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2017年7月27日 (木)

意志あるところに道は開ける

 新宿から小田原行きの電車に乗るだけで、なんだか観光気分。

 電車でしゃべってるとあっという間、
 駅からタクシーでぐるぐると坂をのぼり、
 お茶の大先輩が引っ越されたというお宅は、

 1階の窓から、ゴーヤときゅうり

 窓から緑がいっぱい。

 テレビがなくソファがなく、
 白い壁に木の家具、
 本がいっぱい、窓から光がいっぱい。

 「ほんとに、別荘みたいですね!」
 「静かで居心地がいいーーー」と騒いでいるうちに、

 「簡単なものだけど」

 烏賊。かじきまぐろ。茗荷。枝豆。蒟蒻。

 ……どこが簡単……?。

 お豆腐あげ。おくら。遠くにもずく。

 「生活クラブ(生協)のもの、ばっかりよー」

 確かに、見慣れたものがそこここにあるけど、
 明らかに、自分で作るのと、違う。

 海老。茄子。

 「生活クラブの海老。これはLサイズ」と楽しそうにおっしゃって、こんなおいしい煮物碗。
 「いい魚屋さんが見つからない」とぶつぶつ文句言って、わたしはなんにもしてないよなー。

 葛焼きの焼く前

 青紫蘇ごはんや漬物や、たくさんいただいた後、
 バジルさんがお持ちくださったお菓子は、水羊羹のようにすぐ消えず、しっかりもっちりおいしい。葛焼きの焼く前、実験菓子よーということなので、バジルさんのブログが更新されたらリンクします。→ バジルさんの記事「葛蒸羊羮を持って、森の中のお家へ。」

 2階の窓から

 2階からの眺め。
 確かに住宅地の中なんだけど、緑しか見えない、不思議な空間。

 2階の六畳に置炉で真之行台子のお稽古までなさる、という話をきいてから、ずーっと拝見したかった2階の和室は、知恵と工夫に満ちていました。

 廊下に茣蓙をしいて水屋。
 収納棚にキャスターをつけ、お稽古の都度引っ張り出すと水屋棚。
 規則どおりではない畳の縁には、カバー。
 「今のお弟子さんたちはもうわかってるから、畳の敷き替えまでとりあえずがまんしてもらってるの」

 引っ越しの日から2週間(!!)*で、お稽古再開されたそうです。

 「置炉だしね、前のところから遠くなっちゃうし、他の先生探すわよ、って言ったんだけど、みんな来てくれて」
 やるという決意と努力さえあればなんでもできる。

 とにかくすごい坂の町

 帰宅後、メールをいただきました。

**

 私のお茶事の始まりは20代の頃先輩のマンションでの様々な工夫を体験したことです。
 頭の固い私は、先生のお茶室でのお茶事しか考えられませんでしたが、
 つくばいの代わりにおしぼりが出て・・・。
 お茶室がなくてもお茶ができると感動したことを思い出しました。

**

 意志あるところに道は開ける(Where there's a will, there's a way.)

 という言葉をかみしめているところです。


*2017/7/28追記
 当初、引っ越して2ヵ月経たないうちにお稽古再開、と書きましたが、正しくは「引っ越しの日からお稽古の再開は2週間」とのことで訂正します。2ヵ月と2週間、スケールが全然違う・・・。たいへん失礼いたしました。

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