カテゴリー「きもの」の141件の記事

2019年10月 1日 (火)

きもの、たっぷり二泊三日分

 「いつでも 決断して一歩進むのは勇気がいるよね」(「赤髪の白雪姫 21巻」)

 というわけで。

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 京都で二泊三日の茶道研修なら、きものは一枚でいいよねぇ、スーツケースもこれでいいや(車輪、持ち手まで含めて約53×35×23cm)と思ってたけど、

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 …呉服店から持ち帰った一式(長襦袢、きもの、帯)だけで、この大きさ(約43×36×10cm)。
 たとう紙を外してきっちり包んで、おそらくぎりぎり。

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 しかも、台風ですって? 雨が降る?

 雨用品や予備分を入れたらもう絶対、入らない。

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 そこで新しいスーツケース(鮮やかな黄色なので、ももクロの「しおりん」と命名)、投入。
 アメリカンツーリスターのサウンドボックス、67×46×29/32cm(ファスナーで幅が広がる)。
 ほんとは、機内持ち込みサイズよりちょっとだけ大きいのが良かったんだけど、どうもそのサイズは見つからない。「大は小を兼ねる」ということらしい。

 長襦袢、きもの、帯が2セット。
 紐類、帯枕、帯揚げ、帯締め。
 雨ゴート。晴雨兼用草履。草履カバー。
 足袋や裾除け(わたしはステテコ派です)など三日分。(ホテルで洗ったりしないだろうし…)。
 帰りの洋服が少し。部屋着。

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 たいそうきっちり入ったけど、……ものすごい重さ。
 天気の様子みて、もうちょっと減らすかなあ。悩ましいなあ。
 
 「荷物の重さは不安の大きさ」と、なにかで友人が言ってたのを思い出して、笑っております。

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2019年7月13日 (土)

再生半幅帯

 ずーっと前に買った本庄紬

 本庄紬・荒井織物

 20年ほど前、大宮ソニックシティの物産展でみて、いいなあと思ったけどそのときは買えず、翌年。
 同じところで別のきものを買うときに「去年も、菜の花色のきものがいいなーと思って見てたんです」と話すと、「ありますよー!」。

 その後、本庄の織元までおじゃまして、いろいろ話をうかがって買った、大事なきもの。

 にじるのは、きものによくありません

 あんまり着るもんで、薄くなって切れちゃった。
 下半身を切り、上前と下前を入れ替えて仕立て直したけど、

 袖先も切れてきた

 またも切れた上に、袖も擦り切れてきました。

 「こーんなに着たきもの見たの、はじめて!」と和裁をなさる方に驚愕され、
 「もうきものじゃ無理だよ、これ」と呉服屋さんに匙を投げられ、
 でも小物にするには布が多いし、勿体ない。

 ネットで買った半幅帯

 肩と首をやられて、帯はおろかきもの着るのもやっとだった頃、使いまくった半幅帯。
 そうだ(!) 

 染み抜き、ほどき、仕立てで9000円

 呉服屋さんにお願いして、同じ形に仕立ててもらいました。

 仕立てだけだと3000円

 りぼん結びにして、シャーリングがいい感じ。
 今年の夏は、これで行こうーっと。

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2019年6月15日 (土)

道明の色名シリーズ

 このところ雨が多く、外の作業ができない。
 ついでに抗生物質服用中で、「無理しちゃだめ」「休め」と厳命されている。楽しいこといっぱいあるのにーーーー。

 梅雨入り前、久々に上野・道明に行ったところ、
 また、季節の案内を送ってもらえることになりました。

 ここに小さく写ってる「三井寺」が憧れです

 案内状の山。
 表現豊かな時候の挨拶は、お手本にしてます。
  
 「変わりやすい気候にとまどいながらも上野の杜はにぎやかです」
 「不忍池は春を呼ぶ風にのどかにゆれています」
 「透きとおるような緑の清々しい季節となりました」
 「初夏を思わせる風が木々を揺らしております」
 「不忍池の大きな蓮の葉の間から紅色の花が顔をのぞかせています」
 「上野の杜の木々が色とりどりに染まり錦絵のようです」
 「日だまりの暖かさがここち良いこのごろです」
 「新春を迎え、上野の杜も何かすべてがあらたになった感じがしています」
 「三寒四温 春のおとずれが待たれます」

