抹茶の適正温度
何度か小学生対象の「茶筅振り体験」をしましたが、「熱い」という子がいます。
「おいしい」「苦い」より、「熱い」。
釜と柄杓を使ってお茶を点てると、湯温は音でなんとなくわかる(熱いと低く、ぬるいと高い)けど、いかんせん、公共施設は直火厳禁のところが多く、「(後がめんどうなので)水屋使うのも、ちょっと…」と言われることもあります。電熱器じゃ足りないし。
つまり、ポットを使用しないといけません。
いろいろ実験したところ、
1・沸騰させたやかんの湯をしばらくおいて90度にする(ここは温度計を使用)
2・それを冷えたポットに入れると85度前後になる
3・さらに温めていない茶碗に入れると、75度前後になる(湯通ししておいても、数が多いのですぐ冷める)
4・75度前後の湯を入れて振った抹茶だと、ほとんどの子が「熱い」と言わない
やかんが使えない。
となると、電気ポットで、お湯を沸かすところから始めないといけない、しかもカルキ抜きはしたい(しばらく沸騰を継続させたい)、さらにそこから湯温を下げないといけない。
……間に合わない。
ちょっと湯温にばらつきが出てしまいました。(ごめんねぇーー)。
これは、開催4日前(水曜日)にいただいてきた花の一部。
水曜までは寒かったのよ、確かに。
花瓶にがんがん氷を入れて、暗くした部屋に置いときました。(そして祈る)。
日曜日には、やっぱり開いちゃいます。
侘助は、開いても使うという話と、「子どもはね、つぼみより開いた花の方がいいのよ!」という力強い助言もあり、

こんな塩梅になりました。
適正温度って難しい・・・。
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