カテゴリー「茶道」の329件の記事

2018年4月15日 (日)

茶筅の持ち方

 めでたく、今年度も家族茶道体験、じゃない、「タッチザカルチャー・茶道」の開催が決定しました。(ボーイスカウト三郷1団の事業で「子どもゆめ基金」の助成をいただいてます)。

 たぶん、また3月になると思うけど。

 抹茶を実際に点ててみる、のコーナーでは、
 いつも茶筅を人数分用意してます。

 茶筅がないとお茶は点てられないから。
 道具だなんだ言っても、茶筅あってこその抹茶です。

 できれば日本の茶筅を使いたい。でも2,000~3,000円はする。それだけの値打ちがあると十分承知してる、んだけど、参加費1,000円だからなぁ・・・。

 とりあえず、去年発見した安い茶筅。

 いかにも安い

 なぜか呉服店(会員制卸問屋)で大量に売っている茶筅(左)と、しばらく前にパルシステムで買った茶筅。

 どこかで同じものがたくさん作られている

 中身は同じでした。中国製。ほぼ1,000円。安い。
 (観光地で、これとおんなじのを2,500円で売ってるの見たけどね)。

 柄が太く、初心者には点てやすいと言われている百本立。
 どうやら、小さい子の手には太すぎるのもあるらしく、鷲掴みのような手付きになる子がちらほら。むぅ。
 
 そこで疑問。
 入門時、「鼻をつまむ手」と教わり、当たり前のように、親指、人差し指、中指の三本で茶筅を持っていましたが(薬指と小指は添える)、そもそも、「茶筅を持つ手」って、どう書いてあるっけ?

 「はじめての茶道」はもちろん、NHKの趣味講座テキストや、図書館にあった初心者向け茶道本、果ては英語版まで当たってみたけど、

 「茶筅を右手で取り、茶を点てます」。
 「whisk the usucha」。

 ・・・つまり、「茶筅って、どうやって持つの?」は書いてない。

 あまりにもないので、思わず、他流(大日本茶道学会)の本まで見てしまった。
 「はじめての茶道-本人の目線で点前を学ぶ」(田中仙融/中央公論新社/2013年)には、懇切丁寧な解説が写真入り。
 流儀が違うと茶筅の正面も異なるとは知らなかったなー。(「糸の綴じ目が背面になりますので、置くときには綴じ目を向こうにして、自分の方に正面を向けて置きます」だそうです)。

 そこで、いつもの一冊。 
 「なにか復習できる本がありましたら」と、教えていただいて以来、ぼろぼろになるまで読んでる「新独習シリーズ 裏千家茶の湯」(鈴木宗保・宗幹/主婦の友社/1971年)。
 これがまた、ちゃんと書いてあるもんです。

茶をたてるときには、親指、人さし指、中指の三本で茶筅の柄を持ち、穂先を前後に早く水平にふる。

 とはいえ、
 今のところ、これ以外に見つからないってことで(たぶん、厳密に決めるものでもないんでしょう)、
 当初の問題。

 来年度の茶筅、どーしよーかなーー。

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2018年3月15日 (木)

抹茶の適正温度

 何度か小学生対象の「茶筅振り体験」をしましたが、「熱い」という子がいます。
 「おいしい」「苦い」より、「熱い」。

 釜と柄杓を使ってお茶を点てると、湯温は音でなんとなくわかる(熱いと低く、ぬるいと高い)けど、いかんせん、公共施設は直火厳禁のところが多く、「(後がめんどうなので)水屋使うのも、ちょっと…」と言われることもあります。電熱器じゃ足りないし。

 つまり、ポットを使用しないといけません。
 いろいろ実験したところ、

1・沸騰させたやかんの湯をしばらくおいて90度にする(ここは温度計を使用)
2・それを冷えたポットに入れると85度前後になる
3・さらに温めていない茶碗に入れると、75度前後になる(湯通ししておいても、数が多いのですぐ冷める)
4・75度前後の湯を入れて振った抹茶だと、ほとんどの子が「熱い」と言わない