 見返すと、最初が平成6年。
 なつかしいー。 
 母の帯締めを買おうとして、思い切って入って選んだけど、思ったより高かった…。

 「あのー、あの、カード、使えますか?」
 「使えないんです」
 「えーと、じゃあ、この近くにATMありますか? 今からおろしてきます」
 「いいですよ、後からで」と、振込用紙を渡してくれ、感激したっけなー。

 締めやすいし、なにより緩まない。
 自分じゃそんなには買えないけど、
 きもの着る、というとあちこちからいただいて、気付けば20本くらい。

 色名シリーズには、ほんとの糸が貼ってあります 

 ずっとはがきファイルに入れてた案内も、かなりな量に。
 本棚大幅縮小整理中につき、なんとかせねば…。

 思い切って、
 「道明の色名シリーズ」だけ抜き出し、整理することにしました。

 色によっては、ないものも

 巻糸の色見本どおり並べて、うっとり。

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2018年5月31日 (木)

経年変化(草履)

 ももクロ10周年記念展のため、松屋銀座へ。

 20180509 19:40

 これは、東京スカイツリーの特別ライティング
 今年はイベント盛りだくさんで、いろいろ忙しいっす。

 さて、銀座に行くもうひとつの目的は、これ。

 すげ替え前を撮るのを忘れたので、上に載せました

 いただきものの下駄ですが、花緒が細くて、ちょっと古びている。
 (写真を取り忘れたので、すげ替え後に古い花緒を載せてます)。

 色目が似てた方がいい! という意見でした

 いつもの草履屋さん銀座ぜん屋)で、すげかえてもらいました。
 生成りっぽい花緒がいいかなあと、漠然と思ってましたが、
 家人とお店の人が「これ!」と一致。言うこときいて、よかったー。

 ゴムをつけた糊が乾かないので、後日郵送

 津軽塗の底ががしがし削れていくのはいたましい、ので、
 ゴムも貼ってもらいました。

 螺鈿があるからなんとかしたい

 緩んだ花緒を調整に出し、そして質問。
 「黄色く変色した草履は、元に戻らないでしょうか?」

 これでも7~8年経過

 だって、元はこんな色だったのです。

 答。
 「申し訳ありません。これは、もうどうしようもなくて…。白や薄いグレー、ピンクはどうしてもこうなってしまいます」

 訪問着用・高さがあります

 約30年経過した草履。

 「成人式からお世話になってますが、まあ、お変わりなくて」
 「いえいえ、這うようにして来ておりますよ」
 「とてもそのようには見えません」
 「どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます」
 「こちらこそお願いします。そうそう、母が、くれぐれもよろしくと申してました」
 「いやー、そうですかー。お元気でいらっしゃいますか?またぜひお越しくださいませ、お待ちしております」

 さすがに、お嬢ちゃんと呼ばれなくなりました。
 会話も経年変化。 

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2018年2月24日 (土)

向島めうがや・誂え足袋(納入完了)

 「向島めうがや」で誂え足袋をお願いしてから、約10ヶ月。

 取扱注意!"

