時半。

 常設展は駆け足。
 お昼は断念。
 ノリタケも名古屋城も断念。

 でもここだけは行かなくちゃ。

 茶室 陶翠庵

 「茶室 陶翠庵」
 企画展の間、清水家の茶碗で抹茶が飲めます。
 

 室内に八代の作品

 八代の作品もあちこちに。

 図録を買って、陶芸の本を母のおみやげに買って、
 重い。そして足が痛い。

 茶室からけっこうな距離だよー

 リニモへの道は、遠い・・・。

 もうどこへ行く気力もないけど、
 合流時間まで微妙に時間が。ただ座りたい。

 そうだそういえば。
 名古屋市内にあるという、「草人木」カフェに行ってみよう。

 ブログ開設当初(2006年)、
 検索したらまっさきに出ていたので、なんとなく覚えてる。

 iPadで調べたら、場所も遠くない(矢場町)。

 休憩だ休憩だ、と足を引きずり行ってみたら、

 ない。

 ・・・地図だと、ここなんだけどなあ。

 GAPとマクドナルドの間、とあるけど、マクドナルドもスターバックスになってる

 電話も、つながりませんでした。

 目の前の松坂屋では「加賀赤絵展」をやってたけど、
 わずか480円(割引後)の陶磁資料館に行った後では、
 1,000円の入場料がやけに高く感じられ、とぼとぼと名古屋駅へ。

 JR高島屋地下で、昨晩の串カツに使用されてた「カクテキ」なる味噌を買い、京都のお菓子ばっかり、名古屋のはどこよ、と万年堂の干菓子と「赤福」(伊勢だけど)を買って、もう限界。

 3階~9階にある「ローズパティオ(無料休憩所)」のありがたいこと。
 合流まで30分弱休憩し、再び、駅周辺ではしご飲みをして(本家の飲み番組「ハシゴマン」なら3軒だけど、新幹線もあるので2軒でがまん)、20時14分発車。

 帰りの新幹線の記憶はほとんどないけど、
 車内販売の「ナッツ&チーズ」(310円)、おいしかったなあ。

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2013年2月14日 (木)

名古屋(一日目)/主に徳川美術館

 727コスメティックだーと看板を見つけて喜んでいたら、
 「なにそれ」。
 「東海道新幹線沿いにいっぱいある看板。知らない? タモリ倶楽部でもやってたのに」。
 「しらない」。

 新幹線乗車前、2時間近くグランスタで遊んでた上、すでにそこそこ飲んでいるので、家人は眠いらしい。

 仕方ないので、乗車前にキオスクで入手した「100分de名著 般若心経」を読み始める。
 (あちこちのキオスクで見かけたから、JRで推してるんだろーか)。
 ぱっとした本がなく、まあいいかと買ってみたところ、これが実に、おもしろい。

 「決めのセリフというか、最強の四文字熟語というか、泣く子も黙る風格に満ちているのがこの『色即是空』なのです」(p38)
 「『般若心経』全体を見たとき、それが「効能書き」と「薬剤」のセットになっていることがわかります」(p93)

 大乗仏教と上座部仏教(このテキストでは「釈迦の仏教」)の差異や特色の明解な説明、作為を感じないのになぜか笑ってしまうおかしみのある文章、ひとりで感心してるのがもったいなく、

 「これ斬新だよー」と見せたら、
 「こりゃすごい」と家人も読み始め、内容について討議しているうちに名古屋到着。

 駅前のオブジェ
 11時56分。

 訪問予定のノリタケは、「結婚式のため、ランチのラストオーダーが12時30分まで」とホームページに記載されていたので、即、徳川美術館へ。

 「こっちでいいの?」
 「たぶん。前行ったから」
 「そうだっけ? いつ?」
 「7~8年前。「黄金の茶道具」で茶会があったとき。すごかったよー。ほんとに本物使って。近くで見せてくれて。そんでまさに引き出物のようにおみやげがつくの。青磁の花入の写しとか源氏物語の図録とかカレンダーとか。茶券が23,000円くらいしたけど。桁違いに豪華な席で、点心もおいしくて、お酒もたっぷりついて」

