カテゴリー「茶道・清雅会」の49件の記事

2010年9月25日 (土)

清雅会・2010年9月・蕎麦の茶事

  11:50の空
 台風がどうなるかなあと思いましたが、

 12:35の空 
 あっという間に、晴れました。

 今日の清雅会の後座は、濃茶付花月。
 どういうわけだか、花月をすると、三客の位置にいることが多い(=にじる回数が多い)ので、迷った挙句、

 推定50年経過・単衣に刺繍
 ・・・単衣に刺繍のきものは、やめときました。

 汲み出し
 「臨時の茶事」っぽく、というご案内で、わくわく。

 煮物椀
 毎年出してくださる冬瓜(わたしの大好物!)の下には、

 冬瓜+真蒸
 海老と帆立の真蒸が隠れてます。

 それだけでもありがたいごちそうなのに、
 続いて出てきたのは、

 蕎麦セット
 目の前で打ってくださる、手打ち蕎麦でした!!

 打ちたて・茹でたて
 薬味がつきます
 ざる蕎麦に、

 海老・舞茸・ピーマン・南瓜・茄子
 揚げたての天麩羅に、

 打ちたて・茹でたて蕎麦・その2
 なんと、つゆの味を変えて、あったかい蕎麦。

 ずんだ・そばこやき
 豆打蕎麦粉焼き。
 枝豆を茹でて、莢から出して、薄皮を取ってつぶして、長芋と卵白を加えて蒸して、蕎麦粉をつけて焼いて、
 と、途方もなく手間のかかったもの。

 蕎麦湯+蕎麦つゆ+漬物+小おにぎり
 蕎麦湯があんまりおいしく、漬物と一緒に思わずおかわり。

 やっぱり三客ばっかり引いた後座の花月は、
 「あーーーっ、そこは左足だった!」
 「ごめんなさい、先に棗を清めるんだった!」
とにぎやかなひととき。

 20:30の空
 おなかいっぱい、につき、夕ご飯をとばし、
 ちょっこし月見酒。

 今日も、いい日だ-。

* 詳細は、近日中にご亭主・Rさんの「楽庵だより」に掲載予定、とのことです。載せた以外にも料理があるんですよー。

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2010年9月 1日 (水)

夏の宿題

  ・・・9月になっちまった・・・。
 
 推定35℃

 連続猛暑日の、始めの頃に開催された清雅会。
 ほんっっとーーーに、切ないくらい、暑い日でしたが、
 茶室の中は、極楽でした。
 (詳しくは、楽庵だより(2010/7/27)へ)

 昨シーズン、炉に火を入れられなかったので、
 今年、炉灰の手入れは、なし。

 茶室は、この暑さの間、寝室と化しているので、
 お茶がらみのことも、なし。

 で、なにをしていたかというと・・・。

 何もしてないのです。ははははは。

 きものの本はあちこちながめてますが、出題に至らず。
 干菓子を作ってみたものの、砂糖の無駄遣いに終わり。
 帛紗を作ろうと、端切れを掘り出したところで頓挫。

 サイズ・材質ともに微妙、の帛紗候補

 花火大会に合わせて、毎年恒例の宴会をしたり、
 箱根で美術館めぐりをしたり、
 それなりに夏休みっぽいこともしましたが、

 この夏(特に前半)は、

 映画「ハッピーフライト」はいいですねぇ 
 ipadの、ヒコーキ着陸ゲーム(Flight Control)と

 目的・膝の痛み防止(=正座)
 なんちゃってヨガ(Wii Fit Plus)をせっせとやってた気がします・・・。

 さて今日から心を入れ替えて、

 夏の宿題に取りかかります。
 提出は、だいたい9月いっぱい(大学生の夏休みくらい)ってことで。

 なんと、最初の提出は、10年前。
◆課題◆いつもなんども試みている筆の練習

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2010年5月25日 (火)

きものの杜・その14(染め・続き)