 箱が届きました。

 2017年6月22日に試し履きが届いてから

 20170617

 履いて(洗って乾かして、初回)、

 20170622

 履いて(3回目)、

 20170722

 履いて(たぶん6回目くらい)、

 ……よくわかんない。

 試し履きのご案内に

 お手入れのひとつとして、お洗濯後水気のやや残っているうちに足袋全体を特に底地を前後の方向によく引き伸ばし陰干しして下さい。そうする事により、元の大きさ近くになって乾き上がり、より履きよくなってまいります。

 とあったので(洗濯はネットに入れて洗濯機OK)、お店で教わったとおり、足袋に手を入れてぐいっと引っ張るけど、その加減がどうも毎回微妙に違うらしい。でもなんか、右足のかかとに縫い代が食い込む、か、なあ、と、結局10回以上履いてから、

 2017年8月22日に、その旨を記載して返信用葉書を送ったところ、即、「再来店のお願い」の封書が届きました。(ですよねー)。

 なんだかんだと日は過ぎて(その間に、いかがですかと電話を2回いただき…)、

 2017年12月15日にようやくお店へ。

 もう一度、足袋を履いてよーーーく確認してもらい、右足かかと部分(この時点で、もはやほとんど気にならなくなってる)を、裏返してちょいと木槌で叩いてもらったら、

 直っちゃった。

 そういえば、そんなときは、引っ張る以外に、ちょっと叩くといい、と注文時に教わってました。そーでした。がっくり。

 さて、2017年2月17日に「今月22日頃の発送」の葉書が届いて、

 さらに到着時間お訊ねの電話があり、

 足袋5足

 丁寧に、大事に包まれた足袋。

 お納めが遅くなり大変申し訳ございません、とお詫び状が入ってましたが、
 はっきりせず遅くなったのはこちらのせいで(注文から二ヶ月かかるのはわかってる)、
 ……たいへん、お手数をおかけしました。 

 めうがや一足目

 10ヶ月間、ほぼこれ一足で通した誂え足袋。
 右の親指が若干擦り切れてるけど、あとはさしたる問題なし。

 めうがや対くのやA面

 くのやの既製品と比べたところ。(右・めうがや/左・くのや)

 めうがや対くのやB面

 くのやの足袋は、10足で6年保たせたので、
 着用期間は10ヶ月保ってるめうがやの方が長いけど、
 既製品は親指に穴が空いて、裏もあちこち擦り切れてます。
 並べてみると、形も、違う。

 なにより、既製品のときは、こはぜの上2枚を外さないと痛くて正座できなかったけど、
 誂え品は、1枚外せばまったく問題なし。
 (外さなくてもいいようにしましょうか? と訊かれましたが、一日立ってることもあるし、あんまりゆるいのもなあ、と、そのままになりました)。

 使用前・使用後

 届いたばかりの、左の新品と比べると、さすがにたいぶくたびれてます。(なじんで履きやすいんだけどねえ)。
 洗濯後、ぐいぐい引っ張るのにも、すっかり慣れました。

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2017年6月22日 (木)

誂え足袋

 とにかく宛名の字が大きくてびっくりした

 待ちに待った荷物が届きました。
 事の起こりは、約二ヶ月前。

 足袋があと一足になってしまい、あー早く買わないと、と思いながら、適当なのが見つからない。どう見ても足袋カバーにしか見えないストレッチ足袋は嫌いだし、そこらで買っても痛いしすぐ擦り切れるし。

 と、友人の絢子ちゃんにこぼしたら、「いいとこ、知ってますよ!」と教えてくれました。

 上野でのお茶会の帰りにタクシーで向かったのが、「めうがや」。

 そりゃあねえ、二十数年きもの着てればねえ、誂えの足袋なんてもう、あこがれですけどねえ。でもねえ。

 浅草の中心部から少し外れ、向島。桜橋の近く。
 「お茶の先輩が、足袋を誂えたいということで」と、絢子ちゃんがあらかじめ話をつけてくれてる。

 絢子ちゃんと、一緒に来てくれたバジルさんは、店内のあちこちを眺めてなんだか楽しそう。こちらは、「うわーなんかすごいとこきちゃったよ。というかほんとに誂えるのか、いいのかそんな贅沢」と秘かにうわずってる。「もし既成ので合えば、それでいいんですけど」と今さらひよってみたりする。「まず、採寸させてください」ということになる。

