カテゴリー「茶道・茶室」の53件の記事

2019年9月23日 (月)

千秋公園・宣庵

 男鹿で「ツバキ自生北限地帯」の近くを通ったので、そうかそうだよね、そりゃお茶の木もないよねと思ったけど、

 やはり、どこかでお茶のことを探さないと気が済まないので、秋田市内の千秋公園へ。

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 この階段を上ったところにある、茶室「宣庵」

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 ……道具の搬入、大変だろうなぁ。

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 時折、お茶会があるようです。

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 巨大手水鉢。きれいな水が入ってます。 

 同じく千秋公園の中にある、佐竹史料館にて。

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 湯桶の注ぎ口に覆いがついているのを、初めて見ました。

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 冬はほんとに寒いんだろうなぁ。

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 佐竹義格の和歌扇面。
 22歳という若さで亡くなったというから、これはほんとに子どもの字と推察。

* 佐竹義格と菓子についての記事を発見しました。→ 佐竹義格と嘉定の菓子(とらや)

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2019年4月29日 (月)

裏千家東京茶道会館まで

 お茶会のご案内をいただきました

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 「あー茶道会館。知ってるー行ったことある」と思っていたら、そっちは高田馬場。
 今回は「裏千家東京茶道会館」。牛込柳町。あぶないあぶない。
 この前、タモリ倶楽部で「青梅」と「青海」を間違える特集やってたけど、気付かないもんだねえ、と呑気に観てる場合じゃあなかった。

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 都営地下鉄大江戸線・牛込柳町駅、ホーム。
 改札は一か所なのでわかりやすいです。(改札で待ち合わせてもよかったのか…)。

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 改札を出たところにある案内図もわかりやすい。

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 南東口の地上に向かうエレベーター(エスカレーターはありません)。

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 階段で地上まであがり、左を見たところ。

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 茶券の地図にもあった、生花店。
 この角を左に曲がります。

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 曲がると上り坂。
 あれ? やました? と思ったら「みやした」。
 古物を扱ってるようですが、この日は閉まってました。

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 もう少し進んだ左側が「やました」。

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 目的地到着。「裏千家東京茶道会館」。
 撮影しながらのんびり来たけど、駅から歩いて3~4分くらいです。

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 地下一階、地上三階建て。

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 反対側は裏千家東京道場

 会館前で待ち合わせの友人が来るまで、時間をつぶせるようなところはありません。
 やっぱり書店はないよねー(ということで「やました」でふらふら)。

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2019年3月29日 (金)

漸草庵・内覧会

 草加市の方からご案内いただいた、「漸草庵 百代の過客」内覧会。

 「12:45から整理券配布」とあったので「ねーねー、並ぶ? 並んじゃう? 12時半くらいでいいかー」とのんきにお昼を食べていたら、
 「ねーもう並んでるー」と、12時20分に着いた友人から連絡が。

 ほんとだ。並んでる。それも先頭が見えないくらい、たくさん。

 「一回にお入りいただけるのが15名様なので、……5名様、ですね、14時半の回でよろしいですか?」

 大人気。

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 待っている間に見た、漸草庵前の広場。
 「ここ、なにに使うんだろう」「野点?」「お琴の演奏とか」「それかも」。
 いかにもできたばかりで、木もこれからぐんぐん育ちそうです。

 敷地には醤油樽の中に二畳敷、電気も引いてある(けど一般貸出はしない)「樽茶室」もありましたが、残念、あまりにも人が多くて写真が載せられません。

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 最初に案内されたのは立礼席。点て出しでお茶とお菓子をいただきました。
 今後、くつろぎ処として呈茶もあるらしいです。

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 消火栓も、すぐわかるけど邪魔にならないように納めてあります。

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 廊下から「桜の間(四畳半)」をのぞいたところ。

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 「桜の間」「小間(三畳台目)」共通の水屋。

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 障子の張り方も凝ってます。

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 「松の間(八畳)」「菊の間(六畳)」前の大水屋、

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 の前の、折り畳める棚。懐石のときに便利(!)