 先日の茶道体験、最大の誤算は、「給湯室の、お湯を沸かすガスレンジがなくなってる(!)」。
 やかんが使えない。
 となると、電気ポットで、お湯を沸かすところから始めないといけない、しかもカルキ抜きはしたい(しばらく沸騰を継続させたい)、さらにそこから湯温を下げないといけない。

 ……間に合わない。
 ちょっと湯温にばらつきが出てしまいました。(ごめんねぇーー)。

 これは、開催4日前(水曜日)にいただいてきた花の一部。

 数寄屋侘助・白玉・有楽・紺侘助

 水曜までは寒かったのよ、確かに。

 翌日からどどんと気温が上がり、続々と開き加減になってきたので、
 花瓶にがんがん氷を入れて、暗くした部屋に置いときました。(そして祈る)。

 日曜日には、やっぱり開いちゃいます。
 侘助は、開いても使うという話と、「子どもはね、つぼみより開いた花の方がいいのよ!」という力強い助言もあり、

 桃・土佐水木・山茱萸・数寄屋侘助・窓の月

 こんな塩梅になりました。

 適正温度って難しい・・・。

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2018年3月13日 (火)

「OSAKINI」

 茶道体験の打ち合わせは、開始前のほぼ30分、食事しながらで終了。
 そして、打ち合わせというよりは、……

 「これこれ、新しいテキスト。「はじめての茶道」。320円から540円に大幅値上げよー」
 「値上げっていっても、全面改訂なんだよねー。うちに余ってるやつ、捨てずにやっぱり取っておこう!ってなった」
 「で、どのへんが変わったの?」

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 「全面カラーになった」「イラストが新しくなった」「……前のは、いつの時代よって感じだよねー」

 「それから、「英語で茶道」なんてページができたのよ!」
 「ほー」「グローバルだねー」

 「「お点前ちょうだいします」は「Thank you for the tea」、なんだ」
 「「お先に」は、「Excuse me for going before you」、…へー」
 「長いね」
 「長い」「長いよー」

 「もうさ、「お先に」はそのままでいいよ! 「OSAKINI」でいい!」
と、純嘉先生が高らかに宣言すれば、
 「そうだそうだ、「OSAKINI」を世界に広めちゃえばいいんだ!」
と、バジル先生、激しく同意。

 わたしもそう思います。

 *「茶の湯英会話」「茶の湯六ヵ国語会話」「ランディー・チャネル宗榮のバイリンガル茶の湯BOOK」(すべて淡交社)、「なごみ」で連載していた「英語DE茶の湯」(第9回 2016年9月号)、すべて「お先に」→「Excuse me for going before you」でした。引き続き調査中です。

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2018年3月11日 (日)

家族茶道体験(2017年度)

 前回(2016年度)は6月開催でしたが、
 今年(2017年度)は春の開催

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 参加者お持ち帰り用の竹林(茶筅の山)と、主催のボーイスカウト三郷1団パンフレットと、テキスト「はじめての茶道」が並んだ受付から、

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 第一会場の三郷文化会館・中会議室に集合。
 茶道ビデオ上映中も準備に余念のないバジル先生の手元には、

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 練切の材料、100個分(!)
 ひとつは抹茶点て体験用、
 ひとつはおしまいのお茶会用、
 ひとつはお土産用、でひとり3個作ります。

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 これが見本。(拡大写真は、バジルさんのページで!)

 今年は去年より参加人数も増えたので、
 ビデオを観た後は、3班体制で移動。

 「さーっ、みなさん、さっきのビデオの最後、ご覧になったわね? ちゃんと靴を揃えるのよーっ」と、去年に続き2回目だけどもはや名物になっている、純嘉先生の入室指導から、

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 第二会場・和室にて、お辞儀特訓とお茶の話。
 (時間が余った組には「畳体験」、つまり「畳の上でごろごろする」というたのしーいことが開催された由。さっすがー、臨機応変、変幻自在)。

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 第三会場・襖を隔てた隣の和室では、抹茶点て体験。

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 みんな、自分で作ったお菓子を、そーーっと持ってきて、
 「もったいないー」「切れないーー」と、黒文字握って眺めてます。
 (でも食べるとすんごく、おいしい)。
 そして食べたら、茶筅を振る! そして自分で飲む!!