 お店のご主人は、慣れた静かな手付きで足の幅をぐるり、親指をぐるり、足首をぐるり、紙にのって足型をすーっと鉛筆でなぞり、あちこち計って、あちこちつついて、細かく寸法を書き入れてる。こちらは着用場面や回数、履き具合をいろいろ訊かれ、とにかく緊張。

 そもそも、よく時代劇でみる、店先に斜めに腰掛けて、正座しているお店の方と話すってー図が、・・・どうしていいかよくわからない。斜め後ろを見るような形になる。人と正対しないで話すって難しいのね。

 履いていた足袋を見せて「ここと、ここがまず擦り切れます」と説明すると、「なるほど。たいへん参考になります」と静かに頷くご主人。

 「そうですね、やはり既存の足袋ですと、足首がゆるくて合わないかと存じます」。

 誂え足袋、決定。

 「あー買っちゃったよ。ついに買っちゃったよ。どーしよー」と騒ぐわたしに、「セレブだね」「セレブだ」「足袋セレブだ、ひゅーひゅー」「足袋拝見茶会だ」と煽るふたり。いいの、「片方だけでも注文できる」って言ってたもん。右の親指の先がだめになるだけなんだもん。

 噂の値段は・・・。こちら(「めうがや・お誂えのご案内」)をご覧ください。

 さて、封筒の中身。 

 手紙はびっしり3枚

 足袋。
 お礼と今後の流れについて書かれた手紙。
 返信用の葉書。

 向島めうがや ていこ 一

 こはぜに名前と番号が入ってるーーー(!)。

 ただいま、うきうきと、90日の試し履き期間(三度以上洗濯して、履き心地を連絡する)中です。

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2017年6月15日 (木)

帯板代用品

 しまった。帯板忘れた。
 (きもの着る拠点が2箇所あると、稀にこういうことが・・・)。

 段ボールは分厚すぎてどうかと思う。

 淡交タイムズが入ってました

 そこらへんにあった、茶封筒。
 と、はがきが入るサイズのクリアフォルダ2枚。

 クリアファイルはよくしなる

 封筒を少し折ってワを作り、クリアファイルを並べて、帯板(仮)完成。

 偽物大島

 12時間装着後。

 問題なし

 封筒が湿ってるのがちょっと・・・暑かったからなあ。
 緊急時に使えるということは、わかりました。

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2015年5月31日 (日)

1日目・金沢

 金沢駅・西口

 5月29日22時。金沢駅(西口)到着。
 ちょろっと金箔も見えて、おしゃれねえ。

 ホテルまで歩く途中

 よくわからない構造物もおしゃれな気がする。

 バスだらけ

 翌朝。
 15年ぶりくらいの金沢だけど、「香林坊」に行けばなんとかなる、というのは覚えてる。
 バスがぞろぞろ走ってる香林坊。

 閑散

 ・・・なんだけど、買い物目的で行った竪町通りが、閑散としてる。
 たくさんお店があった気がしたけど、こんなだったっけ?

 とにかくあちこちで工事中

 工事中の建物も、やけに目につく。

 ようやく、買い物したい店発見

 てくてく歩いて、金沢21世紀美術館前の、クラフト広坂へ。
 こういうお店を探してたのよー。
 たっぷり眺めて、ちょこっと買いました。

 ハートランドだ、わーい

 お昼近くになったので、
 「美術館で食べると間違いない」の法則に基づき、21世紀美術館の中で食事。
 無料エリアにあるカフェは、外がよーーーく見えて、すこぶる快適。