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 大水屋に並ぶ台所。
 料理は不可ですが、冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロ完備。
 これは使いやすい…。

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 トイレだってぴっかぴか。

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 庭のつくばいは、水琴窟。

 東武伊勢崎線「獨協大学前」駅下車、東口方面へ徒歩5分。
 駐車場もあるし、近くにいいところができました。
 (4月の完成披露茶会は完売! だそうです)。

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2019年3月 5日 (火)

お引越し・忘れもの

 つかみ羽根

 だーいぶしばらく(おそらく2014年くらいから)、ほったらかしてた「つかみ羽根」。

 羽根が激減

 あーあーあ。

 よもやここまで

 虫に喰われて、ぼろぼろになってました。
 箱炭斗の上に置いといたからいい、ってもんじゃなかった…。大反省。

 枠がずれてる

 気が付けば、水屋の襖も傷んでる。
 思えば、水屋の工事してから12年経ってるんだもんなー。

 地震もあったしなー

 さて、こちら(三郷)は。

 キャビネットの上

 阿弥陀様をお迎えして、朝夕にお線香。
 (寝かせてたく「タクバ」はなかなか便利です)。

 何が入ってたんだっけ

 思い立って灰を保管してみました。

 ひょっとして、火入れの灰くらい、できるかもしれない…。

 三郷の庭です

 殺風景な庭には、

 椿二種・山茱萸・雪柳・侘助・夏椿・連翹・姫空木・箱根空木・山吹・未央柳

 茶花がお引越し。

 忘れてたわけじゃないけど、今年のひな祭りは、

 コージコーナー

 …風邪で寝込んでたので、家人がお見舞いにおひなさまのケーキを買ってきてくれました。

 咳と花粉と、途方もなく調子悪いパソコンと戦いながら、

 今週末には恒例の「家族茶道体験」が迫っております。

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2017年9月26日 (火)

水沢・平泉・松寿庵、「駒かすみ」。そして龍泉洞

 この前、東洋文庫で小岩井農場製品をみたので、今度の盛岡行きで寄るんだろうなあと思ってたところ、

 まず行ったのは、「後藤新平記念館」に、「牛の博物館」。(後藤新平は、ボーイスカウト日本連盟初代総長ってことで家人が感激しきり、だったので、そのうち本人がどっかに書くでしょう)。

 すべてが牛に見えてくる

 通りがかりに、友人の「ここ! おもしろいよ!!」の力説を思い出して立ち寄った「牛の博物館」は、なんともシュール。

 ・・・まさか牛の系統と名前について語り合う日が来るとは思ってなかったよ。
 牛の生態、分類、交配、飼育、牛肉(内臓含む)の部位と調理法、さらに前沢牛おすすめの店、等々、とにかく牛については微に入り細に亘り詳しいのに、その他はなんともざっくり。「市内で発掘されたクジラの化石」のとってつけた感といったら、もう。
 牛にしか興味なし!の徹底ぶりが清々しく面白く、併設のレストランがつぶれてたのだけが残念至極。

 旧・覆堂

 そしてやっぱり行くのは平泉・金色堂

 ・・・ではあるけれど、本堂すぐ横にある「松寿庵」がわたしの目的地。

 積善院お休み処

 坂の途中でここかと一瞬思ったけど、

 本堂の左横

 ここでした。

 Panasonic

 裏千家十五世家元千宗室宗匠御母堂かねての素志に依ってここ関山の寺庭に松籟の音を添へたく 願を欲す
 昭和四十三年 篤志家松下幸之助氏浄財を寄せ工を起こし茶室を設らふ
 時に金色堂修理落慶の春 名づけて松寿庵と号す 久しく参拝の人の心を潤されんことを稀ひて 記す 山主 春聴

 