 去年参加して、今年も参加する、という子は
 「やったことある。3回目」といばってます。

 初参加ながら、「何杯飲んでもだいじょうぶっす」という強者も。

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 「お菓子作って、お辞儀練習して、食べて飲む」がひととおり終わったら、
 みんなで仕上げのお茶会。

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 終了後、軸を巻き上げているときに、
 「鑑定団だ」「鑑定団だ」とひそひそ声。

 なるほどねえ。
 「茶室をみたいんですが、近くにありますか」という質問まで出て、去年とはまた違うおもしろさ。

 というわけで、来年度も開催すべく、始動中です。

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2017年11月30日 (木)

雪太郎

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 北海道からの荷物。

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 「雪太郎」というお菓子です。

 北海道出身の母が懐かしんで、探しているけど物産展では見つからない。

 「あったあった。昔食べた。マシュマロみたいなのよね、外が。ふわっふわで」
 北海道出身の方と話していたら、やはり入手したくなり、インターネットで記事を検索、本社と思われるホームページから(雪太郎の記載がなかった)、問い合わせを敢行しました。すると、すぐに回答が。

 ・ 現在も冬季限定で販売している。
 ・ 本社店で発送の対応可能。

 本社店(三八菓子舗)に電話したところ、

 ・ 不定期で作っている。
 ・ 代金は銀行振込で、入金確認後発送。
 ・ 出来上がり次第、発送可能だが、いつ作るか未定。
 ・ 賞味期限は約一週間。

 早速入金して、「次出来上がったら連絡くれる」という過程を経て、三箱到着。

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 抹茶と合わせてみました。

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 とおーい記憶にある通り、まさに「雪太郎」。

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 白いマシュマロと表面の砂糖、
 中に漉し餡。
 ざくっ、ふわっ、しっとり、という食感です。

 これからの時季のお菓子に良さそうですが、
 到着が読めないのがちょっと難点。
 雪太郎が来たから一服どお? っていうのもいいんだけどねぇ。

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2017年10月28日 (土)

秋の製本週間

 爪がはがれたとき、上から貼ってしのぎました

 いつもお世話になっている薬局の片隅で行われていた処分品セールで、なにかと使う医療用テープ発見。

 「これ、楽譜の修繕に最適なのよ」と、聞いたのを思い出し、あることを思いつく。

 淡交は増えていく

 溜まりまくっている「淡交」(裏千家茶道の機関誌)。

 思いっきり開いてゆっくり引っ張るとうまく取れます

 淡交の連載(主に「点前の解説」、「七事式の解説」)を科目ごとにまとめて、

 ボンドによって出る量が違うかもしれない

 木工用ボンドを背に塗ります。
 (そのまま塗ったら量が多すぎたので楊枝を使用)。

 ダブルクリップで止めるのがコツ

 下にくっつかないよう、ダブルクリップで二か所以上止めて乾かします。

 乾燥は半日もあればじゅうぶん

 ここまでが、以前職場で教わった「余った紙でメモ帳を作る方法」。
 干してる光景を「たたみいわし」と呼んでたっけなあ。  

 木工用ボンドは乾くと透明になります

 木工用ボンドは多少はみ出しても、乾くと透明になるので安心。 

 上から一枚ずつめくれます

 これで完成に見えるけど、めくると剥がれてしまうので、

 ホワイトテープ登場

 医療用テープで背を固定。 

 ゆっくりやればはがせます

 曲がって貼って、しまった!となっても、はがせるので安心。

 淡交テキストもどき

 クリップは引っかかって嫌い、穴明けてファイルに綴じるのはもっと嫌、で延び延びにしてたのが、薄い便利な本になりました。

 「ねーみてみてーいいでしょー」と見せびらかすと、
 母から新たな修繕依頼。

 50年近く前の本

 けっこうぼろぼろでしたが、

 復活

 ふっふん。

 はがすときに読み返して、思わぬ発見があったりもして、
 秋の読書週間+製本週間。

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2017年10月11日 (水)