 例のプールも上から見たけど、見たかった展示は、これ。

 「平成の百工比照-技と素材の一大標本、金沢の工芸振興の系譜-」

 ・・・これがすごかった。
 無料エリアでの開催だから、まあ、そんなにないだろうと思ったら大間違い。

 例えば、染織コーナー。
 
 【一位・絹(Al)・絹(Fe)】
 つまり、輪切りにした一位の木の標本・アルミ媒染の絹糸・鉄媒染の絹糸。
 これが並んで箱に入って1セット。
 蓼藍生葉、五倍子、紫根、コチニール、などなどなど、初めて見る現物が、文字通り壁一面に。背高泡立草から、こんな穏やかで淡いベージュが出てくるとはねえ。

 材料はもちろん、科布から化学繊維の「天女の羽衣」まで布見本もずらり。

 漆工コーナーでは、「研出蒔絵工程見本」「高蒔絵工程見本」「平蒔絵工程見本」が壁に並び、
 陶芸コーナーでは酸化焼成と還元焼成の見本が酸化銅の割合毎に、結晶釉、マット釉、透明釉、乳濁釉と並んで、その上、色見本が・・・、

 つまり全部がこの調子で、どうして、これだけ短い期間(2015/5/21~5/31)の展示なんだろう、勿体ない!
 巡回してくれればいいのに、図録売ってくれればいいのに、と思いながら眺めてました。
 周囲にも、一心にメモとってる人がちらほら。

 山宇亭
 
 足も脳もへとへとになったけど、
 美術館の敷地に「茶室」があるとわかったら、見ないわけにはいかない。

 土縁
 
 立礼席

 金沢21世紀美術館の無料エリアがあまりに充実していて、 その後の石川県立美術館(やっぱり仁清の雉香炉を見たい)、石川県立伝統産業工芸館の記憶は・・・。

 ああでも、石川県立美術館のカフェは10分~20分待ち。「まれ」の製菓指導もしている辻口博啓氏のお店だそうです。

 この向こうが兼六園

 引き続き、兼六園には目もくれず、人がぎっしりいるらしい茶屋街も武家屋敷もパスして、たぶん三万歩くらい歩く。

 わからん

 だって、バスの表示が錯綜して、なにがなんだかわかんない!
 いろんな会社のバスが行き交ってるけど、なまじ「一日乗車券」を買ってしまったので、乗れないバスがある。
 行き先が比較的わかりやすいシャトルバスには、観光客がぎっしり、乗降口のステップまで立ってる。げんなり。

 ・・・とりあえず一度戻って、金沢駅構内の「あんと」でなんか食べよう。そうしよう。

 そうそう、昨日の晩かっこよかった構造物は、

 これもわかんない

 朝になって、違う角度から見るとこんな感じ。(結局なんだかわからなかった)。

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2014年2月 9日 (日)

大雪/半衿付け(東京半衿)

 雪で籠城中。

 小さな巨人

 雪かきついでに家人と作った雪だるまは
 150㎝弱なので、「ももかちゃん」と命名。(ももクロの緑です、もちろん)。

 道路がぐちゃぐちゃで車は出せないし、
 (もう飲んじゃったし)、
 家人がいるので掃除は嫌がられるし、
 昨晩のビデオはことごとく雪にやられて録画に失敗。
 (伊勢神宮の式年遷宮-。楽しみにしてたのにー)。

 いよいよ暇。

 ・・・・・やるか。 溜まりに溜まった半衿付け。

 両面テープで貼り付ける、に挑戦したことがあり、
 たいそう簡単ではあるけど、
 取り替え時、テープの糊が衿に残り、
 「糊が取れない。その付け方はだめ」
 と、手入れに出した呉服屋さんに言われてしまったのでした。
 きものの学校で習ったやり方は  「三河木綿の芯」に半衿を縫い付け、
 それから長襦袢に縫い付ける、という方式。