◆問◆
 次の文は、いずれも『染織事典』(泰流社)の記載である。それぞれ何の項目について書かれたものか、答えよ。

1・衣類が退色したりして染め直しをするとき、もとの色と同色に染め直すこと。これに対して別の色に染め直すのは「染替」という。
2・文様を染め出した革。主に木版捺染による。奈良時代から行われ、平安時代には盛んに華麗なものが作られた。鎧の縅や冑の飾りなど、主に武具に用いた。文様は獅子をはじめ花鳥、縞や格子など多様である。後世になると型絵染のものも作られた。
3・藍以外の色で染色を行うこと。藍の壺染に対して、引染を指したが、それが広く用いられ、藍以外の染色で浸染することも称した。
4・その織機で筬に経糸を通し、製織することができる織物の最大幅のこと。

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 ぐずぐずしているうちに、5月も終わってしまいそうですが、
 Rさんの楽庵では、着々とお茶事勉強会が開催されてます。

 詳細は、こちら↓
 「楽庵だより・2010年5月22日」

 いいなー・・・。

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◆答◆
1・色揚(いろあげ)
2・絵革/画革(えかわ)
3・岡染(おかぞめ)
4・最大通し幅(さいだいとおしはば)

出典
 中江克己編「染織事典」(泰流社)

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2010年3月 6日 (土)

清雅会・2010年3月・暁の茶事

 先週、楽庵の清雅会は「飯後の茶事」+「東貴人且座」だったのです。
 (詳しくは、「楽庵だより(2010/2/28)」へ)。

 で、今週。

 「金曜日、スキーの集合場所に送っていったら、そのまま出かけるから」
 「へ? 夜中じゃん」
 「そ、夜中」
 「夜中に、なんかするの?・・・お茶? また、お茶?」
 「そ、お茶。明け方にするやつ」
 「明け方に、お茶? わざわざ、お茶ぁ? ばっかじゃないのぉ」

 その「ばか」は、「暁の茶事」にいそいそと出かけていくのでした。

 「暁の茶事」
 刻一刻と明けていく暁の風情や、今にも消えなんとする残灯のゆらめきを賞美できるのが、この茶事の醍醐味で、「残灯の茶事」ともいわれます。(「お茶事」をしてみませんか 小澤宗誠著 淡交社 p134)

 当日の客は4人。
 連客中に、「大炉をみてみたい!」という方がいらしたので、
 ご亭主のRさんは、
 「暁の茶事」+「大炉」
という、すんごいことをされました。
 逆勝手(通常と反対の方向で点前をする)なので、ただでさえ混乱する大炉。
 ・・・睡眠欲求と戦うのに、いいかも。

 余裕のある時間設定で、午前2時半、席入り。

腰掛の手燭と火鉢

 「ご近所が見たら、どう思うかしらねー」
 「夜中に、きもの着たのが集まって火をいじってる」
 「お化け扱いされるよねー」
 「へんな宗教やってる、って言われちゃうかも」

手燭、膳燭を総動員して撮影・蛤真蒸

 懐石も、朝茶事に準じて「焼物」がない以外は、本懐石。
 (献立の詳細は、「楽庵だより(2010/3/7)」へ)

 「おいしいねー」
 「夜中だから、ごはん食べられないと思ってたけど」
 「食べられちゃうもんだねー」
 「なんか、「海外旅行二日目」って感じ」
 (身体のあちこちが微妙に寝てる)

 あちこち撮った写真は、こーんなの、ばっかりで、

初座終了時の空

 目をこらすと、
 ・・・パソコンの画面の汚れが、よく見えます。

 天気も悪く、
 夜明けに、ぱーっと陽が差し込む、というわけにはいかなかったのですが、
 それでも、
 夜っぴてお茶を楽しむ時間は、昼間とまた違って、格別。

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2009年12月27日 (日)

清雅会2009年千秋楽・24時間茶事(抄録)

 「朝、正午、夕ざり、夜咄、暁、って茶事をやったら、だいたい24時間になるね-」
 ・・・というのは、もうずっと前から、楽庵のRさんが話されていたことでした。
 ・・・冗談だと、思っていたのです。
 しかーし、ついに、なんと、昨日!

