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2014年3月18日 (火)

三代目桂やまと 真打昇進襲名披露宴(!)

 日曜日・上野公園

 日曜の上野は、もうお花見気分満々。

 「日本美術の祭典」残りのひとつ「特別展『世紀の日本画』」を観た後、目的はこちら。

 上野精養軒

 『才紫改め 三代目 桂やまと 真打昇進襲名披露宴』

 実は2~3年前まで、生で落語を聴いたことがなかったのです。

 才紫さん(当時)の御内儀が友人、という関係で最初に聴いたのは確か「ひなつば」。
 それからしばらく(今も)、穴の空いた硬貨を見るとくすりと笑っちゃう。

 愛嬌があって声がよくとおって表情がくるくる変わって、たのしーい気持ちになるので時折うかがうように。やけにおなかが空いた「阿武松」、おかみさんに友人が入ってるとにんまりした「芝浜」、等々、落語の中の人々と自分の感情がリンクして、あとからもじんわり楽しい。

 というくらいで、ぜーんぜん詳しくないし、足繁く通う、というほどでもないので、お招きがあったときはびっくり。

 「全然わからないんだけど、結婚披露宴みたいなものって考えればいい?」
 「それでお願いします」

 道行と手荷物を預け、3階にあがると受付は記帳の長い列。
 ごった返してエレベーターから降りられないくらい。
 あれテレビで観たことある人だ、とか、よく考えてみれば(考えなくても)、「真打昇進」「襲名披露」ってすごいことなのでした。

 ざっとテーブルを数えたところ、300人くらい。壮観。
 舞台には金屏風、まさに豪華結婚披露宴、の様相ですが、
 「本日の主役おふたりの入場です!」というところは、才賀師匠とやまと師匠。

 ご挨拶の後はシャンパンで乾杯。

 「なんというか、知り合いのいない結婚式に紛れ込んだみたいで」と、向かいの方に自己紹介がてら話しかけたら、
 「そおですよねえ・・・(中略)彼と飲んだこと、あります? ない? いやあ、すごく飲みますよ。おもしろいですよー。前飲んだときにね、(敢えて後略)」

 とおっしゃるその方も、たくさん飲む。周囲もすごい。「日本酒常温で」「ビール3本」「あ、こっちに赤ワイン」「シャンパン余ってますか?」

 落語好きって、のんべえが多いんだろうか。
 ウェイターのみなさんは、プチパニックに陥ってました。

 着々と飲み、着々とフランス料理を食べ、師匠方のご挨拶、獅子舞、BGM「宇宙戦艦ヤマト」での紙切り、「函館の女」にのせた師弟の踊り、大笑い。

 *撮った写真には、必ずどなたかが大写しになっていたので、当日の様子はご本人から
  twitter → https://twitter.com/katsurayamato
  blog → http://yamato3rd.com/?p=110

 「落語は人から人へ伝わって来たもんや。これからも伝えていかなあかん。お前もその流れの中におる」
 「人間も箸とおんなじや。研いで出てくるのは塗り重ねたもんだけや。一所懸命生きてさえおったら、悩んだことも、落ち込んだことも、綺麗な模様になって出てくる。お前のなりたいもんになれる」  (以上すべて、ただいまBS-hiで再放送中「ちりとてちん」より)。

 清水観音堂、だと思う

 感慨にふけりつつ、楽しく酔っぱらって帰宅。

 引き出物

 たっぷりいただいたおみやげ、

 手拭い

 の中の手拭い(ほんものだ!)。
 あーなるほど。「矢」が「的」に当たるで「やまと」なのね。 

 扇子

 いただいた扇子は
 お茶の扇子(裏千家女性用)と比べると、こんなに大きい。

 もったいなくて使えないので、

 構想7年「ちりとてちん」茶会で、なにかやろうっと。

 とは言え、まだまだ実現には時間がかかりそうなので、
 まずは、寄席の空気と、襲名披露のおめでたい雰囲気を、たっぷり味わってきます。
 (襲名披露の日程はこちら→ 「三代目 桂やまと真打昇進襲名披露興行一覧」)

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