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2013年12月22日 (日)

冬至・あずきかぼちゃ

 二ヶ月、きちんとせっせと吸入しつづけた「アドエア」(喘息の薬)が、本日、「0(ゼロ)」になりました。万歳。

 そして冬至。日が延びる。よしよし。
 (母によると「一年でいちばん嬉しい日」だそうです)。

 たいへん、ありがたいけど、その前の難関。
 「あずきかぼちゃ」。

 今日のお茶の稽古でも冬至の話になり(お菓子の銘が「冬至」だった)、

 「北海道では、冬至にあずきかぼちゃを食べるのよねえ」と先生。
 「え? あずきかぼちゃって北海道しか食べないんですか??」

 甘い小豆と甘い南瓜を煮た、甘い甘い、ほくほくの代物。

 「そうみたいよ。こっち(関東)では聞かないから」
 「えーっ。知らなかった・・・。みんな食べるのかと思ってました。ほとんどの行事食は作りますが、あれだけは苦手で、作ったことないんです」
 
 「ああ、そうねえ、甘いのも、ほくほくも、苦手って言ってたもんね」

 つらい。ゆず湯は楽しいけど、あずきかぼちゃは、心底、つらい。

 「なので、母が作ったのを、ちょっとだけ、分けてもらいました」
 「いいわねえ、健康を考えてくださってるのね」

 温め直したので、かぼちゃが崩れました

 これです。

 かぼちゃを煮て、
 今年は、市販の茹で小豆と餡を加えて完成(らしい)。

 ああせめてもう少し水分があれば食べやすい気もするけど、

 「かぼちゃは、ほくほくじゃないと、だめ。水っぽいのは、かぼちゃと認めない」と先生(北海道出身)。

 後で母(同じく北海道出身)に話したら「同感」と深く頷いてました。

 汁気のないかぼちゃがつらいわたし(風習と訛りが北海道っぽいと言われるけど生まれも育ちも埼玉)は、「濃茶の前の菓子椀で出たと思えばどうにか・・・」という設定で、なんとかクリア。

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2013年12月 7日 (土)

ターナー展/井戸茶碗展、そして

 週に三日も、展覧会。
 調子が良いので、ちょっと張り切ってみました。

 撮影してる人がいっぱいだった

 平日15時過ぎならだいじょうぶだろうと思った「ターナー展」は、

 混んでる。

 絵の周りを三重くらいに囲んでる。
 そして年齢層がとても高い。
 丁寧に丁寧に、一枚一枚眺める様子っていいもんですねえ。

 展示が地下1階から2階にわたっており、周回にエレベーターを使わなくてはならないのがちょっと不便でしたが、まあなんとか、全部しっかり観られました。
 前売券を持ってると、会期終了間際でしまったと思い始めるので良し悪し。でも、前売券+紅茶缶=2,000円は得でした。当日券1,600円、紅茶缶1,200円だもーん。

 新しい「とびかん」

 翌々日。
 さぞや混んでるだろうと覚悟していた根津美術館の「井戸茶碗展」

 そうでもない。
 いや混んでるけど、ターナー展に比べれば、余裕。

 写真だとどれも同じような茶碗だけど、
 やっぱり本物は違う。
 鈍く光る金継ぎが格を上げてるし、
 照明や敷いてある帛紗が効果的というのもあるかもしれない、けど、
 いいなあ。離れがたいなあ。

 展示にはめずらしいことに(わたしは初めて見た)、重さが表示されているものもあり、

 「喜左衛門井戸」 370グラム
 「細川」 460グラム
 「柴田」 275グラム

 ほー。

 母が買った図録を後で見たら、重さは載ってなかったので、
 全部メモしてきてよかったー。

 根津美術館の庭

 これで目標はクリア、でも、
 ちらしを見つけちゃったので、もうひとつ行きたいんだけど。  

 齋田記念館
 「茶の湯の心~早稲田大学會津八一記念博物館所蔵「富岡重憲コレクション」から~」(~12/13)
 実業家・富岡重憲(1896~1979)氏の茶道具をご紹介する特別展。
 富岡氏は、茶を喫するには「茶碗と茶筅があればよい」と言い、客人に合わせて茶碗を選んだそうです。(中略)床の間には、天祐紹杲の「移り変わる人の心の中にも、変わりようのない真実の自己がある」という意の一行書「心々無別心」を、よく掛けていたといいます。いわゆる数寄者とは異なる趣を放つ富岡氏の茶道具から、独自の茶に対する姿勢、気宇壮大(きうそうだい:物事に対する心がまえが大きく立派なこと)なもてなしの心をご感得頂けましたら幸いです。 (ちらしより引用)

 だがしかし。
 人間ドックのバリウムがいけなかったのか、
 再びのどがよろしくないので(熱はないけど声が出ない)、
 今日のところはしばし静養。
 ・・・調子に乗ってはいけません。

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2013年12月 1日 (日)

スーラ/お茶会

 本日、お茶会の手伝い。
 13:30汐留集合。

 ってことは、
 ・・・午前中、動ける。

 国立新美術館から

 迷いましたが、
 国立新美術館、
 「クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に印象派を超えて―点描の画家たち」。

 会期は23日までだけど、日曜だから混むかも。
 予測したとおり、そこそこの混雑。

 特にゴッホ周辺は混雑。
 でもゴッホの絵は、精神の安寧を保とうと必死に抗ってる感じがしてつらい。

 会場内を、空いているところをめがけて回遊し、
 入口近くのスーラまで戻って、じっくり眺める。

 他にも点描の絵はいっぱい出てるけど、静かさが違う。
 移ろう時間をとどめようとする強い意志。
 緻密な計算と膨大な手間をかけて切り取った、あくまでも静かで明るい瞬間。
 ・・・情緒の安定にとても役立ちます。

 光から色彩へ、そして色彩そのものへ、という展覧会の流れも魅力的で、ゆっくり2時間。地下1階のカフェテリア・カレで、なぜか大きな心持ちになり、特別メニューの「牛肉のクリーム煮 」を奮発(言葉どおり、見た目どおりの味でした)。

 途中のミッドタウンにも寄って、

 ミッドタウンから

 あーもうクリスマスだよーーー。

 と思っているうちに時間だ時間。

 ホテルのバーが水屋という斬新な環境で、
 久しぶりの友だちと話がはずみ、
 ずいぶん余裕があると思っていたのに、
 途中でお湯が沸かないトラブルがあったりしてやばいやばいやばい。

 「特製和菓子」

 出発前、お菓子の列。

 日本画家の方が、1枚1枚手書きしたという紙皿は、
 餡がつくので、使い捨て。

 なんか切ない、けど、「真砂屋お峰」に出てくる、割箸の金蒔絵(蒔絵をほどこした割箸は、割った後「話の種にする以外に使い道がない」)みたいだ。かっちょいい。潔いなあ。

 「窓にくっつけて撮ると、うまくいくよ」と教えてもらいました

 片付けも一段落して、さすが高層ホテルからの眺望。
 いつかは東京タワーなくなるのかなあとか、
 いずれ富士山噴火しちゃうかもとか思いつつも、
 穏やかな一日。

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