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2017年6月13日 (火)

天命釜・天明釜

 原宿から上野へ。
 午後は東京国立博物館の平成館大講堂で、淡交会の支部総会と、「天命釜の不思議」という講演会。

 ちょうど「茶の湯展」の最終日。どこから入るんだろう? と思っていたら、茶の湯展とは違う入口から、ラウンジの鶴屋吉信・喫茶コーナーの端にロープを張った通路を経由して、講堂に行けるようにしてました。なるほどー。

 講師は、天命鋳師の若林秀真(ほつま)先生

 スライドを交えつつ、天命鋳物の歴史から、釜のこと、手入れのこと。

 「よく訊かれる質問なんですが、「「天命」と「天明」はなにが違うんですか?」」

 答え。

 「土地の名前なので、どれも同じです。土地の呼び方が変わっていっただけで」

 天命(佐野庄)→天明→佐野町→佐野市

 なるほどねえ。

 帰り道でみつけたこのページが復習になります。→ 天明鋳物-千年の歴史

 「松風」のこと。
 松風→釜の湯が沸いてくると鳴る音は、つまり気泡が消える音。内側がでこぼこしていれば、気泡が出る、というのを釜底を撮影したビデオで見せてもらって納得。「松風が鳴っている温度を維持するのがおいしいお茶」と、どなたかと大宗匠との対談にあるらしいです。

 松風に関連して紹介された本。今度読んでみようっと。

 

 配布された、どの茶会になんの釜が使われているかという資料(「茶会記にみる釜一覧」)が、じっくりながめるとおもしろい。今回は「定張」の説明が主だったけど、「のかつき」も目につくねえ。「釣物」「自在」があちこちにあるから、3月じゃなくても釣釜らしいねえ。「フトンノ釜」ってなんだ? 「にうたうくも」? 「こんほうのかま」?

 ・・・調べ始めるときりがない、という予感だけはあります。

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