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2013年7月12日 (金)

炎暑/香付花月

 あーつーい。

 スーツにネクタイばっちりのテレビニュースをちらちら観て、

 あー暑苦しい、「熱中症に注意」をその格好で言われてもなんの説得力もない、そもそも、ニュースを読むのにきちっとした格好しなくちゃいけないなんて考えはいい加減やめてほしい、むしろこの炎天下にそんな服装で営業されたら、なんて融通の利かない、ろくなところじゃないねと心証悪くするぞ、 などと考えつつ、

 ・・・自分はきものを着てるんだった、そういえば。

 涼しそうですねえ、と言ってもらえますが、「いえ、暑いです」と答えます。暑いから。

 稽古場では「夏は洋服でいいのよ。ほんとに無理はしないでね」とちゃんと、言われてます。
 座るときに、薄手のスカートがふわっとする様子も、みていて涼しげ。

 ならやめればいいのに、
 なんでまた夏のきものってこんなに種類が豊富なんだろ。
 今をのがすと、また1年着られない。
 というわけで、
 まー好きでやってることだし、見た目が涼しくみえる(らしい)だけ、ましか。

 しかも、きものを着てすることといったら。

 「今日は、炭をついで(炭付花月)、墨をする(香付花月)んだー」
 「ばっかじゃないの」(いつもの家人の台詞は「ばかじゃないの」)。

 香を聞き、薄茶を点て、その後香銘にちなんだものを筆で書くのが「香付花月」。

 墨をすって俳句だの和歌だの詩だのを詠むのは、「唱和の式」以来かも。
 今読み返したら、これっぽっちも進化していないことが、よくわかりました。
 (かっちょいい句を詠むとか上手な字を書くとか最初から放棄している分、むしろよろしくない気もする)。

 あらかじめ「水」に関するものを用意していい(どこかから持ってきても可)とおゆるしがあり、俳句をする母に協力依頼。

 「「水」の句で、なんかいいの、ない?」
 「うーん。「水」そのものは季語じゃないからねえ。「水」が入ってればいいの?」
 「季節は問わない、と書いてある本もあるけど、それじゃつまんないから、夏っぽいのがいい」
 「香水は夏の季語だけど」
 「えーそれはなんか違う。もっと水がぱーっと。涼しい感じがいい」
 「じゃ「打水」でどう?」

 いろいろ出てきました。

 「水打つて広重の空はじまりぬ」(加藤楸邨)

なんていいなあ。

 じゃあこれで、と思い、予習しとこうっと、と本を読み始めたら、

 「香付花月の歌は、香銘を題に茶に因んだものがよいのである(改訂版 花月風雅集 淡交社)

 んな無茶な。

 「水音の届きて清し(すがし)夏の席」

 うーーーーーむ。

 嫌だできないと言いつつも、すらすらと筆を運ぶみなさんの様子を横目でみながら、筆ペンだけじゃやっぱりだめかー、写経用の小さい硯と筆がどっかにあったから探してみようか、と一瞬、思ったりするのでした。(でも、硯がありそうな部屋、この天気だと40度超えてるから、・・・今はやめよう・・・)。

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