東京大茶会・2017

 良く晴れた日曜日、電車とバスでようやく到着。

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 広大な小金井公園、の中にある「江戸東京たてもの園」で開催された、

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 「東京大茶会」。
 茶席、野点、茶道はじめて体験など、盛りだくさん。

 茶席は午前の部、午後の部それぞれに事前申し込み→抽選→当日支払い(一席700円)という形式で、友人と午前午後で申し込んだら、ふたりともめでたく当選。

 11時到着。入ってすぐに「お茶席」の看板を発見。15時の回がぎりぎり残ってました。これで、申し込み済の二席と合わせて計三席。

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 隙あらば野点もいいねえ。完全に大寄せ茶会モードです。
 (当日、各時間毎に次の回を待つ形式。300円)。

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 まずは「川野商店」の茶席。もと和傘問屋。

 「初心者も気軽に参加できる茶会です」とホームページにあるけど、完全な初心者はちょっとつらい、かもしれない。きもの着たのがぞろぞろ来てる上、「正客にはならないですよね?」と念を押してる人たちがいたりして。

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 川野商店前にテントがはってあり、その下のベンチで案内まで待ちます。
 正客は案内の方がさらっと決めてくれたので、席入りはすんなり。

 「どうやって飲めばいいですか?」
 「こうやって回して、だいたい三口半、と言ってますが、一口ずつ、ゆっくり飲んでください」

 その結果、一口飲んでその都度茶碗を下に置くお客さま、飲み終わったと勘違いして下げに出てこられたお運びさん、という事態を目撃しました。誰も間違ってない、のに悩ましい・・・。

 二席目の前に、たてもの園散策。大茶会開催中は観覧料無料。太っ腹(!)

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 昼食(屋台の焼きそば)の際、向かいのベンチに座っていた人から「おもしろいですよー」ときいた、「子宝湯」内部。中でコンサートをやってました。

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 この硯、今でも十分高値で売れるのでは・・・? と思いながらみた武居三省堂

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 今回入れなかった「高橋是清邸」の茶席。
 (午前、午後の区分で申し込むだけなので、どの席に当たるかは抽選次第)。

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 そしてあっという間に午後、「西川家別邸」の茶席。

 二席続けてお菓子が鶴屋吉信。
 「お茶とお菓子は、東京都が出してくれるんです。後はこっち持ちなんですけどねー」と、ご説明がありました。
 なんでも、東京大茶会2会場のうち、「浜離宮恩賜庭園(10/21、10/22)」は東京都23区、「江戸東京たてもの園(10/7、10/8)」は区外15市の茶道連盟がそれぞれ持ち回りで担当。各席に「小平市」「東村山市」等とあるのはそういうことなのね。
 さらに、「ウチ、60人くらいで申し込んだんですけどね、16人しか当たりませんでした」という話も。・・・申し込めば当たるんだーと思ってたのを反省。
 
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 15時の最終回、「三井八郎右衞門邸」の茶席。(当日朝申し込み・300円)。
 「東京大茶会」とは別に、以前から茶道同好会の方が釜をかけていたそうです。

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 普段非公開という「望海床」。
 床柱の竹を始めとして、趣のある竹がそこここに。

望海床は、もとは城山荘(神奈川県大磯)にあったもので、当時は三井高棟氏の画室として使用されていました。西麻布に移築後、一時的に立礼式の茶室として使用された後、庭園にあった茶室・前後軒の待合に使用されていたものです。 (江戸東京たてもの園の「えどまるブログ」2012/11/1 より引用)

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 見どころたっぷり。

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 普段はたぶん、こんな感じで閉まってると思います。

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2017年9月26日 (火)