 楽庵にて、決行されました。
   
 「全部はどーーーーしても、参加できません。お赦しを~」ということで、正午の茶事の部だけ、参加してまいりました。
   
    大願成就
 待合の掛物は、ずばり「大願成就」。
   
    汲み出し
【汲み出し】 生姜湯
   
    汁・向付
【汁】 胡麻豆腐
【向付】 鯛
   
    煮物
【煮物】 海老真蒸 蕪(自家製) 銀杏 舞茸 柚子
   
    焼物
【焼物】 鰤
   
    預鉢
【預鉢】 鶏 高野豆腐 里芋 炊き合わせ
   
 あ。
 しまった。
 Rさーん、お箸、間違えました~!!
 中節じゃなくて止節でした~!
   
 ぱくぱくいただいた後に気付いて騒いだら、
 「あら。じゃ、すぐ、持ってくる!」
   
 と、すぐさま、もう一品。
   
    預鉢・リカバリ
【預鉢】 胡瓜 大根 人参 和え物
   
 お箸のために、もう一品増えちゃうなんですごい~、と大笑い。
    でも差し替えるのがもったいないので、やっぱり二品とも載せちゃうのです。
   
 さらに、すごいのが、
   
    小吸物
【小吸物】 金柑
   
 「お茶事のときにこういうの持ってくると、ご亭主にご迷惑がかかるからいけない、と思ったんだけど。でも今朝、庭の金柑があんまりきれいだったから、別の機会に召し上がっていただければ」と、同席のぷらむさんが持参された金柑です。
   
 つまり、別のご用意があったものを、さらっと差し替えられたわけで~。
 しかも、24時間茶事の最中に!
 ・・・すごいです。
   
    八寸
【八寸】 鮭 蕪
 焼物の器(母の作品)もそうですが、差し上げた器を、こうやって、いろんな形で使ってくださるのです。ありがたいことです~。
   
    香物
【香物】 沢庵 野沢菜 蕪
   
    主菓子
【主菓子】 栗羊羹
   
    干菓子
【干菓子】
   
    後座の花
   
 ・・・通常は、ここまでで、茶事終了です。
 ここまでだって、すごいことなんです。
 野菜は朝、畑から収穫したばかりのものだし、あちこちの花もそうだし、料理はすべてお手製だし。
   
 しかーーーーし、それに加えて、さらに!
   
    朝茶事の会場
   
    夕ざりの会場
   
    夜咄の会場
   
 朝茶事、夕ざり、夜咄の会場は、既に準備万端。
   
 当日、Rさんは朝3時半起床。
 6時から朝茶事、
 11時から正午の茶事、
 16時から夕ざりの茶事、
 (推定)21時から夜咄の茶事、
 (推定)2時から暁の茶事、・・・と、

 24時間。
   
     くれぐれも、お疲れが出ませんように、祈っております。
   
     詳細は、近日中に「楽庵」のページに掲載なさるそうです~。

2009/12/29付記

 「楽庵」の「楽庵だより」のページに24時間茶事の様子が掲載されました。

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2009年9月23日 (水)

清雅会2009年9月・お祝いの茶事

寄付

 今日の清雅会は、朝茶事風(懐石に焼物がなく、後座が続き薄茶)・お祝い茶事。
 楽庵のホームページより先に掲載するのは申し訳ない、のですが「後でレシピを書くから、いつもどおり「清雅会」に載せてほしいわ~」と、Rさんのご要望がありましたので、早速。

