清雅会・2010年9月・蕎麦の茶事
台風がどうなるかなあと思いましたが、
あっという間に、晴れました。
今日の清雅会の後座は、濃茶付花月。
どういうわけだか、花月をすると、三客の位置にいることが多い(=にじる回数が多い)ので、迷った挙句、
・・・単衣に刺繍のきものは、やめときました。
「臨時の茶事」っぽく、というご案内で、わくわく。
毎年出してくださる冬瓜(わたしの大好物!)の下には、
海老と帆立の真蒸が隠れてます。
それだけでもありがたいごちそうなのに、
続いて出てきたのは、
目の前で打ってくださる、手打ち蕎麦でした!!
ざる蕎麦に、
揚げたての天麩羅に、
なんと、つゆの味を変えて、あったかい蕎麦。
豆打蕎麦粉焼き。
枝豆を茹でて、莢から出して、薄皮を取ってつぶして、長芋と卵白を加えて蒸して、蕎麦粉をつけて焼いて、
と、途方もなく手間のかかったもの。
蕎麦湯があんまりおいしく、漬物と一緒に思わずおかわり。
やっぱり三客ばっかり引いた後座の花月は、
「あーーーっ、そこは左足だった!」
「ごめんなさい、先に棗を清めるんだった!」
とにぎやかなひととき。
おなかいっぱい、につき、夕ご飯をとばし、
ちょっこし月見酒。
今日も、いい日だ-。
* 詳細は、近日中にご亭主・Rさんの「楽庵だより」に掲載予定、とのことです。載せた以外にも料理があるんですよー。

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