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2013年10月20日 (日)

護国寺・茶会(今年は大雨)

 朝からけっこうな、雨。

 春日部西武「many many miffy展」で買ってもらいました

 でもいいの、うさこちゃんの新しい傘があるから。
 それに、護国寺の茶会は、各席の入口に傘立があり、長い傘でもだいじょうぶだと、去年確認済

 駅から出たら、この有様

 到着したら、雨はますますひどく、人影はほとんど見えず、

 小降りになるといいけどねぇ、といいつつ、まずはお昼。

 おととしのと、よく似てる
 (三友居。ここのお弁当は、いつもおいしい…。)

 雨ゴートは受付に預けた方がいいだろうか、外で待つには着てた方がいいんだけど、でも席入りのときじゃまだよね、と迷い、ま、世間の情勢を見て考えよう、と外に出たら、

 点心席・忠霊堂からの景色

 考える余地、なし。
 きもの姿は、すべからく雨ゴートで移動中。

 牡丹があるから牡丹の間なのにねえ、とのこと

 改修工事中の月光殿、「牡丹の間」からの景色。
 牡丹が咲いていたところは、石庭にするそうです(と、隣り合った方が言ってました)。

 姉がお招きいただいた席(わたしは付添というか、便乗です)で濃茶をいただくと、13:25。

 次の予定がある姉は15:11の電車に乗らないと間に合わない。あと一席ならなんとかなりそう。ということで、隣り合った「円成庵」「不昧軒」を目指し、さあ、どっちに行く?

 円成庵、腰掛待合からの景色

 すんなり軒下に入れる「円成庵」へ。傘をさして並べなくもない、けど、ざーざー降る雨の中、屋根があればそれはありがたい。

 幸い、待ち時間15分ほどで席入。席終了後、並べられた道具をしげしげと拝見していると、「隣、終わったみたい。気配がする」と姉がささやく。「行けちゃう?」「行っちゃう?」。

 「すぐご案内できます」。

 「今、何時かしら」、と隣の方がつぶやくので、
 「2時15分です」、と言うと、
 「あらほんと? なんか薄暗いからもっと遅いかと思った。今日は空いててよかったわあ。雨も、いいもんね」
 「何時にいらしたんですか?」
 「そりゃもう、8時過ぎに。でもまだ二席なのよ」

 ・・・11時に来て、次が三席目とは、言えない・・・。
 牡丹の間で隣り合った方も、一席目は2時間待ちだったって話だもんなあ。やっぱりこれだけの雨の中、きものでみえる方は意気込みが違う。しかるべく、というか。さればこそ、というか。

 ご案内の方の配慮も細やか。草履を脱ぐと、濡れないようにさっとビニールをかける。雨ゴートや荷物は「貴重品がなければ、どうぞ、こちらへ。見ておきますので」。

 「朝から雨で、たいへんですねえ。ありがとうございます」と声をかけたら、「いえいえ、こちらはまだ軒下でご案内できますから。そうでないところは、たいへんだと思いますけど」。

 おかげで、きものも草履も、全く濡れずにすみました。 

 入ったのは「不言庵流」。最後のお席ですから、と脇床の「南方録註解」を、手に取って拝見させてくださる。

 かつてのガリ版刷りを思い出す、方眼紙に書いたかのような几帳面な字。図には朱で、曲尺割がきちっと記してある。それが何冊にもわたり、積み上がった高さは30センチくらい。「棚に入れておいただけなのよ」と鷹揚におっしゃるけど、虫喰いのかけらもない、完璧な保存状態!
 流派の祖は田中仙樵(大日本茶道学会創立者)とともに「南方録」を研究。表、裏、武者小路千家を研究して、独自の流派を立てた、「茶人というよりは研究者ですね」という、席主のお話でした。(帰宅後、茶道大辞典で調べたら「柴山不言(しばやまふげん)」と判明)。

 どの席でもちょうどまん中の位置で、回ってきた、茂三、岸田劉生の絵付、仁阿弥道八、旦入、螺鈿入り、の茶碗をゆっくり拝見可能。お菓子もしっかりみっつ。一日分の糖分としてはむしろ多すぎ。堪能。

 席を出たら、ちょうど14:59。こわいくらい完璧。
 実は、終日大雨の茶会ってはじめてだったけど、まったく問題なし。

 1,050円です
 

 雨ゴートとぜーんぜん色が合わないけど、
 この傘なら、傘立からすぐに見つけられるし。

* 「完璧」にはぜったい、落とし穴があると思ってたら、早速、ほぼ書きかけた記事を、電源ふんづけてとばしました。やっちまった。復旧に1時間。おまけにデジタルカメラが行方不明。仕方なく、写真はiPadminiで撮影したものを使用。・・・あーあ。やっぱり。

* 23:38補足。デジタルカメラを(台所の椅子の上で)発見したため、写真を一部差し替えました。

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コメント

今日は、お疲れさまでした。お付き合いいただいて、ありがとう。
でも、楽しかったねー。今回11時に行ったわりには3席も入れたし、「不言庵流」でうかがったお話しも、興味深いことでした。
機会があれば、またお付き合いくださいね!

投稿: 姉 | 2013年10月20日 (日) 23時39分

 デジタルカメラ行方不明の件では、たいへんお騒がせしました。もーしわけありません!! てっきり、そっちの荷物に入っちゃったかと思ってさー。

 毎年便乗でありがたいことです。機会がありましたら、またぜひよろしくお願いします。御家元にもよろしくお伝えくださいませ。

投稿: まりも | 2013年10月20日 (日) 23時43分

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