汲み出し
 汲み出しは、Rさんお手製の赤紫蘇ジュース。

汁
【汁】 茄子 合わせ味噌 胡麻

向付
【向付】 鯵の風干し 若布の二杯酢 穂紫蘇

煮物
【煮物】 鯛 紅白かまぼこ 鶴大根 人参宝船 青柚子

預鉢
【預鉢】 小飛竜頭と野菜の炊き合わせ

預鉢
【預鉢】 蟹と千切り野菜の酢の物

小吸物
【小吸物】 赤梅 針生姜

八寸
【八寸】 海老 枝豆

香物
【香物】 糠漬け 人参 胡瓜 大根 赤蕪 紫蘇

 新婚の正客を囲んでわいわいと話がつきないのですが、料理が出るたびに、みんな無言でぱくぱく。
 一品食べ終わる毎に、「あーおいしかった!」「鶴と船がかわいかったー」「もうなくなっちゃった・・・」「作り方教えてほしい~」「枝豆の大きさが揃ってるっ」「え? これみんな家庭菜園の野菜??」と、またわいわい。
 あっという間に懐石が終わって、お待ちかね、連客のバジルさん作成のお菓子。

主菓子は・・・
 ん???
 こ、これは。

釜でした!
【主菓子】
 なんと、釜です。
 正客のお相手は、まりもの釜も作ってくれた釜師さんなのです!
 蓋は羊羹、本体は、黒餡を胡麻と白餡で包んだもの。
 「けっこう手間がかかってね、10個くらいが限度なの~」というバジルさんの力作。

干菓子
【干菓子】 素精糖に白餡の打菓子と、ハートの寒氷。
 正客自ら「寄り添うハート」と命名。

花の札がいっぱい

 おめでたい席に、楽庵の庭は今日も賑やかでした。

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2009/09/28付記

 「楽庵」の「楽庵だより」のページに懐石料理の作り方が掲載されました。

 「和のお菓子づくり」のページに、お菓子制作中の様子が掲載されました。

 

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2009年5月24日 (日)

清雅会5月・楽庵オープン

 ものすごーく久しぶりの、清雅会です。

 そして、なんと、ついに!

 今まで茶室空間を提供してくださっていたRさんが、このたび、

楽庵(玄関)

 「貸茶室・楽庵」をオープンされたのです。

広間から八畳を見る 八畳から広間を見る

 茶室(8畳)だけでなく、
 立礼もできる広間(20畳)も含め、
 1階全部を貸し出し。

水屋と道具置き場 道具置き場(拡大)

 もちろん水屋も、

座礼棚、七事式の道具などなど

 ・・・道具つきで。

台所

 台所も。

今咲いている花

 お花(たっぷり)も用意してくださるらしい・・・。

玄関横の花

 庭も使えます。

庭

 今日は特別バージョンで、調理中の台所も公開。

煮物椀完成間近 燻製中

 そんな台所から生まれた、本日の清雅会の懐石料理です。

四つ椀
【汁】 胡麻豆腐 溶き辛子
【向付】 鰆 二杯酢 若布 パセリ

煮物
【煮物】 飛竜頭 玉葱 セリ 柚子の花芽

焼物
【焼物】 鮭の燻製

預鉢
【預鉢】 野菜の炊き合わせ 鶏牛蒡

預鉢
【預鉢】 蕗とジャコの炒め煮

小吸物
【小吸物】 梅

八寸
【八寸】 蕗 稚海老のかき揚げ

香物
【香物】 胡瓜 蕪 沢庵

 炭所望の後、 

主菓子
【主菓子】 嵯峨野路(菓匠清閑院)

 後座は、花所望・茶杓荘・流し点と盛りだくさん。

花台

干菓子
【干菓子】 白鷺宝(花見)、あやめ(鶴屋吉信)

 料理のレシピなどなどは、「楽庵」のページ↓で、近日公開予定、とのことですー。

 楽庵
  http://www7b.biglobe.ne.jp/~rakuanurara/

庭の一隅にある、手製の茶室

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2008年12月21日 (日)