水沢・平泉・松寿庵、「駒かすみ」。そして龍泉洞

 この前、東洋文庫で小岩井農場製品をみたので、今度の盛岡行きで寄るんだろうなあと思ってたところ、

 まず行ったのは、「後藤新平記念館」に、「牛の博物館」。(後藤新平は、ボーイスカウト日本連盟初代総長ってことで家人が感激しきり、だったので、そのうち本人がどっかに書くでしょう)。

 すべてが牛に見えてくる

 通りがかりに、友人の「ここ! おもしろいよ!!」の力説を思い出して立ち寄った「牛の博物館」は、なんともシュール。

 ・・・まさか牛の系統と名前について語り合う日が来るとは思ってなかったよ。
 牛の生態、分類、交配、飼育、牛肉(内臓含む)の部位と調理法、さらに前沢牛おすすめの店、等々、とにかく牛については微に入り細に亘り詳しいのに、その他はなんともざっくり。「市内で発掘されたクジラの化石」のとってつけた感といったら、もう。
 牛にしか興味なし!の徹底ぶりが清々しく面白く、併設のレストランがつぶれてたのだけが残念至極。

 旧・覆堂

 そしてやっぱり行くのは平泉・金色堂

 ・・・ではあるけれど、本堂すぐ横にある「松寿庵」がわたしの目的地。

 積善院お休み処

 坂の途中でここかと一瞬思ったけど、

 本堂の左横

 ここでした。

 Panasonic

 裏千家十五世家元千宗室宗匠御母堂かねての素志に依ってここ関山の寺庭に松籟の音を添へたく 願を欲す
 昭和四十三年 篤志家松下幸之助氏浄財を寄せ工を起こし茶室を設らふ
 時に金色堂修理落慶の春 名づけて松寿庵と号す 久しく参拝の人の心を潤されんことを稀ひて 記す 山主 春聴

 

外観

 躙口より

 床

 立礼席より

 天井

 立礼席

 お茶は、立礼席で点て出し。

 ひとつ140円

 抹茶とお菓子で千円也。三人でさんぜんえん(・・・)。
 それにしても、このお菓子、おいしい。
 「奥州市にある、後藤屋さんの、「駒かすみ」です」

 後藤屋
 
 教えてもらって、再び水沢へ(後藤新平記念館も奥州市水沢区)。
 「駒かすみ」だけじゃなく、「明がらす」も「麦つき節」もおいしかったー。

 翌日。

 盛岡市玉川区

 山を越えて(耳が痛くなった)、

 岩泉町

 去年の台風でたいへんなところを通り、

 龍泉洞内部

 復活の龍泉洞
 (台風時は、龍泉洞の中から水があふれだしてきたそうです)。

 第三地底湖から

 砂丘と鍾乳洞は大好きだけど、
 この急階段は相当怖い。

 龍泉新洞科学館といいつつ、しっかり鍾乳洞

 出口で「今の全部、この岩の中、だった」と当たり前のことに気付くと、尚更怖い。

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2017年7月27日 (木)

意志あるところに道は開ける

 新宿から小田原行きの電車に乗るだけで、なんだか観光気分。

 電車でしゃべってるとあっという間、
 駅からタクシーでぐるぐると坂をのぼり、
 お茶の大先輩が引っ越されたというお宅は、

 1階の窓から、ゴーヤときゅうり

 窓から緑がいっぱい。

 テレビがなくソファがなく、
 白い壁に木の家具、
 本がいっぱい、窓から光がいっぱい。

 「ほんとに、別荘みたいですね!」
 「静かで居心地がいいーーー」と騒いでいるうちに、

 「簡単なものだけど」

 烏賊。かじきまぐろ。茗荷。枝豆。蒟蒻。

 ……どこが簡単……?。

 お豆腐あげ。おくら。遠くにもずく。

 「生活クラブ(生協)のもの、ばっかりよー」

 確かに、見慣れたものがそこここにあるけど、
 明らかに、自分で作るのと、違う。

 海老。茄子。

 「生活クラブの海老。これはLサイズ」と楽しそうにおっしゃって、こんなおいしい煮物碗。
 「いい魚屋さんが見つからない」とぶつぶつ文句言って、わたしはなんにもしてないよなー。