外観

 躙口より

 床

 立礼席より

 天井

 立礼席

 お茶は、立礼席で点て出し。

 ひとつ140円

 抹茶とお菓子で千円也。三人でさんぜんえん(・・・)。
 それにしても、このお菓子、おいしい。
 「奥州市にある、後藤屋さんの、「駒かすみ」です」

 後藤屋
 
 教えてもらって、再び水沢へ(後藤新平記念館も奥州市水沢区)。
 「駒かすみ」だけじゃなく、「明がらす」も「麦つき節」もおいしかったー。

 翌日。

 盛岡市玉川区

 山を越えて(耳が痛くなった)、

 岩泉町

 去年の台風でたいへんなところを通り、

 龍泉洞内部

 復活の龍泉洞
 (台風時は、龍泉洞の中から水があふれだしてきたそうです)。

 第三地底湖から

 砂丘と鍾乳洞は大好きだけど、
 この急階段は相当怖い。

 龍泉新洞科学館といいつつ、しっかり鍾乳洞

 出口で「今の全部、この岩の中、だった」と当たり前のことに気付くと、尚更怖い。

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2017年7月27日 (木)

意志あるところに道は開ける

 新宿から小田原行きの電車に乗るだけで、なんだか観光気分。

 電車でしゃべってるとあっという間、
 駅からタクシーでぐるぐると坂をのぼり、
 お茶の大先輩が引っ越されたというお宅は、

 1階の窓から、ゴーヤときゅうり

 窓から緑がいっぱい。

 テレビがなくソファがなく、
 白い壁に木の家具、
 本がいっぱい、窓から光がいっぱい。

 「ほんとに、別荘みたいですね!」
 「静かで居心地がいいーーー」と騒いでいるうちに、

 「簡単なものだけど」

 烏賊。かじきまぐろ。茗荷。枝豆。蒟蒻。

 ……どこが簡単……?。

 お豆腐あげ。おくら。遠くにもずく。

 「生活クラブ(生協)のもの、ばっかりよー」

 確かに、見慣れたものがそこここにあるけど、
 明らかに、自分で作るのと、違う。

 海老。茄子。

 「生活クラブの海老。これはLサイズ」と楽しそうにおっしゃって、こんなおいしい煮物碗。
 「いい魚屋さんが見つからない」とぶつぶつ文句言って、わたしはなんにもしてないよなー。

 葛焼きの焼く前

 青紫蘇ごはんや漬物や、たくさんいただいた後、
 バジルさんがお持ちくださったお菓子は、水羊羹のようにすぐ消えず、しっかりもっちりおいしい。葛焼きの焼く前、実験菓子よーということなので、バジルさんのブログが更新されたらリンクします。→ バジルさんの記事「葛蒸羊羮を持って、森の中のお家へ。」

 2階の窓から

 2階からの眺め。
 確かに住宅地の中なんだけど、緑しか見えない、不思議な空間。

 2階の六畳に置炉で真之行台子のお稽古までなさる、という話をきいてから、ずーっと拝見したかった2階の和室は、知恵と工夫に満ちていました。

 廊下に茣蓙をしいて水屋。
 収納棚にキャスターをつけ、お稽古の都度引っ張り出すと水屋棚。
 規則どおりではない畳の縁には、カバー。
 「今のお弟子さんたちはもうわかってるから、畳の敷き替えまでとりあえずがまんしてもらってるの」

 引っ越しの日から2週間(!!)*で、お稽古再開されたそうです。

 「置炉だしね、前のところから遠くなっちゃうし、他の先生探すわよ、って言ったんだけど、みんな来てくれて」
 やるという決意と努力さえあればなんでもできる。

 とにかくすごい坂の町

 帰宅後、メールをいただきました。

**

 私のお茶事の始まりは20代の頃先輩のマンションでの様々な工夫を体験したことです。
 頭の固い私は、先生のお茶室でのお茶事しか考えられませんでしたが、
 つくばいの代わりにおしぼりが出て・・・。
 お茶室がなくてもお茶ができると感動したことを思い出しました。

**

 意志あるところに道は開ける(Where there's a will, there's a way.)

