経年変化(草履)
ももクロ10周年記念展のため、松屋銀座へ。
これは、東京スカイツリーの特別ライティング。
今年はイベント盛りだくさんで、いろいろ忙しいっす。
さて、銀座に行くもうひとつの目的は、これ。
いただきものの下駄ですが、花緒が細くて、ちょっと古びている。
(写真を取り忘れたので、すげ替え後に古い花緒を載せてます)。
いつもの草履屋さん(銀座ぜん屋)で、すげかえてもらいました。
生成りっぽい花緒がいいかなあと、漠然と思ってましたが、
家人とお店の人が「これ!」と一致。言うこときいて、よかったー。
津軽塗の底ががしがし削れていくのはいたましい、ので、
ゴムも貼ってもらいました。
緩んだ花緒を調整に出し、そして質問。
「黄色く変色した草履は、元に戻らないでしょうか?」
だって、元はこんな色だったのです。
答。
「申し訳ありません。これは、もうどうしようもなくて…。白や薄いグレー、ピンクはどうしてもこうなってしまいます」
約30年経過した草履。
「成人式からお世話になってますが、まあ、お変わりなくて」
「いえいえ、這うようにして来ておりますよ」
「とてもそのようには見えません」
「どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます」
「こちらこそお願いします。そうそう、母が、くれぐれもよろしくと申してました」
「いやー、そうですかー。お元気でいらっしゃいますか?またぜひお越しくださいませ、お待ちしております」
さすがに、お嬢ちゃんと呼ばれなくなりました。
会話も経年変化。
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