 茶会の記憶しかなかったので、徳川園は初めてとばかり思ってたら、

 徳川園内

 来たことあるわ、ここ。

 人間の記憶なんてそんなもんです。

 瀟洒なレストランは「結婚式で貸切」のため、
 前回点心を食べた「宝膳亭」へ。
 座ったら自動的に「ひな御膳」が出てきました。
 雪洞の器、貝の器、菱餅の形の糝薯(真薯)、蛤寿司。かーわいい。

 所蔵品のいくつかが江戸東京博物館に来てますが、
 企画展はひな祭り

 どれもこれも精緻で豪華。
 いいなあ。これで遊びたいなあ。
 (昔、姉は母に「遊んでいい?」と訊き、「だめ」と言われて断念。わたしはさっさと、りかちゃん人形の小道具に流用。たんすや長持を開けようと試み、現場を取り押さえられたらしい、です。今もその痕跡が)。

 「いいなあ、ひな人形で遊んでるだけの人たちは」
と家人は昔の人に向かって嘆息していましたが、
 「おひなさま、出さねば」「今年の料理どうしよう」と算段しているわたしも似たような、ねぇ。

 ホテルまでのバスの中、
 「名古屋城本丸御殿、復元工事を9mからみられる
という情報を入手した家人は、がっくりとうなだれてましたが、もう間に合いません。残念。

 荷物を置いた後、最重要課題、晩ご飯を求めて名古屋駅から栄へ。

 高いところだ!

 見つけたのは名古屋テレビ塔
 これは、行かねば。

 ドアの開閉はレバー

 登録有形文化財、の中のエレベーター。
 こわい。といいつつも、

 見上げてみた

 「鉄骨、かっけえーーー」と騒いでおります。

 タワーからの夜景

 そうだ、夜景夜景。

 期間限定イルミネーション

 イルミネーション(NAGOYAアカリナイト)は2月17日まで。

 ほかに、メーカーの名入りバーション多数

 あちこち「結婚式の2次会」で貸切だったりもして(2月10日はそんなに結婚式日和なのかい?)、
 1時間以上栄をうろついた結果、疲れちゃって、目に付いた「伍味酉」へ。

 味噌串かつおいしいぞ。サラダも手羽先もほかのもみんなおいしいぞ。
 実はけっこう有名店だったそうです。
 (以下、食べ過ぎておなかが痛いのと、スケートを観た以外の記憶なし)。

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2013年2月 7日 (木)

余寒/名古屋行き予習

 おそるおそる近所の診療所をのぞいたら、
 どうやらインフルエンザ患者が減ってきているようなので、
 ようやく花粉症の薬入手(バイナスとリボスチンとフルチカゾン)。

 めでたくうつってなければ、ちょっこし名古屋に行ってきます。

 約1日半の滞在。
 わーいわーいと美術館・博物館を調べてたら

 展示替えで休館とか(桑山美術館)、
 所蔵品が江戸東京博物館に来てるとか(徳川美術館)、

 ・・・なんかなあ。

 ほかのところも、
 バスとかタクシーとか、
 そもそもどこにあるのかよくわからないとか、
 時間に制限のある中で行くには危険すぎて、

 ・・・・・・なんだかなあ。

 今のところ、

 ノリタケの森
 愛知県陶磁資料館
 徳川美術館
 

に行く予定です。たぶん。

 名古屋周辺の美術館(お茶限定)を調べるにあたり、
 「新版 茶道大辞典」別巻掲載の「全国の美術館・博物館」を参照したついでに、以前からやろうやろうと思っていた「淡交」のクロスワードパズルに着手。

 甘かった。

 茶道大辞典みれば簡単でしょと思ったらとんでもない話で、
 そこら中に資料を取り散らかし、
 最後には(これやったら、解く意味ないやと思ってた)ネット検索で辿り着く始末。
 2ヶ月分に2時間を費やしました。

 昨日は雪(らしい)というので、予定が先延ばしになり、
 今日は一歩も外に出ず、
 これから、毎週楽しみにしてる「最高の離婚」をかぶりつきで観るのです。

 予定の少ない余寒の候。うふ。

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