 という言葉をかみしめているところです。


*2017/7/28追記
 当初、引っ越して2ヵ月経たないうちにお稽古再開、と書きましたが、正しくは「引っ越しの日からお稽古の再開は2週間」とのことで訂正します。2ヵ月と2週間、スケールが全然違う・・・。たいへん失礼いたしました。

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2015年6月 1日 (月)

2日目・小松(まずは玄庵)

 2日目、朝。
 金沢駅の写真でよーく見る、鼓門は、近寄るとこんな感じ。

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 中にがっちりした鉄骨が見えます。

 さて。
 金沢駅から今回の目的地、小松へは普通電車で30分、500円。
 埼玉県民からすると、「30分=近い」という感覚。
 (もっとも、「ボタンを押して、自分で電車のドアを開閉する」のは新鮮)。

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 小松駅前。
 広々とした、歩きやすい道でどこまでも散歩できそうだけど、

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 芦城公園をふらふらしてるだけでも気持ちいいんだけど、

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 目的は、そこじゃない。

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 ここ。「仙叟屋敷ならびに玄庵 一般公開と呈茶」。

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 「お気軽にお入りください」(呈茶料:500円)。

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 玄関から寄付、畳廊下を通って、
 すぐ広間へ。
 点て出しで、おいしいお茶とお菓子をいただく。(お菓子については改めて)。

 「埼玉から、「淡交」の記事みて来たんです」と話すと、
 「ええっ!? また、ずいぶん遠くから」と喜んでくださり、「そりゃあ、中を説明してもらわなくっちゃ」と、案内の方に話をしてくださった。

 「まあ、ほんとにおいでいただいて、ありがとうございます」と、案内の女性も嬉しそうにどんどん見せてくださる。「写真? どうぞどうぞ。ブログ掲載ですか? 人が入らなければだいじょうぶです」。

 ということで、

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 【玄庵】「仙叟好み」の趣を、茶道裏千家十五代家元鵬雲斎千玄室氏が現代風に設計されたもの。(パンフレットより)。

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 床がふたつある。

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 台目床。床柱は栗材。
 北山杉の床框にある凹み(エクボ)は、七つ。
 「エクボは奇数と決まっているんですね」。

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 壺床。(前田利家が仙叟に茶壺を贈ったことにちなんで、壺が置ける構造)。
 床板は赤松の一枚板。床柱は皮付赤松。下地窓の内側に掛障子。

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 釘箱棚(裏千家・無色軒にある釘箱棚の写し)は、取り外し可能。
 底板が桐で、そのほかは赤杉。

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 貴人口と躙口。
 「この躙口は、現代人の体格に合わせたり、鎧をつけても入れるように、やや大きめになっています」。

 設計施工は中村外二氏。
 「銘木をふんだんに使ってあります。鵬雲斎大宗匠もいろいろ注文なさって」。
 「畳も小松のイ草を使ってます。小松特産のイ草は太くて短いので、田舎間に使うんですが、ここは京間なので、一年がかりで背の高いイ草を育てて、京都の職人に仕上げてもらってます」。

 さらに、「総工費は約1億8千万、つくばい周りの工事なども入ってますけど、そのうちの約3分の1が玄庵に使われてます」とさらり。

 ここで改めて、さきほどお茶をいただいた広間へ。
 (玄庵と広間はつながってるけど、関係者以外は外を回る)。

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 十二畳半の広間。

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 床柱は北山杉の天然物の、縮緬絞り。
 (人工のものは絞りが浅く短い、そうです)。
 富山から、やはり「淡交」の記事を見ていらした方々とともに、ほほぉと眺める。
 
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 天井板は九州の赤杉で、床脇、床の間、琵琶棚遠しの一枚板。
 (これ1枚で、300万、とか)。

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 十二畳半の広間と十畳の広間を仕切る、襖。京唐紙の布袋桐模様。(後で知ったけど、室の大きさにより桐模様の大きさが変わってたらしい)。
 欄間は捻り梅。
 障子は美濃手漉き和紙、京都の職人による「石垣張」。

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 十畳の広間の壁床。

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 つくばい。
 手水鉢(滋賀県江州石)
 前石(能登滝石)
 湯桶石(富山神通川石)
 手燭石(木曽石)
 後石(能登滝石)

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 露地門。
 石置き屋根(仙叟が京都裏千家の腰掛待合の屋根に取り入れた)。
 手前に見えるのは花岡岩(みかげいし)。