清雅会・2008年12月・年納め

後におみやげ→お風呂に入りました~

Rさんの柚子がお出迎え。
やけにあたたかい、冬至です。

俵のねずみ

寄付の、俵ねずみ。
あーほんとに、今年ももうすぐおしまいなのねー。

生姜湯
【汲み出し】 生姜湯

「今日は千秋楽ってことで、みんなで囲炉裏を囲みましょう~」
と、Rさんの粋な御趣向で、初座は囲炉裏三昧。

囲炉裏に、炭たっぷり

 鍋、七変化。

ごはんと、汁と、預鉢

汁替え

焼物と、八寸

 で、鍋、変幻自在。
 それぞれの鍋から取り分けたものは、ちゃんと懐石になってます!

汁
【汁】 さつま芋 溶き辛子

文字通り、炊きたてのご飯
目の前で炊きたての、ご飯。

向付
【向付】 いなだ 柚子醤油

煮物
【煮物】 銀杏安平 ほうれん草 しめじ 松葉柚子

焼物
【焼物】 (鍋からあがってきた)海老

預鉢
【預鉢】 冬至鍋 鶏牛蒡
 冬の七種(ななくさ) れんこん・なんきん・きんかん・だいこん・にんじん・ぎんなん・ごんぼう

小吸物
【小吸物】 昆布梅

八寸
【八寸】 (これも鍋から出てきた、あったかーい)帆立 金柑

香物
【香物】 大根 人参 蕪 ヤーコン

 久しぶりに5人揃ったため、後座は広間で花月。

蝋梅・水仙・柏葉あじさい

 まずは、濃茶付花月で。

主菓子
【主菓子】
 「蝋梅」 梅月

ねずみの茶碗
 茶碗にも、ねずみ。

 今回、つたさんが「ふんぱつ、しましたー」と持ってきてくださったのは

さすが、日本橋。末富。

 末富です!

 そしたら、それはもう、菓子付花月でしょう。

末富三昧
【干菓子】 いっぱい盛りました。焼印には、来年の牛が。

 早くお菓子食べたさに、「(花月は)急ぐのよ~!」が、合言葉。

 大笑いのうちに、清雅会・本年千秋楽です。

また、来年!

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2008年11月24日 (月)

清雅会・2008年11月・囲炉裏にて

 ここしばらく、
 ぐたぐたと風邪をこじらせているうちに・・・

 Rさんは着々と清雅会の準備を進めておいででした。

野菜! 
 「いま明日の清雅会の為野菜をみて献立練り直しです
 里芋 ブロッコリー カリフラワー ちんげん菜 大根 ニンジン レタス 長葱 ホウレン草 菊 照り葉 こむらさき
 皆さんのお顔思い浮かべてあれやこれやが楽しいです」

快晴
 当日(昨日)は快晴。

煙草盆 
 日差しは、もう冬です。

 出席者が揃いも揃って風邪っぴきのため、
 初座はあったかーく「囲炉裏懐石」。

汲み出し 
 甘酒で暖まった後、

囲炉裏
 囲炉裏で、火のごちそう。

囲炉裏でご飯 
 炊きたてのご飯。

四つ碗
【汁】 里芋 溶き辛子
【向付】 鯛の昆布〆
* 鯛は、寒くないよう、ほんのり温めてありました・・・。

煮物
【煮物】 飛竜頭 青梗菜 エリンギ 柚子

焼物
【焼物】 鮭の辛味焼
* 囲炉裏端にて、焼き上がりを楽しみつつ。七味唐辛子がぴりっと効いてます。

預鉢1 預鉢1-1
【預鉢】 里芋 冬瓜 大根 蒟蒻 柚子味噌添え

預鉢2
【預鉢】 けんちん汁

小吸物
【小吸物】 柚子

八寸
【八寸】 海老 里芋

香物
【香物】 沢庵 蕪 人参 胡瓜
* 胡瓜は旬じゃないんだけど・・・、とちょっぴりくやしそうなRさん。

壺だ。 
 広間に場所を変えた後座には、壺荘り。
 紐だ紐だ紐だー。うーん綺麗。

主菓子
【主菓子】
 「栗月下」 たねや

干菓子 
【干菓子】
 「銀杏の薄氷」 白梅軒 五郎丸屋
 「柚子餅」 鶴屋吉信

 帰宅後、御同席の方から

 おいしいご飯とおいしいお菓子、お茶、
 これだから 止められないわ!