 葛焼きの焼く前

 青紫蘇ごはんや漬物や、たくさんいただいた後、
 バジルさんがお持ちくださったお菓子は、水羊羹のようにすぐ消えず、しっかりもっちりおいしい。葛焼きの焼く前、実験菓子よーということなので、バジルさんのブログが更新されたらリンクします。→ バジルさんの記事「葛蒸羊羮を持って、森の中のお家へ。」

 2階の窓から

 2階からの眺め。
 確かに住宅地の中なんだけど、緑しか見えない、不思議な空間。

 2階の六畳に置炉で真之行台子のお稽古までなさる、という話をきいてから、ずーっと拝見したかった2階の和室は、知恵と工夫に満ちていました。

 廊下に茣蓙をしいて水屋。
 収納棚にキャスターをつけ、お稽古の都度引っ張り出すと水屋棚。
 規則どおりではない畳の縁には、カバー。
 「今のお弟子さんたちはもうわかってるから、畳の敷き替えまでとりあえずがまんしてもらってるの」

 引っ越しの日から2週間(!!)*で、お稽古再開されたそうです。

 「置炉だしね、前のところから遠くなっちゃうし、他の先生探すわよ、って言ったんだけど、みんな来てくれて」
 やるという決意と努力さえあればなんでもできる。

 とにかくすごい坂の町

 帰宅後、メールをいただきました。

**

 私のお茶事の始まりは20代の頃先輩のマンションでの様々な工夫を体験したことです。
 頭の固い私は、先生のお茶室でのお茶事しか考えられませんでしたが、
 つくばいの代わりにおしぼりが出て・・・。
 お茶室がなくてもお茶ができると感動したことを思い出しました。

**

 意志あるところに道は開ける(Where there's a will, there's a way.)

 という言葉をかみしめているところです。


*2017/7/28追記
 当初、引っ越して2ヵ月経たないうちにお稽古再開、と書きましたが、正しくは「引っ越しの日からお稽古の再開は2週間」とのことで訂正します。2ヵ月と2週間、スケールが全然違う・・・。たいへん失礼いたしました。

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2017年6月13日 (火)

天命釜・天明釜

 原宿から上野へ。
 午後は東京国立博物館の平成館大講堂で、淡交会の支部総会と、「天命釜の不思議」という講演会。

 ちょうど「茶の湯展」の最終日。どこから入るんだろう? と思っていたら、茶の湯展とは違う入口から、ラウンジの鶴屋吉信・喫茶コーナーの端にロープを張った通路を経由して、講堂に行けるようにしてました。なるほどー。

 講師は、天命鋳師の若林秀真(ほつま)先生

 スライドを交えつつ、天命鋳物の歴史から、釜のこと、手入れのこと。

 「よく訊かれる質問なんですが、「「天命」と「天明」はなにが違うんですか?」」

 答え。

 「土地の名前なので、どれも同じです。土地の呼び方が変わっていっただけで」

 天命(佐野庄)→天明→佐野町→佐野市

 なるほどねえ。

 帰り道でみつけたこのページが復習になります。→ 天明鋳物-千年の歴史

 「松風」のこと。
 松風→釜の湯が沸いてくると鳴る音は、つまり気泡が消える音。内側がでこぼこしていれば、気泡が出る、というのを釜底を撮影したビデオで見せてもらって納得。「松風が鳴っている温度を維持するのがおいしいお茶」と、どなたかと大宗匠との対談にあるらしいです。

 松風に関連して紹介された本。今度読んでみようっと。

 

 配布された、どの茶会になんの釜が使われているかという資料(「茶会記にみる釜一覧」)が、じっくりながめるとおもしろい。今回は「定張」の説明が主だったけど、「のかつき」も目につくねえ。「釣物」「自在」があちこちにあるから、3月じゃなくても釣釜らしいねえ。「フトンノ釜」ってなんだ? 「にうたうくも」? 「こんほうのかま」?

 ・・・調べ始めるときりがない、という予感だけはあります。

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