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 外露地。
 手前の四角は、大炉野点用。中抜けの平石(戸室石)。
 赤戸室石を横に並べて、大寄せの茶会ができるようにしてある。

 ・・・もちろんこれ全部覚えてきたわけじゃなくて、
 展示資料も、どうぞどうぞと写させてもらえたのです。
 後で気付いたことも多数。よく拝見すればよかったよー。

 と言いつつ、なんとも居心地のいい空間を、
 「どうぞごゆっくり」のお言葉に甘えて、ずいぶん長く堪能しました。

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 「小松に来たら、また絶対、うかがいます!」と幾度もお礼を言って、
 帰りがけに、玄庵のにじり口を違う角度から。

 ここでのお茶会がいっぱいあって、いいなあ、小松市民。

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2015年5月31日 (日)

1日目・金沢

 金沢駅・西口

 5月29日22時。金沢駅(西口)到着。
 ちょろっと金箔も見えて、おしゃれねえ。

 ホテルまで歩く途中

 よくわからない構造物もおしゃれな気がする。

 バスだらけ

 翌朝。
 15年ぶりくらいの金沢だけど、「香林坊」に行けばなんとかなる、というのは覚えてる。
 バスがぞろぞろ走ってる香林坊。

 閑散

 ・・・なんだけど、買い物目的で行った竪町通りが、閑散としてる。
 たくさんお店があった気がしたけど、こんなだったっけ?

 とにかくあちこちで工事中

 工事中の建物も、やけに目につく。

 ようやく、買い物したい店発見

 てくてく歩いて、金沢21世紀美術館前の、クラフト広坂へ。
 こういうお店を探してたのよー。
 たっぷり眺めて、ちょこっと買いました。

 ハートランドだ、わーい

 お昼近くになったので、
 「美術館で食べると間違いない」の法則に基づき、21世紀美術館の中で食事。
 無料エリアにあるカフェは、外がよーーーく見えて、すこぶる快適。

 例のプールも上から見たけど、見たかった展示は、これ。

 「平成の百工比照-技と素材の一大標本、金沢の工芸振興の系譜-」

 ・・・これがすごかった。
 無料エリアでの開催だから、まあ、そんなにないだろうと思ったら大間違い。

 例えば、染織コーナー。
 
 【一位・絹(Al)・絹(Fe)】
 つまり、輪切りにした一位の木の標本・アルミ媒染の絹糸・鉄媒染の絹糸。
 これが並んで箱に入って1セット。
 蓼藍生葉、五倍子、紫根、コチニール、などなどなど、初めて見る現物が、文字通り壁一面に。背高泡立草から、こんな穏やかで淡いベージュが出てくるとはねえ。

 材料はもちろん、科布から化学繊維の「天女の羽衣」まで布見本もずらり。

 漆工コーナーでは、「研出蒔絵工程見本」「高蒔絵工程見本」「平蒔絵工程見本」が壁に並び、
 陶芸コーナーでは酸化焼成と還元焼成の見本が酸化銅の割合毎に、結晶釉、マット釉、透明釉、乳濁釉と並んで、その上、色見本が・・・、

 つまり全部がこの調子で、どうして、これだけ短い期間(2015/5/21~5/31)の展示なんだろう、勿体ない!
 巡回してくれればいいのに、図録売ってくれればいいのに、と思いながら眺めてました。
 周囲にも、一心にメモとってる人がちらほら。

 山宇亭
 
 足も脳もへとへとになったけど、
 美術館の敷地に「茶室」があるとわかったら、見ないわけにはいかない。

 土縁
 
 立礼席

 金沢21世紀美術館の無料エリアがあまりに充実していて、 その後の石川県立美術館(やっぱり仁清の雉香炉を見たい)、石川県立伝統産業工芸館の記憶は・・・。

 ああでも、石川県立美術館のカフェは10分~20分待ち。「まれ」の製菓指導もしている辻口博啓氏のお店だそうです。

 この向こうが兼六園

 引き続き、兼六園には目もくれず、人がぎっしりいるらしい茶屋街も武家屋敷もパスして、たぶん三万歩くらい歩く。

 わからん

 だって、バスの表示が錯綜して、なにがなんだかわかんない!
 いろんな会社のバスが行き交ってるけど、なまじ「一日乗車券」を買ってしまったので、乗れないバスがある。
 行き先が比較的わかりやすいシャトルバスには、観光客がぎっしり、乗降口のステップまで立ってる。げんなり。

