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2013年9月 1日 (日)

夏の宿題その2(茶箱)

 「夏休み最後で」「宿題が」とラジオが言っております。

 やかましい。

 そもそもやる必要ないものを、無理して今日掲載することもないんだけど、
 そろそろやめとかないと、きりがない。

 夏の自由研究。「茶箱の点前手続における共通点を探す」。

 卯の花・雪・月・花・和敬・色紙。少なそうに見えて、そうでもない。
 似てるようで似てない。
 わかりそうでわかんない。
 あーもういい加減覚えたい。

 と思ってたところに、「点前手続を横断的に考える」という話を聞く機会があり、やってみた結果、・・・終わらないよう。

 ◎は全点前共通、△は概ね共通で作ってみましたが、見直すといろいろ出そうなので、違ってたら訂正します。

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【茶箱の仕組み方】

◎振出し(茶箱左上)、茶筅筒(茶箱右上)、茶巾筒(筒も箱も茶碗と茶筅の間)の位置は一定。
◎茶碗と棗の間には必ず布がある。仕覆(月、雪、花、色紙)か、古帛紗(卯の花、和敬)。
△茶杓は茶碗の上に伏せておく(卯の花、花、和敬、色紙)。掛合がある場合は掛合に上向きで入れる(月・雪)。
◎帛紗は蓋を開けたら一番最初に取り出せるよう、草にさばいて入れる。

【点前手続の共通事項】

◎持ち出した茶箱は、まず瓶掛正面に置く。続いて建水を取りに行く。
△茶箱は勝手付に置く。ただし、盆に載っている茶箱は、いったん盆ごと右方向に置く(卯の花、花)。
△帛紗出したら草にさばき、右方向にある盆(蓋)を三の字に清める。清める際は、左側を少し持ち上げる。(色紙は帛紗に茶碗を置くため不要。月は帛紗を左手に握り込み、小羽根で清める)。
△茶杓出したら振出し出す。(色紙は茶巾箱、古帛紗を出してから。月は香を焚いてから)。
◎振出し→総礼→茶碗出す。
◎箱、建水すすめたら、居前を正し、棗、茶杓と清める。*花は「居前を正す」という記載なし。
◎最初に茶杓清めたら、そのまま鉄瓶の蓋閉める。
◎箱の中の茶筅筒、茶巾筒は左手で出し入れする。
 (器据の上の茶筅筒は、右手で取り置き(月のみ)。*例外:拝見なしで茶筅通しの後は左手で茶筅筒を取る(置くのは右手))
◎茶筅筒から茶筅を出したら茶碗にあずける。
◎茶筅を湯通ししている間に茶巾をたたみ直す。(茶巾筒(箱)から茶巾を出してすぐたたみ直すのは卯の花、色紙。他は茶巾筒から取り出すと一度置く)。
◎客から茶碗が戻ったら、添えた古帛紗は二つ折にして右膝横に仮置する。
◎茶碗→振出しと箱に入れる。
◎鉄瓶の蓋を切ったら帛紗を草にさばき直して箱に入れ、蓋をする。
◎茶箱は一度瓶掛正面においてから建水持って立つ。

(共通点の多い、卯の花、雪、月、花の拝見については、長くなるので後日載せます)。

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参考文献:
1・「茶箱の点前と鑑賞」(淡交社)
2・「淡交テキスト新版 点前編17 茶箱 卯の花点前 和敬点前」(淡交社)
3・「淡交テキスト新版 点前編29 茶箱 色紙点前」(淡交社)
4・「裏千家茶道教本 点前編5 茶箱点前全伝」(淡交社)

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コメント

初めまして

秋の文化祭で茶箱でお茶会するのですが以前
月点前をいたしましたら途中で帰る方がいて今回は卯の花です。一般の方がほとんどの文化祭ですので長いお点前は
ダメなようです。いろいろ違いを確認出来て良いですね。

投稿: かれん | 2013年9月 6日 (金) 22時29分

かれん様
 初めまして、コメントありがとうございます。
 長い月点前は、一般の方はつらいかもしれないですね。
 この前久しぶりに和敬をやってみて、これは実用的かも、と話していました。仕覆のついた点前は華やかですが、飽きちゃう方もいるので・・・。

投稿: まりも | 2013年9月 8日 (日) 07時27分

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