とメールをいただきました。

 まったくそのとおり・・・。

後座の花

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2008年9月22日 (月)

もう一人いる!

 昨日は、つたさんのお宅で、正午の茶事。

席入り前

 以前にもお招きいただいたのですが、
 「なんか、二度目とは思えない~」
 「いっつも、おじゃましてる気がする~」
と言い言いするくらい、落ち着く空間なのです。

寄付の煙草盆

 寄付の火入れは、温かく・・・。

腰掛待合の煙草盆

 腰掛待合の火入れも、やっぱり温かく・・・。

 迎付けも、
 懐石の準備も、
 汲出しを出すのも、
 濡れ釜をかけるのも、
 全部おひとりでなさってるのに、
 どうやったら、火入れがふたつもできちゃうの??

初座・濡れ釜

 濡れ釜は、つやっつやです。

 懐石の数々がおいしくておいしくて、
 「食べたらなくなっちゃうー」
 「でもあったかいうちに食べたいー」
と騒いでいるうちに、
 「これ全部、ひとりで作って、ひとりで運んでるのよね・・・」
ということを忘れてしまいます。

 中立で出てみると、
 腰掛待合のある玄関の戸が開け放たれ、
 まったく違う風情。

中立

 こんなやり方があるんだーと、一同感嘆。

 そして、さらに驚くべきことが!!

中立・腰掛待合の煙草盆

 火入の灰型が、替わってる。

 「ええええっ、いつの間に??」
 「だって、ずーっと懐石で、すぐ初炭で、それからお菓子で」
 「作るときなんて、ないよね??」
 3人、顔を見合わせて
 「・・・すごすぎる」
 「つたさん、実は、もう一人いる、とか?」

 後座の席入り前。

後座・席入前

 茶室横に飾られた「着せ綿」の綿が外され、
 席も、すっかり改められてました。
 中立、約10分。
 「ここまであっという間に・・・」
 「きっとどこかに、もう一人いる・・・」

 これだけ細かくご用意なさるのに、
 軽々と点前を進めながら、
 「後炭では、絶対! 輪胴を入れると決めてるんですよー」
 「炭はけちけちしないで、お客さまをお引き留めする気持ちで入れたいんです」
と、どこまでも、すとーんと明るくて潔いのが、つたさんの、ますますすごいところ。

 「月」と「菊」がテーマのつたワールドに包まれているうち、
 あっという間に薄茶も終わってしまい・・・、

 名残惜しく寄付に戻って、またまたびっくり!!

寄付

 お招きのお礼に添えた紅葉です。
 前回、桜の花びらを入れて、
 同じになっちゃうかなー、どうしよう、と思いながら文香がわりに入れたものでした。
 うわ、また泣いちゃう。

 それにしても、いつの間に??

 答え
・「中立の火入れ・・・、うーん、よく覚えてない~。あ、濃茶の拝見が回ってるとき」
・「寄付も、中立のときに替えました」

 「つたさんは、実はふたりいて、そのあたりに隠れているのかも、なんて話してたんです」
と笑いながら、もうお暇しないといけない時間。
 つたさんの手をいっぱい握って、
 「ぜひぜひ、また近いうちに!」と約束して、帰路についたのでした。

 そして、
 朝起きたら、秋。

涼しい秋の朝

 どこかに隠れているつたさんが、
 昨日の紅葉みたいに残暑を片付けて、
 本格的な秋を運んでくださったに違いない・・・。

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