 ・・・とりあえず一度戻って、金沢駅構内の「あんと」でなんか食べよう。そうしよう。

 そうそう、昨日の晩かっこよかった構造物は、

 これもわかんない

 朝になって、違う角度から見るとこんな感じ。(結局なんだかわからなかった)。

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2014年2月26日 (水)

ひなまつり・2014(組立と下克上)

 茶室というものは、
 基本的に空き部屋なので、
 いざというときに、たいへん、役に立ちます。

 そんなこんなで、今季の炉はふさいだままにしましたが、
 (釜は、お茶の先生のところで炉開きに使ってもらい、一安心)
 ひな飾りの場所は確保。

 場所を確保したら、

 両手に余る幅。そして重い。

 ・・・段を、組まねば。

 複雑怪奇

 かように複雑な構造になっているのには理由があり、

 「最初はね、一段かと思って、そして届いたら五段だった。で、その次の年にもう二段届いたから」

 つまり、五段飾りが届いた後に、二段分、ひな道具が届いた。
 そこで最初の五段に、父が二段分を継ぎ足した。しかも、最初の段の箱に収まるよう工夫して。

 「しかしすごいねえ、後から追加ってのができたんだね。しかも同じ模様で」
 「そうだねえ。(札幌の)五番館だよ確か。おばあちゃんががんばってくれてね」

 苦闘の印

 背中のばってんが大事

 震度4に耐えられないかも

 とにもかくにも、段が完成。

 「しかしよくやったよ。八畳一間に三人で、こたつ切ってあって、家具もあって、それでもなんとかおひなさま飾ったんだもん」と述懐する母。

 そしてこれからが忙しい。

 「あれ、烏帽子の向きどっちだっけ」
 「どっかで確認してるよ、ブログに載せてある
 「そーだそーだ、あっ、岩田さんの兜だ! 可笑しいーー」
 「あーーーっ、じーさん(随身)の烏帽子、かぶせんのたいへんなんだから! ちょっと笑わせないで! あーもうっ、将門になっちゃった(=首が飛んだ)よ!!」

 「そういえばさ、ひとりでじーっとしてるかと思うと、なにかしらやってたよね」(姉は"小さい頃"話でわたしをちゃかすのが大好き)
 「あーはいはい。鏡台や長持に、りかちゃん人形の服詰めたり、茶道具の柄杓とったり茶筅ひっぺがそうとしたり
 「下克上とかいって、おひなさまのところに三人官女おいたりしてた」

 と、突然姉が笑い崩れ

 「あ! 間違っちゃった!」

 下克上

 随身が、お内裏様のところにいる。

 「下克上やっちゃったよ!」

 今年のおひなさま

 どうにか今年もおさまりました。

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2009年3月13日 (金)

収納続き・箱完成

 箱ができましたでスー。
 (最近、NHK教育テレビ・ピタゴラスイッチの「スーのうた」に夢中)。

茶碗の紙箱
 右・14センチ×14センチ×9.5センチ
 左・18センチ×18センチ×9.5センチ
 *いずれも、蓋まで入れた寸法。

箱の中敷

 ついでに中敷も注文して、

茶碗の紙箱・中敷入り

 中敷の下だけ、箱に入れると、こんな感じ。

 100円ショップにも箱はありますが、
 なぜにまたわざわざ頼んだかというと、

押入れ収納はFitsケース!

 この、押入れ収納・Fitsケースにぴったり入れたかったからなのです。

大+小
 幅39センチに大・小を並べたところ。

大+大
 幅44センチに大ふたつを並べたところ。

大・小みっちり大だけみっちり
 ぎっしり詰めると、こんな感じ。

 幅39センチに大7個、小9個。
 幅44センチに大14個。

箱の中は箱だらけ 

 この段ボールの中も片づけないとねー。
 春の大掃除でスー。

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