 かっちりきれいに付くけど、固いわ何回も縫うわで、たいへんな時間がかかる。
 やってらんない。

 ので、
 先に衿芯だけを長襦袢につけておき、 衿を付け替えます。
 だいぶ早くなったものの、それでも、15分はかかる。

 社中に、いつもぴしっとした衿の方がいて、
 この前、いつか訊こうと思ってた質問を。

 「どうして、そんなにいっつも半衿がきれいなの? どうやって付けてるんですか?」

 すると、驚きの答えが。

 「これねー。うそつきなの」。
 「うそつき??」
 「あれ、御存じない? どこにでもあると思うんだけどー」
 ということで、後日見せてもらいました。

 「東京半衿」
 これ。(東京半衿)。

 2,000円でした
 どこを探しても売っていないので、  呉服屋さんに見つけてもらって、早速導入。

 付属の安全ピンでつけていく
 薄い芯に縫い付けてある半衿を、長襦袢の衿に安全ピンで留めていくだけ。
 (ウエストで衿を固定できるようゴム紐がついてましたが、使わないので取っちゃった)。

 どんどんつけていく
 すごーい。らくちーん。

 外からはわからない
 最初はおそるおそる手洗いしましたが、
 ネットに入れて洗濯機に放り込んでも平気。

 でも、ひとつしか持ってない。
 畳むにはかさばるので、付けっぱなしでしまうというわけにはいかず。
 (紹介してくれた彼女は、毎回取って洗うそうです。えらいなあ)。
 あくまで緊急用。

 仕方ない。
 やらねば。
 (両面テープ、衿につかないのがあるよー、と言ってた友人のも気になる・・・今度詳しく聞かなくちゃ)。

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2012年1月22日 (日)

パッチ

 みぞれの日、
 きものでぬくぬくと歩いていたら、
 (足まであったかいねえ、きものは)
 中古きもの屋を発見

 予定の時間までだいぶ余裕があったのでのぞいてみたら、

 3,670円

 「ゆかたパッチ」。

 なんと。
 パッチっすよ、パッチ。

 パッチと言えば、「カーネーション」の糸ちゃんが最初に就職したところじゃーないの。

 柴又で買った婦人用すててこが、静電気も少なく(化繊の裾よけは、とにかく冬場の静電気がすごい)、なかなかいい調子で、もう1枚買おうーと思っていたところ。
 こりゃ、買わねば。くどいようだけど、パッチよ、パッチ。

 3,000円になりました

 袋がやぶれてたので、だいぶ安くしてくれました。

 お店の人によると「もう生産中止だと思います」。
 「夏物ですしねえ、似たようなのも出てるようだし」。

 ほー。(便利なんだけどなあ)。

 で、「カーネーション」。
 twitterで「#周防祭」とか「#すいとっと」タグができて、なんだかにぎやかなことになっとります。
 明日も楽しみ楽しみ。

* 「パッチ」とは
 「パッチ」とは、足首丈まであるズボン下のこと。一説によると、韓国語の「パジ(=ズボンの意味)」がその語源だとか。江戸時代に一般に普及した「股引(ももひき)」の一種とされるパッチは、足にぴったりフィットする履き心地のよさから、職人の作業着や一般人の旅行用としても重宝された。
 また、江戸と大阪では呼び方に違いがあるようで、江戸ではチリメン絹でできたものを「パッチ」、木綿でできたものを「股引」と呼んだのに比べ、大阪では素材に関わらず、足首まである丈の長いものを「パッチ」、膝下丈の短いものを「股引」と呼んだと言われる。関西ではパッチの言い回しが根強く、現代でも長ズボン下をパッチと呼ぶ人も多い。さらに岸和田では「バッチ」と濁って発音することもあるが、全国の視聴者にわかりやすいようにドラマでは一般的な呼称である「パッチ」という発音にしている。
 パッチは「岸和田だんじり祭」でも欠かせないもので、法被の下に白や黒のパッチ姿で駆ける男たちが何とも勇ましく、「カーネーション」では泰蔵兄ちゃんの勇姿でもおなじみ。
 (NHK公式ホームページ 「カーネーション豆知識」より引用)

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